10月のつれづれ

徒然集INDEX


10月31日(火)
お酒の力で、一晩寝たら、どうにか昨日の異常な興奮状態は治まったようだ。7時間は寝たはずだが、体の疲れが余り取れていない。
昼近くに起きて、ご飯を食べ、1時頃、知人のインターネットの接続の手伝いに行くが、2,3時間もしないうちに、疲れがどろどろと出てきて、肩が懲って痺れ、体温は下がって、体は寒さで震え、全身がだんだん動けなくなる。

それでも、接続作業のお手伝いは無事に終え、夕方は、知人に夕食をご馳走になる。
これによるエネルギーの補給で、血の巡りが良くなり、冷え切っていた体が温まると、今度は、体に溜まっていた疲労物質が、血中に勢い良く流れ出すのか、更に、疲労感が強まって、体中ぐったりし、頭もくらくらしする。

家に帰ってしばし横になる。
疲れすぎで何も考えられず、お陰でイライラ感も興奮状態も、もうなんだか良く分からない。今日はこれ以上文章まとめられそうに無い。


10月30日(月)
昨日一日休み、だいぶ動けるようになり、また天気も晴れたので、洗濯物を片付ける。掃除と布団干しもしようと思ったが、それ以上は動けず。
先週、躁状態で動いた反動が来たのか、夕方あたりから、気分が落ち込みモードに入ってきた。

特に、夜に見たテレビで、数十年に渡る長期間の家族の不和から、番組関係者の関わりで簡単に仲直りして、良かった良かったと映し出すシーンを見てから、精神状態が異常に悪化しはじめる。やたらと腹が立ち始め、怒りで、イライラして、止まらない。
イライラと憂鬱な気分を、どうにかしようとするが、何も手につかず、ぼーっとテレビのチャンネルをぱちぱち変えて過ごす。

お笑い系の番組には、何の興味も持てないのだが、唯一NHKの犯罪被害者の実情を特集した番組にだけは、瞬間的に気持ちが捉えられ、涙を流しながら、釘付けになって見入ってしまった。

こうした犯罪被害者と、自分の過去の記憶がオーバーラップし、悔しさと哀しさと屈辱感が再び呼び起こされる。
そして、私のそうした気持ちも、ずっと癒されないまま、取り残されていること。
また、それを訴える場も無く、訴えたところで癒される希望も無いように思えて、悲しみと悔しさはどんどんと倍増していく。

どうやら、楽しいとか嬉しいとかのプラスの感情は殆ど麻痺して、哀しいとか苦しいとか屈辱感とかの負の感情だけは、敏感に極度に感じるようになっている。
全ての思考も哀しい感覚に覆われて、とりとめも無く苦しい思考をぐるぐる続け、止まらない。こうなると、もう生きているだけで苦痛に感じてくる。肉体的にも興奮状態に有り、頭もずきずきしだす。

今日はとてもじゃないけど寝れない。やっぱり、お酒を飲んで寝よう。起きていても、生きていても、苦しいだけ。
と、言い訳をして、吐き気を催すので残していた、とてもまずいお酒を、無理矢理飲んでます。

これを症状として訴えれば、病院では精神安定剤か、睡眠導入剤を出すだけなんだろうか。まあ、病院の役割として、当然だわ。
ああ、近頃、世の中を斜めに見る事しか出来なくなってる。(苦笑)


10月29日(日)
パラリンピックの閉会式を、テレビで見る。オリンピックのシンボルマスコットをパラリンピックのマスコットが追いかけるなど、オリンピックをパロディーにしてしまうところが、日本には無い心意気を感じて、凄いと思う。日本だったら、絶対できない。

ずっと前から不思議に思っていたのだが、オリンピックではあんなに各種競技を放映して、選手はまるでヒーローのように扱われるのに、何故パラリンピックでは、大した放映をしないのだろう。
そもそも、同じスポーツの競技なのに、何故、別の大会に分けるのだろう。
まさに、健常者と障害者をそこで一線を引いている象徴の気がする。

それとも、オリンピックの健常者の側の傲慢な差別ではなく、パラリンピックの側に、オリンピックこそスポーツ精神に反するとして、一緒に行うことを拒否されていたりして。(笑)

