硫黄岳 2008.10

 この秋、第二弾。
今回の天気予報は抜群であったが、同行予定の連れが欠航。
とりあえず家に帰って、目覚ましをセットし寝ることにした。
そして起きたのはセット時間より早い、1時台。
それから布団でモヤモヤしながら、2時には起きてみる。
ここでも行くかどうか迷いながら支度を始める。
そして迷いながらも車に乗り込む。
迷いながら高速に乗り込む。
迷いながら名神、中央道と歩を進めることになった。
「いこかもどろか」の決行であった。


 迷いの中、八ヶ岳へ



尾張一宮PA


ただいま5時前、パンを購入。
寒いわー。





霧が出てきた。



駒ケ岳あたりで濃霧。
もう明るいはずだが、またしてもヘッドライト走行となる。
しかし天気の予感。





諏訪湖SA


ただいま7時。
ここまでこれただけでも感動。
トイレにしばらくこもり、その後モスでハンバーガーを購入。朝食とする。






林道を疾走。


道に迷うことなく、林の中を走り目的地へ向かう。
このあたりは緩やかな上りで、別荘地となっていた。





未舗装路分岐


現在8時。
ここを右に入っていく。
ここから2、30分ダートを走ることになる。
ここのデコボコは嫌らしい。
油断してスピードを出すと、恐ろしいことになるだろう。






桜平駐車スペース


登山口から少し離れた奥に駐車場的なとこがあるらしいが、
よくわからないので、なんとか端に停める。
タイヤが滑り、悪戦苦闘の末駐車。
さあ歩くでー。
ここまでで5時間半以上のワンマンドライブ。
フー。


  硫黄岳




夏沢鉱泉


歩いて間もないため、スルー。





紅葉は終わり


水面に赤色が映っている。





オーレン小屋へ


落ち葉のじゅうたんを歩く。
日差しが出ているのでまぶしい。





オーレン小屋


今夜の宿の打ち合わせをしている客も居た。





オーレン強清水(ごわしみず)


帰りに少しいただく。
まあ普通?
ルートを左、やまびこ山荘側にとる。





やまびこ山荘


どうやら人はいない模様。
オーレンからここまではたいした登りはなし。
ただここからの角度は著しく険しい。





霜柱


日陰には霜柱が出来ていた。
前回の唐松岳でもあった。
今回もしっかりふませていただいた。
小さい頃は良く見たが、最近は全然見かけない。





峰の松目


左の山である。
オーレン小屋も見られる。
遠くに穂高や槍の穂先も確認。












爆裂火口跡


今回はこれが一番見たかった。
火口の横を歩くルートとなる。





頂上近く


登りは急なほうだが、経ヶ岳に比べれば全然楽。
景色もいいし、簡単に進んでいく。
左に火口跡。







11時、頂上着。


ネットで見たとおり、広く平らな山頂である。
しばらく四方を歩き回って眺めを楽しむ。





八ヶ岳主峰


赤岳や阿弥陀岳、大同心がはっきりわかる。
遠いなぁ。





お昼


あの景色を眺めながらの昼食とする。
逆光で暑いくらいよ。





東面

爆裂火口跡。
淵は歩けるのだろうか?
覗き込むのも怖いのでそれは却下。





北八方面


同じくらいにあった山が目線より下になっていた。





西面


北アルプスの面々がはっきりとわかる。
ガスも出てきたようだ。





横岳への道


本来は横岳まで行って帰ってくる予定であったが、
帰りの体力面も考え「いつか」にとっておくことにする。



さあ帰るかー。




頂上方面を見上げる。


素晴らしい青だ。
白と青のコントラストがあのチームを思い出させる。
この空を見にやってきたのだよ。





無事、下山。


まだまだお昼時だが日陰だとちょっと心細い感じがする。
紅葉がきれいであった。





帰路


ダートに揺られながらも撮影。
何度か対向車とすれ違いながらの帰還となった。
やはり紅葉は光が当たってナンボですな。






中央道は西日との戦いであった。
まぶいよ〜?




 当初、一人で行くなら諏訪のSAで前夜泊のつもりであった。
しかしだらだら、いつもどおりの時間の遣い方をしてしまい、結局一番しんどい行程となってしまった。
一人ドライブ、日帰り信州。ダート、寝不足、山。
山の行程や風呂、晩飯も削り、19時には家に着いていた。
よー帰ってこれた、とホッとしつつ感謝感謝。
高速だけで往復9000円は痛いがなー。

  


 
 硫黄岳タイム

駐車スペース 夏沢鉱泉 オーレン小屋 やまびこ山荘 硫黄岳山頂
8:40発 9:00 9:40 10:05 11:00着
硫黄岳山頂 赤岩の頭 オーレン小屋 夏沢鉱泉 駐車スペース
11:40発 11:50 12:30 12:55着 13:05発 13:20着

 上り:2時間20分
 下り:1時間40分

   感想:コースどりはこれがいいと思った。行きに早く樹林帯を出てしまい、登りは景色を楽しみながら登る。
帰りは樹林帯を我慢しながら下る。そうきつい登りもないので、比較的楽に八ヶ岳を楽しめると思った。

 

 

 

 

 

ばっく