洞川温泉・御手洗渓谷 2003.11

 一月以上も毎週出かけていると、疲れてくるし行くとこなくなるし。
でも飽きずに旅立ちました。

今回の目的地をこのあたりに定めるにあたり紆余曲折があり、
出発当日の朝まで思案してました。
決め手となったのは、近鉄で拾ってきたパンフレットでした。
これ一枚を持って二週連続、吉野へ向かって足を伸ばすのでした。


 談山神社


紅葉で有名な談山神社。
どうせ向かう方向にあるので、寄ってみる事にしました。
実はここも前から一度行ってみたかったところでした。
毎年11月3日には蹴鞠祭りが行われます。



重要文化財の13重の塔。
木造13重塔としては現存唯一のもの。




本殿。
日光東照宮のお手本となった建造物です。




黄金色の絨毯の上ではしゃぐ子供たち。
若いもんは元気やのぅ。
年寄りも元気でしたが。。



藤原鎌足公画像。
大化の改新の談合を本殿裏の談(かた)らい山でおこないました。
そこから「談山神社」となったそうです。




ちっ。
まだ微妙に紅葉全開とはいきませんでした。。


 


黒滝・森物語村
吉野路309(道の駅)には空腹を満たしてくれるものがありませんでした。
そこに「釜飯・森物語村→」の看板。
先週も釜飯やったけど、まいっかー。と向かいました。
いろいろ釜飯の種類があったのですが、
今回は写真の通り(?)松茸釜飯1000円をチョイス。
お吸い物、小鉢などセットやし素敵です♪

猪鍋定食1900円も捨てがたかったんですが、昼から鍋てのもねー?
しかも一人鍋。


洞川温泉

 温泉街なので、まず宿。それからお土産屋。あとは飲食店。
普通はこれくらいで温泉街が形成されるのですが、
ここにはあと一つ、メインとなりうるものがあるのです。
「陀羅尼助(だらにすけ)」店。
 これは行者が古くから使用する薬で、腹痛に良く効くそうです。
かーっ!買ってきたらよかったーーーーーー!!!!と、非常に後悔しました。
¥500
どうも奈良県内でも売ってないようなのです。
しかも非常に良く効くとのこと。
これはまた、買うためだけに行っても無駄ではないな、と思いました。


洞川全景です。
名水流れる洞川沿いに旅館が立ち並んでます。
旅館といっても、部屋数10ほどの小さな旅館。
いい雰囲気です。




「宿 花屋徳兵衛」
ここのお風呂にお世話になりました(?)
この時間帯、おすすめの風呂でないとのことだったのですが、
「NO!」とは言えない日本人なのでご厄介になりました。
500年の歴史をもち、洞川では一番の老舗だそうです。


んでそのお風呂。

「後鬼の湯」
貸し切り状態で非常にゆっくり出来ました。
風呂がイモ洗い状態てのは、どんなにお湯がよくっても入りたくありません。
この少し前に、鍾乳洞を見るため山登りをしたため、
汗だくだくでした。

すっきし。
ほかほか〜♪
¥500也


ちなみに「洞川温泉センター」という公衆浴場があったのですが、
近くの駐車場をみると人多そうで止めました。
観光案内所で立ち寄り湯のできる宿を聞いて、
先ほどのお湯を堪能したわけです。

他にも立ち寄りできる宿のお風呂があるみたいなので、
もしまた行く機会があれば違うところも行ってみたいです。




「龍泉寺」
大峯山第壱の水行場があります。




木々の色が静かに水面に映ります




名水百選のひとつ、「ごろごろ水」。
ま、たいしたことないです。




洞川はもう秋。



御手洗(みたらい)渓谷

 洞川に行く前にこの渓谷を散歩しようとおもっていたのですが、
ここへ行く道がわからず、温泉に浸かった後になってしまいました。

あとでわかったのですが、ここの渓谷沿いの道が渋滞することがあるそうで。
結果的に人の少ない時間帯に行くことになってよかったです。


巨岩がごろごろ。
対岸には遊歩道が続いています。
聞いたところによると、そう厳しい道じゃないとのこと。




岩、でかっ!
見通しもいいので、美観に圧倒されます。




クライマックスです。
つり橋が2本かかる縦に伸びる渓谷。
岩、滝、木々、橋。



 
絵に画いたような風景が目の前に存在します。
でも、もーちょっと紅葉しててもよかったかなー。




紅葉と滝。
秋だなぁ。




柿の露店。
おばちゃんにサービスしてもらいました。
せんきゅー!



富有柿が今回の収穫です。
でかい柿、11個で1000円也。
うちへのいいお土産になりました。

ばっく


 

 最後に天の川温泉で温まってきました。
こちらのほうが、洞川温泉よりは温泉っぽい泉質でした。
ヒノキの湯船の内湯と露天の岩風呂の二つがあります。
ただ公共の湯ということで、脱衣場から人だらけでした。
途中で空いてきたので、時間帯によってはくつろぐのは厳しいかもしれません。

 風呂に浸かっているとゆっくりできるお湯でした。
外の夕暮れも山の端がなんとも。。
満月が見える角度でなかったのが残念。