はなげのスキー活動報告
'02年3月16日(土曜日)
場所:苗場スキー場
金曜の夜、珍しく事務所を7時過ぎに閉め、同期のSigと俺と事務の女性Rieは迷わずFM放送局に隣接した飲み屋へ向かった。ここは、俺達の聖域であり隠れ家である。Sigと俺は今日は軽くやって帰るんだと確認し合い、生ビールを注文するのだった。
仕事の後のビールの喉ごしはまるで俺達を雲の上へと運んでくれるようだ。
すぐさま、疲れ気味の30過ぎ男二人は天国への階段を登り始める。
なじみの店だ。何の注文も無しで次々に俺達の舌を満足させる嗜好が並びだす。あくまで“軽く”なのだが、喉ごしの良い黄金色の液体は一気に喉の奥へと流し込まれて行き、すでに二人の男のジョッキは空になっていた。さて、次は?俺は向かい側に座る酔っ払いに合図する。
こちらの様子を伺いながら、彼は俺の期待する言葉を吐き出す。「泡盛!...2つ!!」俺はそんな彼に軽い笑いを送る。彼もそんな俺の笑顔を受け取りニヤつく。それが始まりだった...1から2時間で終わるつもりの宴は、次々やってくる仲間により延長され俺の意識は無くなって行くのだった。
ふと気が付くと俺は部屋のベットの上で寝ていた。自分の息の中のアルコール臭さにムセる。
確か今日は苗場に9時の待ち合わせ...松本から苗場までは約3時間...
今は?...6時8分...やばい!!
布団を跳ね除け、とりあえずシャワーを浴びる...猛スピードでスキー道具を車に積み込み、さあ出発だ。出発は約45分オーバー。
自分の酒臭さや頭痛と戦いながら車を走らせる。途中ノロノロの流れに時間短縮を妨害されたが、先の先の対向車を読み何とか脱出に成功した。
結局、現地へ到着した時間は約束の時間から15分遅れの9時15分まで巻き返す事ができた。
さて奴らは?今回、はたしてウエアは持ってきているのか?
奴らを駐車場で見つけ出し、気になる内容を確認した。しかし、結果的に俺の期待を裏切ることとなった。(忘れていなかった...)
少し残念ではあったが、そんなに毎回やられても困るもんだ。
準備を整えた俺達は、早速ゲレンデへ駆け登った。雪質は言うまでもないが湿ったシャーベット状の腐った雪。ここまで来ると、コブ斜面をマスターしやすいのでは?と少しだけ奴のことに気を使う。
モーグルコースは相変らずいい感じに管理されているようだ。俺と奴は入場の手続きを済ませコースイン...
奴の滑りをチェック...先々週と何ら変化なし...いつものように指導を始める。やはり、なかなか理解できないらしい。
俺は
というと、やはり二日酔いの影響でか?単純に勘だけで滑っている感じで、体に全くキレがない。
こういう日はコーチに精を出そう...?
数本滑り終わり、平地での指導の際、コブの裏を使ってスピードコントロールするように伝えたところ、「ワカッタ!!」「そうか!今回は絶対に理解した!」といいながら俺に微笑みかけてくる奴。俺はまたかと思いながら本当なのか?と確認を入れる。すると、「できるかどうかは分からないが...」と付け足す奴。
やはり、理解はしても実行はできないようだった。
昼食をとり、午後はフリースキーに重点を置く。
とりあえず、ゴンドラで頂上へ...そこでも俺は奴へのコーチを実施。
どうやら奴はショートターンが完全にはできていないらしい。頂上付近の平らなバーンで、俺はショートターンの習得できる練習メニューを教える。
まあ、すぐに上達はできないものだ。
相変らずショートターンがなっていない。
俺達は多くの人でにぎわう大斜面を一気に滑り降り、男子スラロ−ムコースを攻める。
ここは急斜面&コブのコースであるため、俺的にはかなりのお気に入りのコースだ。
お疲れモードに入っていた俺は、ここで各人の滑りを撮影することとした。
たかし
は無難に滑り降りてくるのだが、俺が一日中コーチしている奴はというと...
...きっ消えた...
まあ、ざっとこんな有様だ。
完全にお疲れモードの俺達は、写真撮影で気を紛らわした。
満足に椅子に腰掛けることもできない奴...
男子スラロームだけに物足らず、女子スラロームコースへ向かい、俺達はそのコースを一気に駆け下りた。(ここでの俺達とは、たかしと俺のこと。)
少し物足りないコースだと思い奴の方へ視線を送ると、奴はどこか具合が悪いのか、ノロノロと斜滑降で降りてくる。
まさかまたいつもの仮病が始まるのか?と思いながらも、奴に確認を取る。
「どうかしたか?」の問いに...
「刺さった...」との奴...??全く意味がわからない俺たち...
再度問い直す俺達...
「尻にビンディングが刺さった」...
ビンディングのかかと側のレバーが尻っぺたにぶつかることは俺たちでもよくあること。
まあ、確かに痛いんだが、様子をうかがうとそうではないらしい。
「穴に刺さった...」と力なく奴が言う。
俺とたかしは笑いをこらえることができなかった。
しかし、長いスキー経験でビンディングにオカマを掘られる奴を見たのは初めてだった。
「今日の晩飯はやはり赤飯かな?」などと相談する俺達。
その後は男子スラロームコースを攻める俺たちだったが、奴はちょっとだけ元気がないようだった。
血でも出たのか?
俺達は疲れ体が、奴は掘られ心がなえてしまったので、終了!
その日は、なじみ(?)の焼き肉屋で肉を焼きまくり白いごはんで奴を祝った。
おめでとう!今ちゃん!!
穴にねー...!!
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