上高地(涸沢へ行けるのかー!?) 2006.10

 例年以上に山へ登った2006年。
その年を締めくくるために決めた目的地が上高地。
本来は朝ゆっくり出て上高地を観光。
もしくは焼岳登山かと思っていたのですが、涸沢の紅葉が素晴らしいとのこと。
地図を見る限りではちょっと無理そうだったのですが、
まあ行けるところまで行こうということで、家を3時30分に出ることとなりました。


(今回の写真、HP用に小さくしたもの以外が全て消えてしまったので厳選されておりません。悪しからず。シクシク)


 

 高速を飛ばし、高山を通り抜け「あかんだな駐車場」に着いたのは午前7時15分ごろ。
駐車スペースを探していると、バスが入ってきました。
あわててバス停まで行き、滑り込みで乗ることに成功。
これはアツイ!
上高地のバスターミナルに着いたのは8時前。
最終のバスは、土曜日ということで18時。
 上高地から涸沢まで、
上高地−(1時間)−明神−(1時間)−徳沢−(1時間10分)−横尾−(1時間)−本谷橋−(2時間)−涸沢
行きがこれくらいかかるらしいです。
帰りは涸沢から本谷橋までが1時間ちょいとなるくらいで、あとはほぼ変わらず。
単純計算で6時間は歩き続けなければ涸沢にたどり着けず、
トータルで11時間ほど歩き続ける必要があるのです。
昼休憩も撮影時間も入れて11時間。
まあ行けるとこまでいきましょ。

 上高地のバスターミナルでの残り時間は10時間。
予定では9時間くらいかなと見積もっていたので、1時間分、遠くに行くことができるのです。
さあ、どこまで行けたのでしょうかー。



 バスターミナルを出発



明神館

上高地にきて、初めての河童橋より奥に進みます。
ちょっと感動。。

明神池近くの宿です。
ここでまず一休憩。
朝の空気がうまいです。
当然、明神池には行かず。




鏡池(勝手に命名)


空の青が水面に映えます。
遊歩道は歩きやすく、どんどん進めます。




お?穂高?


梓川の向こうに前穂が見えました。
明神岳より迫力がある気がします。




野生の猿

途中で猿の群れにでくわしました。
30匹以上はいたでしょうか。
この写真は河原にいる猿ですが、
遊歩道でも対面から猿が2匹やってきました。
何気なしにスルーしたのですが、やっぱ怖いわ。
余裕があれば写真を撮ったのですが。。




徳沢園

小説「氷壁」でおなじみの宿です。
今年の初め、ドラマでやっていました。
雪山に興味があったので見ていました。
その後、小説も買って読んでみました。
話が結構違っていて軽いショックをうけました。

ドラマのキャストを小説にあてはめて読んでいたのですが、
美那子はどうしても「明日のジョー」のお嬢さんにしか思えません、な!




梓川

好天に恵まれました。
最高!






 横尾以降



奥に涸沢?

いやいや。ここからは見えません。
南岳が見えるか見えないかってところです。
左の絶壁は屏風岩。斜度70度らしいです。




横尾大橋

奥に前穂高。
橋が茶色いのは塗装ではなく、錆びているからです。

ここまでは順調。
休憩しつつ、地図の予定通りの時間できています。
さあここからが本番!




屏風岩

正面から見ると本当に迫力がありました。
写真が消えてしまったのが残念です。
上高地からちょっと足を延ばせば日帰りで行ける距離なので、ぜひ見てもらいたいです。




このあたりが紅葉のピークでした。

正面、北穂高か?
左の影は屏風岩。




 本谷橋



本谷橋

とうとうここまできちゃいました。
とりあえず本谷は退治しとこうと言って、ここまできました。
この時ちょうど昼前。
ここで昼食とし、これからの作戦を練ることにしました。


まだお昼だというのに、この暗さ。
すでに日が傾いているかのようです。




助六寿司

高山ローカルコンビニ、タイムリー製です。
ぱくぱくっと食べて休憩です。
現在12時を過ぎたところ。
予定では本谷橋からバスターミナルまで4時間ほどかかります。
ということは、ここを14時に出れば、まあ間に合う計算となり。。。

昼食後の休憩もそこそこに、涸沢目指して行けるところまで行くことにしました。
13時になった時点で終了です。
13時まであと40分ほど。



山道を走った!


そして。。。


終了〜!!

ギリギリ涸沢ヒュッテか涸沢小屋の赤い屋根が見えました。
13時に3分前でした。
奥穂も見えたし、多分カールも見れたしまあ満足です。
コーヒーで一服してあとは、早足で帰ります。




河原の道には西日が。。

秋は日が短い。




夕日に染まる明神岳

赤く染まっていました。
まさか上高地でこんな風景が見れるとは思いませんでした。
画像が消えてしまったのでアップできませんが、河童橋からは穂高連峰のシルエット、
焼岳とその噴煙が薄明かりの中にぼんやりと見えました。
バスの時間に追われていたのでじっくりは見れませんでしたが、幻想的な風景に出会い
上高地を回りきったと少し感動しました。

(しかし消えてしまったのが実に惜しい。。)




最終バス、中央焼岳

ほとんど暗闇の中、疲れた足をひきずってなんとか間に合いました。
売店も閉店準備。
バスを待つは係りの人だけ。
バスの内はほんのり暖房が効いていました。




上高地より帰還

 あかんだな駐車場に着き、バスから車まで歩くそのわずか数分、凍えました。
そう薄着ではなかったのですが、体が震え声も震え暖房マックスです。



ひらゆの森

前回訪れたときよりリニューアルされていました。
若干日帰り客には面倒な構造になりましたが、やはり露天は最高。


満点の星空。
雲が切れて星が見えたと思えばまた見えず。
湯気が切れて今度こそ見えたと思えばまた見えず。
気持ちよさのため息が途切れるのを、星空の輝きは待っていてくれました。






ひらゆの森で食事

今回もチープに済まそうかと思ったのですが、
隣の席のオヤジがえっらい美味そうに鉄板焼きを食べビールをおかわりしていました。
それにつられてちょっといいやつを注文してしまいました。。

いや。ウマカッタッス。
自分でジュージューやるのがまたよいです。



足湯があったのでバチャバチャやってきました。


ばっく

 







 

 

 

  

  

 

 

 

  

 

 


例のタイムリーにて

ソフトを食べました。
その名も「八丁味噌ソフト」!


ウム。まずい!