だって、オリンピックの有名な選手って、企業とタイアップして、体育科学技術によって、如何に人間の体をサイボーグのように作り変えられるかを、目的としているように見え、本来生活の中で楽しみながら、技を競うという、スポーツの原点から、どんどんかけ離れていくように感じるんだもの。

パラリンピックの選手は、お金や施設や科学技術なんて到底無い環境で、自分で生活を維持しながら、スポーツを続け、力や技を磨いて、そうして出てきた世界の強豪と競い合っている。パラリンピックのほうが、ずっと、生活臭がちゃんとある、人間らしい、スポーツの祭典と言えると思う。
言い換えると、オリンピックは、見た目はスポーツだけど、その裏は、科学技術と、企業と国力の祭典ね。

しかしなあ、どちらにしろ、国ごとのメダル獲得数を競う報道は、いい加減止めて欲しい。選手って、お国の為に闘う兵士なの?
オリンピックだったら、そういう役割を背負っても仕方ないか。お金貰ってるし。(笑)


10月28日(土)
昨日の夕方から友人が泊まりで遊びに来ていて、この日は八景島シーパラダイスに行く。水槽の中のさまざまな海の生き物たちに、心和まされる。
特に人懐っこい海の哺乳動物類は、人に甘える姿が、うちの猫のみーちゃんと同じような仕草で、微笑ましい。

イルカが海中から人間を数メートルも押し上げるパフォーマンスには、人間のひ弱さに比べ、イルカの全身の筋肉の圧倒的な力強さを感じる。
水族館という環境でも、いきいきと躍動している動物たちに比べ、人間である私は、ずっと生きているレベルが低い事を感じる。なさけなし(哀)

夜には花火と音楽とのショーが有り、これが期待以上に素晴らしかった。観覧席が有料なだけはある。
クラシカルで、スパニッシュなBGMに合わせるように、花火も色や大きさ、形、方向、打ち出す音や、散った後の残り火まで、細かく全て計算されている。多分、コンピュータ制御されているのね。
ひたすら形良く、丸い形を追求している、日本の花火ではなく、音と光の総合芸術作品として、また制御技術の高さも含めて、久しぶりに良い物を見た、っていう感じ。ちょっと感動。

ちなみに、11/4、11/11もやってます。立ち見だと無料。花火好きな人には、日本のものには無い感覚が発見できて楽しいと思う。http://www.seaparadise.co.jp

このショーを、友人は帰宅時間の都合で、見れなかったけど、勿体無かったかも。旦那なんかほっといて、見ればよかったのに、某Y嬢。結婚前からそんなこと言っちゃいけないか。(笑)


10月27日(金)
友人が心療内科を受診するのに、見学を兼ねて付き添いに行く。こじんまりとした、小さな医院で、患者さんも近くの住人のようで、アットホームな感じを受ける。小さな医院にも関わらず、患者さんが多いことは、予想外で驚いた。私も他の医院で来週に通院を予定しているが、予約の段階で2週間待ちの状態だった。
現在、精神を病んでいる人が多いにも関わらず、精神科の絶対数が少ないのだろうと思う。

友人は1時間近く待たされ、初診の割には15分もせずに診察を終えてきた。様子を聞いてみると、症状を聞いて、薬の処方をしたとの事だった。

友人は、精神科の医者って、精神的な原因がどこにあり、それをどうやって根治していくか、というメンタルサポートな内容ではなく、薬学的に脳内の興奮物質を如何に少なくするか、って事しか考えてない、と言う。
根治医療をしない医者に対する不信感を同じように持っていて、二人で笑ってしまった。

緊急性を要さない、死なない病で、慢性的疾患に対する医療って、どこも同じなのね。医療と言いつつ、原因を根治して、「薬を必要としない状態」にする事を目標としていない。どうにかして、薬を使い続けようとさせる。
まあね、医療と言っても、医者も厚生省も、患者に薬を売ることでご飯を食べてる、只のサラリーマンに過ぎないから、薬の消費者が減っちゃ困るのよ。

患者としては、薬の要らない医療を目指して欲しい所だけど、実際には薬を処方することで、医者は儲かる仕組みになっていて、例えば、生活改善だけのアドバイスだと、医者自身が儲からない。
そうした薬の要らない医療にこそ、厚生省が保証をして欲しいところだけど、薬を作っている企業との癒着があって、絶対そうはならない。

