はなげのスキー活動報告
'02年4月13日(土曜日)
場所:神立高原スキー場
エクステックカップ

大会バーン日ごろのネットサーフィンにより、俺は神立高原スキー場でモーグル大会が開催される情報を入手していた。川崎への出張の際俺は奴の席に行き、様子をうかがった。
通常の大会は当然エアを入れる。しかしながら、ここの大会は、F-Styleの主催により初心者にターゲットを絞ったエアなしの部というカテゴリーを設けていた。
そのことを奴に告げると、やはり話に乗ってきた。
俺はそんな奴のやる気を削がないように即座にその場でインターネットによって出場登録を済ました。そのままとぼけてその場を立ち去ろうとする俺に奴は参加の登録を要請してきやがった。まあ俺は、大会は慣れているし、まんざらでもない。同様に選手登録を済ます。もちろんオープン(エアあり)のクラスだ。
その日(木曜日だっ...)の夕方、ジョニーの送別会へ向かうバスの中で異様に緊張する奴の姿があった。

大会当日...またやってしまった...
激しいアルコール臭の中目覚めると時計は朝の6:08を指していた。
だから、軽くだとあいつ(Sig)に念押しして飲み始めたのに、気づいたらこのありさまだ...あいつはアル中か!?などと、自分を棚に上げ独り言で愚痴りながら、前日準備していたらしいマテリアルを車に投げ込み、ダッシュで車を走らせた。

出発は6:20。大会受付は7:30〜8:15どんなに飛ばしても2時間(通常3時間)。普通に考えると間に合わない。
すかさず、奴へTELをする。即座に応答があった。奴は寝坊していなかった。緊張のあまり寝れなかったらしい。
俺と奴では緊張度がまるで正反対のようだ。
俺は、俺の受付も奴にやってもらうように伝える。
俺は練習なしでもイケるはずだ...

緊張の様子の奴

最速ラップか?神立に到着したのは、8時ジャスト!
俺はすぐに奴にTELをする。奴は今ごろはもうコースに向かってる頃だろう...そんな予想に反し奴はまだ、受付にいるらしかった。俺は急いで奴のところへ向かう。奴を見つけ声をかけるが、奴は迷惑そうに少し離れる。(...?)
...そうとう酒臭いらしい。

その場で、シェルの田中さんを発見した俺は、気分よく(まだ酔っている)声をかける。
酒臭いのはわかっているので、最初に「酒臭いですけど...」などとことわる。
こんなときに限って、若い女性が同伴しているじゃないか...「はなげまして...」と俺...まだ酔っているのか...!?
失礼なことをしてはいけないと思い奴に「俺酔ってるか?」と確認する。奴は黙って頭を下げる...そうか、そう言えば、次第に頭が痛くなってきた...

大会会場は、数年前ジョニーが大会に初参戦したときの斜面レグルスコースに設置されていた。
すでに、コースオープンから時間がたっており、残り時間わずかというのに選手は長蛇の列でそれぞれのコースに並んでいる。


トイレでリラックス(...できてない。)
よく見ると、各選手は前の選手がゴールするまでスタートをしないようだ。
通常レース前のインスペ(モーグルの場合は滑走可)は前走者が第一エアを終えるとスタートするのが暗黙のルールだが...
この状態だといくらも滑れない...結局、我々は、2本しか試走することができなかった。斜度も緩く、難易度は低いコースなので特に問題はないはずなのだが...
2本の滑りの中で奴に対してのアドバイスをする。
「今日は、緊張のせいか結構膝が入っていていい。その調子でエッジングをきっちりやっていけ。あとは気合だ!」
今更奴には何言っても同じだろう。そう思い俺は奴の気持ちを少しでも盛り上げるような言葉を投げかけた。

開会式、
ルール説明...「エアの着地はターン点とエア点のラップしている部分であり、厳しくジャッジする」とのコメント。
俺はその言葉を頭に叩き込み戦略を考える。
やがて、スタート順番の発表。
奴のクラスのスタートは、開会式終了直後だ。奴の緊張感はピークに達しようとしていた。
俺は、すかさずその緊張感をほぐすためにトイレに誘う。
最初のうちは時間がないからとあせっているようだったが、「初心者だし、スタート時点でいなくても待ってくれるよ!」とハッタリをかます。

奴の滑り

(写真をクリックして動画のページへGO!)
案の定、スタート順番は来ていた。
慌てて、係員に声をかけ、順番の指示をもらう。俺は撮影のポイントに滑り降り準備を始める。
あわただしく巡る順番に戸惑いながら、奴のスタートが回ってきた。
奴はかなり緊張しているようだ。
俺は、そんな奴をビデオのファインダーから覗く。
スタート...まあまあの滑り出し。エッジングもしている。
ぎこちないが、着実に滑っているセカンドパート(中間部)で若干後傾になったが、なんとか体制を取り戻し、ゴール!!
奴はすごくうれしそうだった。
俺は奴が本当ににコケないでよかった胸をなでおろした。だって他誰もコケてないんだもん。

ところで俺の順番は...

