御嶽山 2004.09

 久しく出ていなかった旅。
今回のはまさに「旅」と名付けるにふさわしいものとなりました。
ずばり、登山。
いままでになかったストイックなまでに己に挑戦する過酷な旅。
果たして無事に帰ってこられるのかー?
いやさ、登り切る事が出来るのか!?
絶景写真とともにお楽しみください。


 


高速を飛ばし、19号線を北上します。
それから御岳スキー場をぐるぐる登って登山口に向かいます。




今回は「田の原」から登ることにしました。
この写真では霞がかっていますが御嶽山が奥に聳え立っています。
さあ登るぞ!
と、駐車場に着いてから皆が登っていく中、あれこれしているうちに15分が経過。
これで明るい内に帰ってこれるのだろうか。。




こんな感じが始まりです。
最初は砂利道。
晴れていたら奥に御嶽山。




登山途中。
下、奥の方にちらっと建物らしきものが。
あそこから歩き始めました。
しかし、ここでまだ半分いかず!




別アングルで。




上に上がるにつれ、岩がごつごつゴロゴロ。
麓はすでに雲の下です。




「一口水」
ちろちろと水が湧き出ています。
汗、だらだらの顔もすっきりしました。




登頂、そして・・・

 


王滝頂上
とりあえずの頂上です。
ここから剣が峰まで後、600mほど。




ちょうど、これくらいの距離です。
すでに植物の姿は見えず。
地獄絵図です。




そして・・・
ヴィクトリーロード!
えっらい綺麗な階段で驚きでした。
すでに20人ほどの登頂完了者達が。
しかしここまで来ると、この数十段の階段すら登るのが億劫になっています。
はよ登れ、自分ー。




標高3076m。
地に足つけた最高点です。
登山口から距離にして約3700m、高低差約1000m。
10時半に登り始め、13時に到達しました。





頂上の空。
晴れ晴れ。
御嶽山は登りきりました。
一つの自信となりました。
さあ、これからがんばるかー。




「タイムリー」で買ったこの399円の「のり弁」がうまい!
最高でした。ほんま最高。。
他の装備は、お茶1L、紅茶500ml、カメラ、ヤッケ、キャラメル、スナック菓子。
服装は・・・まあ普段着です。



にしても、サムー!
3枚着ていても震えるくらいの寒さ。
100mで0.6度下がるらしいので、一桁気温は間違いなし。
そら皆さん、火をおこすってなー。





下山・・・・・・



さあ下山です。
とりあえずは王滝の頂上を目指して下山開始。




王滝にさしかかる時、持っていった地図をふと開く。
ここから少し歩くと「奥の院」・「地獄谷展望台」があるとのこと。
地獄谷・・・気になるやん!

ということで、行く道を探したのですが見つからず。
この場所、毒ガス(?)で手足の先が痺れてきてやばいです。
ということで、いったん避難。




王滝頂上にて撮影。
こんなところにも花が咲くんですねぇ。
岩ばっかり見てきた目に良い保養。




気を取り直して道を探し当て、地獄谷に向かいます。
木が炭化しているのか?真っ白です。




ちらと遠くの山々、空が見えたり。
気分爽快です。



んで、




地獄谷(?)
回りもそれっぽい雰囲気で、手足の痺れも最高潮。
どうやら御嶽山の火口のようです。
岩肌が茶色でなく灰色になっています。
すげーです。



さすがにこちらに向かってくる登山家の人たちはみかけませんでした。




別角度から。

火口っぽいところ以外からも白い煙が漏れていました。
寿命は縮まったかもしれませんが、本当にいいものを見ました。
まさに大自然!




下山したところで、キャンプのスタンバイをしている年配の夫婦がおられました。
かなりの御岳通で、いろいろな御嶽山を登っているとのこと。
今回は次の日のご来光を見に行くと言うことでした。


この日の名古屋は暑かったらしいです。



ばっく

 



「うしげの湯」

18:30頃に着いたのですが、「19:30までにあがってください。」
と、プレッシャーをかけられて浸かってきました。
なんでもここのお湯は、疲れた足に効くそうです。
モミモミ。