厚生省、医薬品メーカー、医者からなる医療組織って、権力と、専門知識を盾にして、体や精神を病んだ患者を相手に、有無を言わさず、できる限り儲けようという、マフィアのような組織だわ。
しかも医療ミスや医療過誤が起きた時に、誰も責任を取らない。最初から誰も責任を持っていない為に、誰にも責任を追求できないしくみ。薬害AIDSの事件なんて、まさにそう。

さすがだわ。プロのやることが違うわね。(笑)


10月26日(木)
体調を崩して寝込み、少し良くなると家事に追われる。(私の場合、洗濯物がどうしても多いので、ほっておくと物凄い量になる。)しかし、多少の家事労働でも、微熱や異常なだるさで、すぐにぐったりと疲れて、余り長続きしない。やはりスタミナが無いのかも。

起き上がると眩暈がするので、なるべく横になっているが、この何も出来ない生活に腹が立つ。何かをしていないと、落ち着かない性分なので、出来る事を探すが、余り疲れていると、耳から来る情報も、目から来る情報も、更に疲れを増す作用しかない。しかし、頭の思考回路だけが異常に働いて、何かしなくちゃと、勝手にイライラし始める。

きっと、体力的にもっとサクサク動けたら、精神的にもずっと楽な生活ができるんだと思う。

ただ、体力的に余り疲れると、論理的に考えたり、文章まとめたり、今後のことに悩んだり、過去の清算をどうするかとか、精神的なことは考えられなくなるので、それはそれで楽かも。ある意味逃避だが、生命体の危機として、より重症なところにエネルギーを費やすのは、生物として当然か。

しかしなあ、もうちょっと、なんとかならんか。


10月24日(火)
天気が良かったので、今日は家事に専念する。布団を干し、買い物に行く。ちょっと体力的に頑張ただけで、昼過ぎには疲れ果て、目の下にクマができるほど、ぐったりしてしまう。

昨日今日と、全く喋っていない事に欲求不満を感じたので、買い物のついでに、一人でカラオケに行って声を張り上げようと思ったが、体力無かったので止めた。食べても、いまいち消化力が無くて、胃にもたれる。
なんだか疲れてる。


10月21日(土)
体力的にも、どうにか持ち直しつつある。天気も良かったので、比較的気持ちよく動ける。

昨日、ビデオデッキの修理をしてもらい、録画再生ともに良好な状態になった。
しかし、今まで録画したテープは、デッキの悪い状態の時に録画されている物もあり、改めて撮り直さなければ画質の修復は不可能との事。完全保存版で大切に撮った筈だっただけに、ショックが大きい。(;_;)

いつ頃のテープから、画質が落ちているか、朝からチェックを始め、ついビデオを2本ほど全部見てしまう。
「もののけ姫」と「攻殻機動隊」。見終わって、テープの状態の有無よりも、そのテーマのちょっとした部分に引っかかり、深く心に沈む。

「もののけ姫」のサンは、人間社会の繁栄の為に、親からも社会からも捨てられ、生贄として、山に捧られた。
サンは、人間とその社会を憎み、許せず、山犬と共に、孤独に戦いを挑んでいた。
アシタカは「おまえにサンが救えるか」という問いを投げかけられ、最後に、「共に生きよう。」と答えを出す。サンを救うとは言わなかった。

つい、自分とオーバーラップしてしまう中で、私の心に、今現在、突きつけられている、問いを見いだす。
人に救って欲しくないのなら、「私は、私を救えるのか?」、「自分を生かそうとしているのか、殺そうとしているのか?」、「人と共に生きたいのか、孤独に生きたいのか?」

傷つけられた憎しみをいつまでも持ちつつ、そんな自分をも責め続け、孤独に生きても、心は苦しいだけだと、知っている。
私も、「救う」為に関わるのではなく、誰かに、「共に生きよう」と言って欲しかったんだと、しみじみと思う。

明日は、アトピー関係の友人に会う。その友人に、かねてから創作依頼を受けていた折り紙作品を、合計4時間かけて、作り上げる。30ピースのかなりの大物。
何だかんだ言って、結構真面目に、人と共に生きようとしている自分に、ふと笑う。


