2004.11 第2日目 ミラノ


 1日目の移動の疲れと、イタリアに着いた興奮で寝られないまま迎えた寝不足の2日目。
朝食をたっぷり摂り、まずはレオナルド・ダビンチ作「最後の晩餐」、
で有名な「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」へ向かいました。
朝早くに予約してあったのですが、お茶目なバスの運転手さん、ミラノの街をぐるぐるうろうろ。
道行く人の尋ねては、あっちへこっちへ。
見学は時間厳守!果たして間に合うのかー!!??


最後はバスから教会まで早朝ダッシュとなりましたぜ。



「サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会」
入り口では現地のガイドさんがやきもきしていました。

(イタリアでは、団体がプロのガイドさんと一緒に回らなければ、罪になる観光地が多くあります。
さすが観光の国、イタリア!)




「最後の晩餐」


教会内部に差し込む光も考慮され描かれた画です。
この頃、多く描かれたフレスコ画ではありません。
ダビンチが実験のため、新しい材料で描いたのだそうで。
この画のぼんやり感は独特のものでした。



ドゥオーモ Duomo

 「最後の晩餐」を見学した後、このドゥオーモに参りました。
圧巻。イタリアのすごさを見せつけられました。

 
外観
まさにゴシック建築(?)





像が数多く外壁にちりばめられています。
遠めに見たら小さいのに1m以上の大きさがあるそうです。
ドゥオーモの先端はマリア様で、戦前はミラノでこの高さ以上の建物は禁止されていたそうです。





ドゥオーモ内部。
記念撮影は禁止です。
内部に入るのも、簡単なチェックがいります。
円柱の大きさ、ステンドグラスの輝き。天井の高さ。
これが宗教というものか!
荘厳さに圧倒されました。
イタリア旅行で一番のインパクトだったかもしれません。




ステンドグラス

こんなでかいステンドグラス、見たことありませんでした。
この写真以外にもステンドグラスは何枚かあるのですが、
そのうちの2枚ほど少し明るいやつがあります。
この明るさは人工着色料を使っていて、
陽の光をあびるとどんどん明るくなっていくそうです。
1000年後が楽しみだ?




ミサの時にはこの椅子が埋まるのでしょうか。
両サイドには巨大な絵画がずらりとかかっていました。




大理石の床
色によって大理石の種類が違うそうです。
故に、一番やわらかい白色の部分が少しくぼんでいます。




ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリア

 先ほどのドゥオーモから少し歩いたところにあるアーケード。


プラダ本店

思い切って開店早々を物色してきました。
ブランド物にはさほど興味はありませんでしたが、いい経験になりました。
まぁ、店員さんには相手にもされませんでしたがね。。




アーケードにあるバールでちょいとお茶。
本場(?)のウェイターさんに注文。



エスプレッソ 4.5ユーロ

味は雰囲気も含めて最高でした。
ここではチップを払うのかどうかで散々悩んだり。
結局、少し置いていきました。




スフォルツァ城

イタリアのお城です。
お城マニアにはたまらんでしょう。
周囲を壁がぐるりと取り囲んでいます。




さて次、行きますか。




ばっく