黒鳥氏への質問状4
日本基督教団
戸塚教会
牧師 黒鳥 栄 様
拝啓
薫風の候、時下ますますご清祥の段、お喜び申し上げます。さて、2006年5月3日付けで貴方の回答を頂きました事をご報告いたします。この回答に付きまして、再度質問状を送らせていただきます。もう弁護士と相談することなく、貴方の頭で考え、貴方の言葉で回答してください。
敬具
2006年5月22日
宿谷 麻子
質問状
1. 貴方は自ら、私との関係を良くしたいと中島裕美さんに仰いました。その事がきっかけで、これまで私が貴方に対し疑問に思ってきた、数々の質問をしてまいりました。これによって、貴方との交流を深めたいと考えたからです。
しかしながら今回も、貴方からの回答は、誠意あるもとは感じられませんでした。私は、貴方の引用している文章に対して質問をしました。しかし、貴方は回答に、その引用を繰り返しました。貴方の回答は、回答になっていません。常識的に見ても、おかしな対応です。
質問文には、引用では回答できない私個人に関する質問箇所が数々あります。何故、私に直接、引用でない言葉で回答してくださらないのですか。貴方の対応には、誠実さが見えないどころか、私には失礼に感じます。貴方は私を侮辱しているのですか。私を侮辱することによって、改善しつつあるPTSDの症状をさらに悪化させようと考えているのですか。
2. これでは、私との関係を良くするという貴方の意思も見受けられず、私と貴方との関係は更に悪化したと感じます。貴方は、このまま私との関係を絶つつもりなのでしょうか。貴方は本当に私との関係を良くしたいのですか。貴方の「私に対して責任を持つ」と言う言葉に、本当に重きを置いているのですか。
3. 貴方は、私に横浜地方裁判所、東京高等裁判所の各判決を再読するように提案しました。 私は再三、貴方に対し、二つの判決文、訴状、控訴状、今利さん本人の証言調書、貴方の証言調書だけでも、送ってくださるようお願いしています。それにも拘らず、貴方は未だに関係調書は郵送してくださいません。
貴方の言っている事には矛盾があります。関係調書を読んで欲しいのか欲しくないのか判りません。これでは私は、貴方の提案する「関係調書を熟読し、裁判についての理解を深める」ことが出来ません。
貴方は、最高裁で勝訴しているのですから、関係調書の郵送に関して、何も隠し立てする必要は無いはずです。それを郵送して下さらないと言う事は、その調書に書かれていることに、私に知られてはまずい事が書かれているのではないかと推測せざるを得ません。どのような理由で郵送してくださらないのですか。
4. 私は今、この様な拉致監禁のPTSDの症状があります。
・感情の起伏が以前より少なくなった。
・心が死んだように感じる。
・突然意味もなくイライラしたり、落ち込んだり、怒りを感じるようになった。
・人と話したり、人に会うのがおっくうになった。
・人の世間話や、テレビなどの話題に感情移入ができなくなった。
・将来や過去のことを、建設的に考えられなくなった。
・将来に希望がもてない、計画をたてるのがおっくうになった。
・自分が長生きして、結婚したり、子供をもったり、年をとってゆくなんて考えられなくなった。
・このまま生きていても無意味に思えてくる。
・以前は興味を持っていた事に全く興味を持てなくなり、嬉しくなくなった。
・自暴自棄なっている。
・自分のことを誰も知らない場所でやりなおしたいと思うようになった。
・自殺願望を強く持っている。
・幸せそうに笑っている人を見ると、いらいらしてしまう。
・トラウマとなっている出来事に関連することを、見たり、思い出したり、話したりすると、嫌な気分になる。
・悪い夢をたくさんみる。
・人と深く接するのが嫌になった。
・トラウマとなった出来事がおこった日や月、季節がめぐってくるたびに、落ち込んだり、死にたくなったり、イライラしたりする。
・トラウマに関連する人、シンボルには関わりたくない。
・睡眠薬を飲まないと2時間しか眠れない。たくさんの睡眠薬を飲んでも、5時間しか眠れない。
・何もやりたくない。
・休みの日はだるくて、一日中横になっていないと身体が持たない。
・以前より集中力がなくなった。
・何でもないときに、突然いらいらしたり、心臓がどきどきしたり、手や身体がふるえたり、言葉のろれつが回らなくなる。
以上に記した事は医師の言うとおり、長期間にわたる反復的な拉致監禁による複雑性PTSDの症状であり、治る見込みさえ判りません。この様な症状になった原因は繰り返しますが貴方が指示した拉致監禁によるものです。また、拉致監禁の後遺症として、重度のアトピーで苦しみました。アトピーは今でも完治していません。
この病の原因である拉致監禁の中心的役割を、貴方がなしたことは家族の証言によっても明白です。貴方には、私のこの病について責任があります。貴方は、この病の苦痛に絶えず悩み苦しみもだえる私に対し、療養費、通院費、また、親と離れて暮らせざるを得なかった期間の生活費も含めて、どのような責任をとるつもりですか。