2004.11 第4日目


シエナ  → ピサ



 さて。
旅もそろそろ半ばにさしかかろうという頃。
イタリアの気候、味にもなれてきました。
今日はちょっと噂のトスカーナ地方へ旅立つということです。


 さてバスに乗り込んで、っと。
ホテルの近くにハイウェイの入り口があるので、そこから高速移動となるようです。
朝8時半ごろということでイタリアでも朝の交通ラッシュ時でした。
車が多い多い。
 イタリアも日本と同じく自動車の国だそうです。
日本と違うのは、まず少々のキズ、ヘコミは気にしない。
汚れも気にしない。
ホコリだらけの車をあちこちでみかけました。
マメに車を洗う日本人が考えられないでしょうね。
 んで、狭い縦列を平気でこなす腕。イタリア人は運転が上手いそうです。
若いお姉さんとかでもかるーく車を転がしています。サマになってました。
しかし、キズなどはあまり気にしないので縦列の前後の車にガン、ガンとぶつけて出て行ったりするそうです。
ワイルド〜。

 あと、車を操ることが好きだそうです。
自分の手足のように自在に動かせるのが楽しいんでしょうね。
よってオートマではなくマニュアルが主流なようで。
考え方がかっこええですね。

余談はさておき。。

 
ハイ、高速乗ったとたん渋滞。


原因は事故のようでした。
かなり時間、推したっちゅーねん!!






なんかのどかで心和みました。
このあたりは起伏はあるのですが激しくなく、
なだらかな丘が続いてるといった感じでした。






牛、おるんちゃうかな?
昼寝したいのぅ。。





シエナ

 トスカーナ地方にある古都シエナ。
中世、銀行業を中心に栄えた都市です。



ローマ帝国の建国者は狼に育てられたそうで。




ドゥオーモ

このドゥオーモ、建築途中でやめたらしく、
本来はもっと大きいのを作る予定だったそうです。
(この写真の右に大きな壁がありました。)
十字状に広げるつもりだったそうで、この端が「十」の左端だそうで?




シエナ街中

地面は石畳。
アップダウンが多く、歩くと疲れます。
基本的に車両は通行禁止。
バスを町外れの駐車場に停めて歩いて行きました。
道の両サイドの店を外から覗きながら歩きました。
夢中になりすぎるとおいてかれるので注意。





「カンポ広場」

世界一美しい広場だと言われています。
「マンジャの塔」ののびる「プッブリコ宮」を底辺に貝殻上に広がっています。
この広場の写真、灰色の部分を使ってレースが行われるそうです。
広場周りの建物は、その時期、多くの人で賑わうそうです。




つーことで、「マンジャの塔」に上ってみました。


360度、シエナの古い町並みの向こうにトスカーナの草原が広がります。
グルグルグルグル上っていったかいがありました。
102mを上る為にかいた汗も、涼しい風のおかげで心地好いものとなりました。





ピサ

 小さい頃憧れていたピサの斜塔。
まさか自分の目で見られる事が出来るとは思ってもいませんでした。
 イタリアは昔、小さい国が幾つもあったんですね。
日本でいう戦国時代みたいな。
ピサは強い力を持っていた時期があり、その力を示すために斜塔を造ったそうです。


 ピサに向かい始めた頃から雨がこぼれてきました。
ピサに着き、駐車場から降りる頃には大粒の雨が。。

降りると親切にも黒人の方々がカラフルな傘(ゴルフ用っぽいの)を売りつけてきます。
こちら、折り畳み傘とカッパで対応。
メンバー中一人カッパだったので、集中的に傘を勧められてきました。
いらんっちゅーねん!カッパで十分。



ドゥオーモ広場

手前から「洗礼堂」、「ドゥオーモ」「斜塔」。
ドゥオーモとは教会みたいなもんです。


雨は相変わらず降り続き。。



雨宿りのつもりでここに入りました。

ドゥオーモ内部


正面にはイエスキリストのモザイク画。


ガリレオが振り子の法則を思いついたといわれるランプ。

実際はこれより前のことだったそうですが。




ピーサのしゃーとーぅ。って感じで。


やっぱ傾いてます!

この塔、オール大理石で重量がものすごく、
よって地盤が沈下して傾くそうです。
数年前まで倒壊を防ぐ工事が行われていました。

登るのは予約制で。


ばっく