10月19日(木)
先週、精神的に頑張った疲れが出たのか、体力的に不調。
この所の冷え込みに体が付いていけず、長袖を着込んでも、体はぞくぞく指先は既に紫色、お腹の調子も悪く、ついでに頭痛がして気持ち悪い。風邪かもと思って体温を測ると、やたらと低かったりする。35度台。
だめだ。今週は無理せず、体力を調えよう。

もしや、体温が上がらないのは、お酒を止めたせい?今までの即効性エネルギー源であるアルコールが切れた為、こんなに体が冷えて寒いのか?(笑)


10月17日(火)
相変わらず朝寝て、昼起きる生活。しかし、起きても体が疲れていて、余り動けず。
特に何もせず、夜10時早めに就寝。
10月16日(月)
アルコール絶ち2日目。飲まないでも落ち着いて居られる事はわかったが、夜に寝ることは出来ない。やはり朝寝て、昼起きる生活。そして、寝覚めは悪夢で起きる。

悪夢は、概ね次の3種類に集約される。

1.場所は私の部屋。寝ている私は金縛りで動けず。目に見えない霊魂さんらしきに、嫌がらせを受ける。耳元でぞわぞわと囁かれる。背中を叩かれる。足を引っ張られる。ぺとっとくっかれる。ロフトベットから、下に落とされそうになる。
私の生活空間に無断で入ってきて、嫌がらせをする、不快感と恐怖。

2.場所は出口の無い、閉じられた、異次元空間。得体の知れない、モンスターに追われる。空間が閉じられているので、逃げても必ず捕まってしまう事がわかっている。私に武器は無い。最後には、ぐさっと。(SFスプラッターホラー)(笑)絶望と恐怖と死の予感。

3.場所は私の実家。家人が登場。私に対し、人間として本当に下らない、精神的ないじめのような行為をする。余りに失礼な腹の立つ行為に、毎回怒り心頭に達する。

夢って、私の精神状態が、とてもわかり易く表現されていると思う。(笑)
とは言え、毎回、こんな夢ばかりで、眠りを妨げられちゃ、体にも悪いわ。疲れるんだもん。ちなみに今日はパターン3。ああ、朝から(昼から)腹立つ、イライラ。

今まで、心の中に埋もれ、公にするべきでないと、抑圧していた監禁時の恐怖を、こうした場に発表することで、私の心は、前よりだいぶ、すっきりしたように思う。
毎日、どうしたら良いんだと悩みつつ、どうにも動けなかったのだが、今日は、何をしたら良いのか、少しずつ見えてきた。

別に慌てる必要は無い。
今私自身がすべき事は、恐怖と不安と怒りの中にあった自分の心を整理することである。整理して、これからの生活を気持ちよく過ごせるようにすること。
何が私の心を病ませているのかを、ひとつひとつ、見極めていくこと。
その為に、今まで整理されずに貯めて来た気持ちや思いを、きちんと言葉にし、文章として、自分自身で客観的に見つめていこうと、改めて思う。

また、その為に、トラウマなどの後遺症で動けない状態であれば、物理的な薬などの助けや、精神医療的なカウンセリングも受けたいと思う。

と、やりたい事が、明確に見えてきたら、結構動けてしまう。
今日は無事に執筆活動に勤しむ。(書いた内容は、追々HP上にアップします。)

そうだ。心を整理する作業を中断していた事を、はたと思い出した。

2年前アトピーで動けなくなる前も、気持ちの整理をしようと、がむしゃらに頑張っていたんだ。でも、まだそうした自分を肉体的にも精神的にも支えきれず、アトピーで体を壊した。気持ちの整理どころじゃなくなった。
アトピー回復後、今度は更に献金問題や離婚問題等の外的な問題解決に向け奮闘。パニックとノイローゼになりながら、無理矢理、頑張った。お陰で、その夏また少しアトピーが悪化した。
今やっと体が無難に動けるようになって、次に何をしたら良いのか分からなくなっていたんだ。

そう、心の整理の作業を忘れていたんだった。忘れたというか、余りに大きな問題に、きちんと取り組む勇気と体力と気力が無く、ずっと鬱で無気力の状態だった。今また、もう一度真剣にそれをやる時なのね。


