アクセサリー

大型カメラはシャッタースピードが遅くなる場合が多い。
数秒から数分もかけることがある。
それが、f64の世界であるから。困るのは、
そんなシャッターは無いのだから時計と睨めっこしなければならない。
シャッターが開いている間ぐらい、被写体を睨みつける位で無いと
良い写真は撮れないよ。
一秒毎に音の出る時計を随分探したが、どうしても無かった。
ただ、ジョギング用に1秒に2回鳴る時計がカシオで見つけた。
これは、便利である。もうBでばっちりである。

冠布は被るだけではない。風呂敷にもなるし、白い方は
レフ板になる。黒い方は何に使うって。
写りこんでは困るような看板だとかそんなものがよくあるものだ。
ローキーならかぶせても潰れてわからない。
雨や埃から高いカメラを守ることも、傷から守ってくれる場合もある。

ポラバックは絶対に失敗できない状態に置かれた時、強い見方である。
大型やってると、そんな場面に出っくわすことがおおいものだ。
それほどでない場合は、ロールホルダーで押さえる。
ロールホルダーはホースマンのロータリーバックやトヨの
クイックロールスライダーが便利この上ない。大きさえクリヤーすれば。
一眼レフ並みのすばやさが実現できる。
でも、どうやって持ち歩くの。

ケーブルレリーズは必需品である。
但し、消耗品でもある。
特にフィールドで酷使する場合に。
ケーブルレリーズは二重のコイルバネである。
外側のコイルは伸びる方向に引っ張る
力がかかり、使っているうちに伸びてくる。
写真の状態にして心棒が短くなったら要注意。
リーチが足りなくてシャッターが切れない事故となる。
フィルムの遮光板を抜く前に数回テストする
癖をつけたい。

一眼レフではどうしても確認できなかったゴーストも、大型では
実画面を確認できるのだから、フードは板切れでも良いから
必ず使って、確認しておくこと。ゴーストまでゆかなくても、
フレアーが無ければ抜ける写真が期待できる。

大型場合は、シャッターや絞りの
設定が見にくい。
特にアイレベルにセッティングすると
バック側に陣取っていて
前のレンズ部はぐるっと回らないと
見えないし、暗いと確認できない。
絞りにもクリックは無いものが多い。
ペンライとはフィールドの必需品である。

爪切りが何故付いているかって。
何かと細かいレバーなんかが多いから爪を割ることがあってね。
コウしておけば、必ずやくにたつものよ。