Japan Magic Convention 2008
FISM2009選考コンテスト
【結果】
◆クロースアップ部門
3位 新井ショウ
2位 さとる
1位 益田克也(JCMA賞 FISMコンテスト代表 賞金30万円)
審査員 ヒロサカイ 深井洋正 田代茂 宮中桂煥 二川滋夫
◆ステージ部門
3位 亜空亜SHIN
2位 斎藤駿
1位 麻友子(SJM賞 FISMコンテスト代表 賞金30万円)
審査員 渚晴彦 瀬島順一郎 綿田敏孝 伊藤精 春日了
◆総合優勝(日本奇術協会賞)は該当無し。ただし、FISM推奨の意を込めて、次の4人 に賞金が分与された。
亜空亜SHIN Asami 日向大祐 小森谷翔平
◆各賞
*ボブリトル賞 新井ショウ
*東阪企画賞 斎藤峻
*九州奇術連合会賞 和田芳仁
*SAM山口賞 松田正彦
*MOM特別賞 さとる
*日本奇術会賞 中享介
*ジョニーウォンマジックプライズ 奥野峻也
来年に迫った、FISM2009北京大会のマジックコンテストの日本代表を選考する重要なコンベンションが2008年8月8日(金)〜10日の三日間、九段会館を会場にして開催された。参加人数はおよそ350人ほど。審査を通ったコンテスタントはクロースアップ15組、ステージ部門24組だった。
◆クロースアップ部門 エントリーマジシャン15名
柳川侑一郎(埼玉県) 秋元宏基(熊本県) 寺澤俊成(埼玉県) 和泉達典(東京都)入江田翔太(東京都) DaiGo(千葉県) 奥村幸司(東京都) 日向大祐(千葉県)さとる(東京都) Jack Amano(香川県) 武藤伸広(東京都) 小森谷翔平(埼玉県)奥野峻也(東京都) 新井ショウ(茨城県) 益田克也(兵庫県)
◆ステージ部門 エントリーマジシャン 24名
榊原誠二(北海道) 大森正太(東京都) 太田美恵子(大阪府) アガック(北海道)松丸真理子(千葉県) マジック千秋(千葉県) AIKA(大阪府) 松田正彦(神奈川県) 渡辺浩(東京都) 葉月美香(東京都) 掛井翔(神奈川県) 門脇一志(北海道) 佐野玉枝(静岡県) ミヤモ(東京都) 亜空亜SHIN(大阪府) 谷岡百合恵(東京都) ALAN(台湾) 和田芳仁(東京都) Asami(熊本県) 峰龍(香川県)斎藤峻(埼玉県) 麻友子(東京都) 中享介(京都) 渡辺モニカ(福岡県)
第17回世界マジックシンポジウム
2007年8月24日(金)〜26日(日)横浜にぎわい座を会場に、3日間開催された。
今回の、メインゲストがティナ・レナートの演技は本当に久しぶり。ガラショーに出演して見せてくれた彼女の「掃除婦の恋」は、今でも充分感動的で美しい。世界のトップスターの演技だった。

SAM Japan 横浜大会(2007年) ステージ部門コンテストの報告 2007.GOSHIBUYA
25日に開催されたステージマジックコンテストの模様をレポートする。
(一部)
(二部)
<入賞の記録>
SAM本部賞・該当なし。
SAMジャパン賞
ステージ部門・戸崎拓也
クロースアップ部門・日向大輔
SAM会長賞・戸崎拓也
(社)日本奇術協会招聘状・キャラメルマシーン
九州奇術連合会賞・佐野玉枝
メリーゴーラウンド賞・東雷太郎(クロースアップ部門)
JCMA賞
クロースアップ部門・和泉圭祐
ステージ部門・Se-Jin Na
ボブ・リトル賞・Sung-Min Jeon
東阪企画賞・掛井翔
SAM山口賞・山本浩之
審査員
藤山新太郎 綿田貴孝 田代茂 ジュノ 岡進平 スティーブ・マーシャル 渚晴彦
SAM Japan 埼玉大会(2005年) ステージ部門コンテストの報告 2005.GOSHIBUYA
第15回世界マジックシンポジウム 埼玉大会(2005年) レポート
8月26日から28日までの3日間で開催されました。大会2日目、1部と2部に分かれて行われたコンテスト
には総勢25名のエントリーがあり、腕を競い合いました。その演技内容のレポートです。
コンテスト(ステージ部門)
第T部
1,葉月美香(ブラック嶋田門)アラカルト
スリットが大きく開いたセクシーな衣装でピンのみの照明でスタート。帽子からシルクを現し、ミラーグラスに出現。その後、ケーンから赤の四つ玉の演技。玉をワイングラスに入れてバックのホリがブルーになるとグラスが光る。その後Dライトの演技。最後はリンキングリングの演技。
2,小野田倫之(としゆき)「ザ・パラソル」(関だいこう一門・鹿児島)ひたすら出現の演技 決めポーズは素人ばなれ。紅白手袋から、紅白パラソル、マフラーからミニパラソル4本、ネットイリュージョンから1
その他ボックスなどから出現させ、20世紀シルクなどを演じ、ジャンプパラソルで終わる。
3,原大樹(ひろき)(奈良)ストーリー系のわかりやすい演技
「今日は彼女の誕生日、プレゼント何にしようかな」というフレーズでスタート。赤いバラが現れ、白にカラーチェンジ。シャボン玉が現れ、透明なボールとカードの演技。