10月15日(日)
飲まないで寝ると、結局朝まで起きている羽目になり、昼過ぎに起きることになった。また夜型生活に逆戻り。せっかく朝方にして、普通の生活パターンに合わそうと思っていたのに。
夜型になるのも、アルコールに頼るのも、どちらも罪悪感があり、鬱の原因となっていく。これでは堂堂巡り。
暫く、睡眠薬のお世話になる事は、間違い無さそうだ。薬でもいいから、夜眠れるようになるまで、夜型でも仕方ないことにする。

しかし今日は、気の合う友人と話す機会があったので、大分楽に動けるし、余り落ち込むことも無い。やはり、一人で居て、孤独の世界から解放されない事が、鬱に陥る最大原因だと思う。

ある程度、鬱が収まって普通に動ける状態になると、動けなかった時の自分は、単なる言い訳がましい怠け者なのではないかと、今度は自己嫌悪の気分が生まれてくる。

どうしても、自分を追い込む思考しか出来ないらしい。


10月14日(土)
昨日文章をアップした後、恐怖感が増幅されて、緊張状態が止まらなくなってしまった。

昨日の内容を書き上げるのに、物凄くエネルギーを使って、疲れきってはいるんだけれど、監禁時のピリピリとした緊迫感が、そのまま蘇ってしまった様な感覚になって、体がひくひくする。これもフラッシュバックなんだろうか。それとも、アルコールによる麻痺がとうとう来たか。(笑)

近頃のアルコール量が、相当やばいと、自分でも感じてきたので、今日は飲まない事にする。と書くと、偉そうだが、実は、お酒の買い置きが全部無くなっただけ。(料理用のも全て)(^^;

今日はきっと、寝れそうもない。悪夢を見そうで、浅い眠りになるのも怖い。
でも、どうしたら良いんだろう。何かで気を紛らわそうとするけど、気持ちに余裕が無くなって、テレビもゲームも音楽も、なかなか楽しめない。
やはり、早いうちに治療を受けた方が良いかもしれない。でも、実際に病院に行って話すことを事を考えると、とても怖くなる。

やはり寝れない。今、朝の6時。寝れないのが苦しいのではない。
「もう嫌だ」という気持ちが、頭の中に一杯で、苦しいから、寝れないのだ。


10月13日(金)
昨日あれだけ飲んだのに、アルコールが切れてくると、悪夢を見る。非常に、気持ち悪い感覚のまま起き、午前中ほとんど動けず。
しかし午後からは、長期の鬱状態にキレたのか、一転ハイに。壊れたって感じ。(笑)

でも、この状態だと、格段にポジティブになり、行動力が増すので、今のうちに、出来ることをやっておこうと思う。これから、一人で生活していくことを真剣に考えると、今より楽な状態で社会で働けるように準備したいと思う。

現在の状態は、鬱で動けない、外に出たくない、何もしたくない、何にも興味が持てない、生きていて楽しいと感じない、とっとと死んでしまいたい、イライラと怒りで何も手につかない、一つのことを集中して出来ない、アルコール依存である、否定や威圧に合ったり、自分の弱点やミスを付かれると、体が震えだす。人と深く付き合うことに抵抗がある。等々きりが無い。

取りあえず、精神科あるいは心療内科で、何らかの治療を試みて、少しでもこの状態を少なくしたい、せめて社会の中で、心を閉ざさずに生活できるようにしたいって、本当に心から願う。
とにかく、ネットで調べた情報を手がかりに電話して、今の状態で的確と思われる精神科を紹介してもらう。電話で、自分の怖い部分を話すのは、とても怖かった。ここでも否定されるのではと思う。思わず、震えてしまう。

私が一番恐怖に感じるのは、「保護監禁は仕方の無いこと。」と肯定されること。そして、私を監禁しても良いとか、もう自由にしても良いとかを、勝手に判断する人間が、存在すること。
それは、私の中では、「おまえは社会から抹殺されて当然の人間であった。そして、それは仕方の無いことであり、そういう状況が来れば、いつでも、また抹殺する。」
「カルトは一生、座敷牢にいて当然。外に出る自由などない」
「我々は、コントロールにかかってない、まともな人間だから、勝手に監禁する権利が有る。」と、言われているように感じる。

拉致監禁は、これから、もう「ない」事ではなく、何度も「有った」事であり、これからも「有る」という可能性を肯定されているようで、それが私の中で異常に恐怖になり、監禁に関わった人たちへの不信と恐怖にもなっている。