俺の予選での滑り

(写真をクリックして動画のページへGO!)

なんと、オープンクラスの114番目...一人30秒としても、約2時間待ちってことではないか...
しばらくは、世間話で暇を持て余したが、それも間が持たなくなったため、遊びに出かける。
途中田中さん達と一緒に滑り、お昼ご飯を食べ、ようやく巡ってくる俺の出番。緊張感は相変らず全く無い。
さあ、次!というとき後ろに立っていた係員が、「何飛ぶの?」と問いかけてきた。俺は間をおき、「トリプルかな?」と答える。すると、彼は「4つ入れてよ!」と返す。「やってみまーす!」...と俺。

スタートして第1エア...クワッドを入れようと板を振り始めたが、タイミングが早過ぎ...空中でバランスを失う...失敗エア...ショック!!...着地は開会式の言葉を思い出し、一発でリカバリーを決める。...失敗は仕方ない。気持ちを切り替え、ターンをいつも以上に膝を動かして攻める。第2エアは得意のツイツイスプのトリプル...ボトム部もそつなくこなしゴール...
しかし、第1エアの失敗がやばすぎる。予選落ちは間違いないか?

ほとんどあきらめながら結果発表に耳を傾ける。
まずは、先に滑り終わったエアなしの部の奴の結果だが、決勝進出者の中に奴の名前は無かった...
一般の部(俺の方)の結果だ。

俺の決勝での滑り

(写真をクリックして動画のページへGO!)

決勝進出は上位16名、果たして決勝進出なるのか?上位からの発表に、残り4名まで名前を呼ばれない。
やはり、ダメかとあきらめかけた13番目にようやく呼ばれる俺の名前...危なかった。
すぐさま決勝開始のためスタート地点へ急ぐ。
決勝は予選順位の下位の方から滑り始めるため、順番はすぐにやってくる。
相変わらず緊張感も無くDJのコールとともにスタート。スタートのあとすぐに来る第1エア。大きく飛べればクォードを入れようと思い飛び立ち板を振る。1.2.3.いけるか?と4つ目を振ろうとした瞬間、地面への距離があまり無いことに気づき、ストップ。確実に着地する。暴走に注意しながら第2エアまで向かう。第2エアは予選でもやった得意としているツイツイスプ。
着地も確実に行いゴール。
第1エアの完成度とセカンドパートのターンの雑さが気にかかってはいたが、他の選手がかなり失敗していることを見て、予選よりも順位は上がるだろうと確信していた。


表彰式風景

照れ笑いの奴

閉会式での結果発表。
まずは奴のエアなしの部の上位6位までの発表...ま、まさか...なんと、6位に奴の名前が呼び出される。
俺は、奴に前に出るように背中を押し、奴の晴れ姿をカメラに収めた。

一般の部の上位6名に俺の名は無かった。
スコアのリザルトを見て俺は愕然とした。11位...それにしても、俺のエア点が全く出ていない。確かにそんな高得点が出るようなエアではないかもしれないが、予選のエア点と比較してもおかしすぎる。
開会式でジャッジが言っていたセリフが全体的にスコアに反映されていない点も非常に気になってしまう。
そんな内容にジャッジに対する不信感120%で神立高原を後にした。

6位に気をよくした奴と焼き肉を食いながら、不信感をぶちまける。
奴の目にもおかしすぎる点数に、主催者側になにやら怪しい思惑が渦巻いているのだと無理やり納得せざるを得なかった。
食事を済ませ、温泉に向かう途中、携帯電話が鳴り出す。
電話に出てみると、大会主催者のだった。どうやら、結果集計時のミスで俺の点数が低くなってしまったらしい。
正確な点数で集計すると4位ぐらい...後日その順位の商品を郵送するとのこと。凄く不満はあったが、間違いは誰にでもあることだし、たかが草大会だ。納得しよう。



後日、「1.77の加点で7位」とのコメントとX-techの1ヶ月パスポート引換券が送られてきた。

特にコメントなしって感じだ。

しかし、インターネットのF-Styleのホームページのリザルトは11位のままだ。

...今ちゃんおめでとう。

まあいっか...!!


Team Hanage
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