そして決定的なのは、私には監禁を拒否する権利が事実上無いこと。

私は、監禁者が肉親で有る事を理由に、警察も法も、誰も私を助ける事が出来ず、むしろ社会不適応者は、家族で監禁し抹殺しても構わないという、暗黙の了解事項が日常的に行使されていると言う事を、実際に体験している。
多分、監禁されて死んでも、私がただひっそりと死んでいくだけで、きっと誰の責任にもならないんだ、と感じていまう。

それだけに、更に絶望的な感覚に襲われる。本当に生きてることがバカらしく感じるようになった。今でも、あの子おかしいって判断されれば、いつ監禁されても、おかしくない。その可能性がある、と感じる。

そんな精神状態で、生きていて、楽しい?全然自由に生きれない。

こうした恐怖と怒りが原因となって、数々の症状があらわれている。
この精神状況を、精神科医の先生が、監禁の場面や状況を理解できなくても、私の根底にある恐怖を理解し、少しでも状況を楽に出来る治療をしてくれることを望んでいる。

この内容を書くと、あいつはまだカルトにかかっている、と思われるのではないかと、実はずっと恐くて書けなかった。また、監禁されると思うから。

誤解される方もいると思うので、補足します。
別に、カルトに戻りたい訳でも、支持するつもりも全くないのです。
ただ、私のカルトからの救出という行為は、自分には心の救出として感じられず、残念ながら、拉致監禁されて抹殺されるという生死を伴う恐怖に感じられました。

監禁の恐怖を、カルトのコントロールに摩り替えないで欲しい。私の意識に中ではそれらは、全く別物です。
絶対に誰も助けに来ないと確信できる監禁、体験すれば分かると思います。
そうした密閉空間で、監禁者の狂人に「ここで、おまえと一生このまま居よう」と言われるの。やってみます?(笑)

私の監禁の記憶は、カルトを含めて過去に人生で体験した中で、最も大きな恐怖として、未だに大きく心の中心を閉めており、恐怖と屈辱、そして怒りとして、私の意識の根底にずっしりと残り、今もなお、その恐怖に怯えている。


10月12日(木)
昨日からイライラ状態が続き、全く眠れず。
徹夜状態で起きていたが、昼過ぎには頭がくらくらしてきた。やはり無理矢理でも寝ようと思い、そうとう昔に処方して貰った、精神安定剤を飲んでみるものの、2時間しか眠れず。
しかも、恐怖を伴う悪夢で目覚める。悪夢の正体は、意識の根底にある、恐怖と不安と怒りらしい。更に疲れてしまった。
意識が、相当興奮状態になっているみたい。精神安定剤くらいじゃ駄目ね。

体も、ふらふらしてきたので、仕方ないから、夕方から飲んで寝ることにする。しかし、飲む量が半端じゃなくなってきた。安心して眠れる量に達するまで、ウイスキーのボトル半分も開けてしまう。

そろそろ、身も心も壊れつつある。いや、だいぶ前から壊れているか。
どうにか普通に生活できてるように、ごまかして、カモフラージュしているに過ぎない。その為に更に症状が悪化している。
最悪ね。このままだと、肝硬変で本当に死んじゃうわ。ま、願い通りだけど。(笑)

と、このままでは、余りに救いが無いので、トラウマ関係の精神科を調べてみる。

電話帳だと沢山ありすぎて、よく分からない。ネットでも調べてみたけど、横浜近辺では見つからず。出来るだけ薬を使わないで、治療してくれるところってないかしら。
根本治療をしない限り、薬による対処療法だと、今度は薬依存になりそう。

それって、アルコール依存と余り変わらない気がする。
薬でぼーっとするのも、アルコール臭いのも、どっちも、会社で働けないじゃん。(笑)


10月11日(水)
そろそろ鬱状態を続けることに疲れてきた。

私の感情の根底にはいつも、「怒り」がどす黒い重油のように沈殿されており、ほっておくと、ただひたすら怒り続けている。喜びとか、嬉しいとか、楽しいとかの感情も、怒りに、すぐに打ち消されてしまい、長続きしない。
また、無理矢理、楽しい感情を作り出しても、非常に疲れたりする。
論理的な思考も、怒りの感情に影響されて、余り良い方向へ向いていかない。

そろそろ、感情をストップさせてみるかな。怒りにのみ振り回されていることに疲れてきた。
なるべく何も考えず、感じずに、淡々と生活する事に徹しようか。それでなら、社会生活も出来るかもしれない。

昔、カルトに入る前、OLだったころ、やはり、感情を全部ストップさせて生きていた事が有ったけど、脱会して更に、そういう状況に追い込まれてしまうのって、、、笑える。
いわゆる、カルトに掛かっている者に言われる思考停止ってやつね。


10月10日(火)
久々に鬱のどん底。自分の感情を、自らの存在と共に抹殺する思考に陥り、死にそうになった。読むと鬱になるHPってえのは、本当だったか。(笑)
ちなみにその恐怖のHPはこちら。http://www.angelfire.com/in/ptsdinfo/frame.htmll
10月8日(日)
トラウマ(PTSD)に関するHPを友人に紹介されたので、試しに閲覧してみた。

注意書きに、「このHPは被害者をサポートする人への情報です。被害者自身が読むと鬱になったり、世の中を悲観することになるので、お勧めしません。」とあって、笑った。だって、もうそんな感覚は、日常的なんだもん。今更、何言ってる。
で、HP上で、トラウマの精神的な症状をチェックしてみたら、面白いほど、ほとんどの項目にチェックがつき、この結果にも笑ってしまった。

以下該当項目抜粋
・感情の起伏が以前より少ない。
・心が死んだように感じる。
・突然意味もなくイライラしたり、落ち込んだり、怒りを感じるようになった。
・人と話したり、人に会うのがおっくうになった。
・将来に希望がもてない、計画をたてるのがおっくう。
・自分が長生きして、仕事をしたり、結婚したり、子供をもったり、年をとってゆくなんて考えられなくなった。
・何もせず、ぼーっとしている時間が多くなった。
・このまま生きていても無意味に思えてくる。
・外に出るのがおっくう、または、全く出られなくなってしまった。
・自暴自棄になってしまっている。
・未来のない関係に手を染めたり、何かに依存したり、嗜好品にはしったりしている。
・突然、「自分のことを誰も知らない場所でやりなおしたい」と思うようになった。
・自分の過去をすべて消してしまい、どこかに逃げてしまいたい。
・自殺願望が芽生えてきたような気がする。
・幸せそうに笑っている人を見ると、いらいらしてしまう。
・団地の昼下がりなどの「幸せな光景」の中にいると、違和感を感じる。
・トラウマとなっている出来事に関連することを、見たり、思い出したり、話したりすると、かーっとなったり、変な気分になる。 
・悪い夢をたくさんみる。 
・他の人や社会から、疎外されているような孤独感がある。 
・人の視線が気になるようになった、または、自分が笑われているような気がする。
・トラウマとなった出来事がおこった日や月、季節がめぐってくるたびに、落ち込んだり、死にたくなったり、イライラしたりする。
・トラウマに関連する人、シンボルには関わりたくない。

これによると、重度のPTSDにかかっている可能性があり、カウンセリングを受けるのが最優先だそうだ。更に、睡眠障害、パニック障害、外出恐怖なども、高得点をマーク。どれも重症だそうだ。
私の今の状態に、改めて、たくさん病気の名前が付いて、私ってやっぱり病気だったんだ、と客観的に知ることができ、なんだかほっとする。まあ、精神科に行けば、何らかの病名をたくさん付けてくれる事は予想はしていたが。

で、この状態をどうしたら良いのかと考えると、人間不信で、特に医者を全く信用していない私は、医者に私を治せると、全く思っていない。と言うより、この症状って自分で論理的にはそんな筈は無いって分かっていても、感覚や感情が勝手に敏感に反応してしまって、その原因を突き止めようが、論理的に理解しようとしても無理な気がする。

かといって、薬で症状を押さえ込むのも、長期間使用すれば、ただ薬漬けになっているだけなので、受けたくない。だからと言ってアルコールを飲みつづけるのも問題ありか。(笑)

この症状を治すって、多分、私自身が治りたい、生きたい、幸せになりたい、自分の力で生きることを勝ち取って生活したい、って思わないと治っていかないんだと思う。
でも、それが無いのよね。その気持ちを、無理矢理、作り出そうと、日々あがいている気がする。これが、結構苦しい。。。

久々の日記再開、なかなかブラックだわ。日常思っている内容に、ずっと近づいたけど。


2000/7   2000/11