その後、スケッチブックから熊のぬいぐるみ。布を使って「彼女」の出現。布の中からバースディケーキが出て終わり。
4,西村峰龍(ほうりゅう) ストーリー系
KMCの戸崎と同じシチュエーションなので驚いた。偶然のだぶり。
チャイムの音で始まる。学生服の姿で机に座った形で始まる。ノートを丸めて紙くずをつくり、玉の演技。パレットで色の出現、消失。絵の具のプロダクション。ボールのカラーチェンジ。スケッチブックにバラが描かれて終わる。
5,岡紀江(のりえ)「クリスマス・パーティ」(高知)ストーリー系
お出かけするのにいろいろジュエリーをだしてくる。宝石プロダクション。白シルクを主体に使いジュエリー、バラの出現。ベルトアクセサリー、ネックレスなどを取り出したあと、上衣を脱いでハンガーに掛け、その陰から白の羽毛ショールを取り出す。
6,上川元(うえかわはじめ)「とあるダンスパーティで」(高知)
ダンシングケーンをパートナーにして踊る。
7,キム・ヒョンギョン(韓国)武藤桂子さんの演技を連想させるプロダクション。
落とした薄明かりの中で3本の扇子の取り出し。その後、細いのべシルクを取り出し、投げる。
照明が明るくなって、バラと扇子の組み合わせ演技から、大きめな取り出し花2本。ウォンド3本の演技からパラソル1本の出現で終わる。
8,フォンジュンビョ(韓国)アラカルト
キャンドルの出現、消失から鳩。その後キャンドルは赤白2本ずつに。
カードと玉の演技と鳩の出現の組み合わせ。ジャンボカードプロダクションに変わり、テーブルのセットが特大ファンに変化。
9,イ・ドンフン(韓国)マスクのプロダクション
反面の白マスクから始まり、黒に変わったり、出現、消失などを演じる。その後増加に。最後はマスク6分裂(円形状に)をダブルで出し、両手の間に直線的にマスクを並べて終わる。
10,パク(キャンセル)
11,キム ソンユン(韓国)プロダクション。
小柄で童顔なルックスとニヒルなサングラス・BGMのマイケルジャクソンがミスマッチ。ケーンから鳩の取り出し、サングラスでスタート。「ビリージーン」の曲に変わってウォンドのプロダクション演技。バックのネタが見えてしまっていた。フィニッシュは特大のウォンド(「のびる棒」)
12,大西アキラ「カクテル」(高知)ストーリー系
バーテンダーがカクテルを作るまで。すっきりとデザインされたバーのセットでバーテンダーの場面設定。シェーカーからシルク、かぶせてシェーカーが分裂。グラスやワインボトルが出現。ボトルをジャグリング的に扱うところでうまさを見せる。その後メタルカラーのファンカード、ブロックアイスの取り出し、増加。最後はシェーカーでカクテルを作り、カラーチェンジさせる。
13,とりっと(前田真孝・高知)プロダクション
グラスのプロダクション。シルクを使い次々と取り出して見せる。グラスにはシルクが詰められていて、赤グラス3脚、黄グラス3脚、空のグラスなどを取り出す。その後黄の玉の演技に入り、白グラスの取り出しへと続く。白のグラスから白のべを取り出し、ファンテンシルクへ。大きなフラッグでフィニッシュ。
14,キム ジンスン(韓国)アラカルト
シルク、とケーン4本の出現、鳩の取り出し。細のべシルクの取り出しと投げ。
第U部
1,和田芳仁(よしひと) フラワー・プロダクション
シルクハットとケーン、バラの出現でスタート。最後はバラのブーケになって分裂して終わり。
2,早乙女愛果「パイレーツ・オブ・カリビア」(東京)ストーリー系イリュージョン
財宝を抱えた女性が海賊に襲われ、「首の剣刺し」に遭う。その後海賊に従順になった女性は、「人体交換」で衣装替え。
3,新井稔(みのる)「みやび」(神奈川)アラカルト
ケーン出現からカードプロダクションへ。カードはジャンボカードに、その後玉の演技。「ジャンボカードのスリーカードモンテ」をひとりで演じた後、白黒のドリームシルクプロダクション、ファンテンシルクを経て、シルクを黒い着物に変化させる。着物の陰から女性が出現して終わり。
4,掛井翔(しょう)「カードオンリー」(北見一門)カードプロダクション
ファンカード、分裂を繰り返し、ファン出し、1枚出し、両手出しへと続く。その後スペードのAから5までの1枚出しから木の葉カードへ。最後はジャンボカード。
5,戸崎拓也「てっぺん」(埼玉)ストーリー系「柏マジッククラブ」所属
チャイムの音で始まる。居眠りから目覚めて、ノートからいろいろなものを取り出す。サインペンのカラーチェンジと10本のプロダクション。そしてノートは・・・・。
6,シュウ ベンイェン(台湾)フラワープロダクション
シルクとバラの組み合わせで出現、消失を繰り返す。バラの体1周。テーブル状にきれいに花が飾られる。
7,梶原啓二「シュランゲ」(東京)ネクタイを蛇のように扱う演技が迫真。「羽村MC」所属
ネクタイを外して、大きな瓶に入れる。するとコルク栓を飛ばして、ネクタイが飛び出し、蛇のように動き回る。最後は棒で蛇とやり合い、ピストルで撃ち殺す。コンテストは「火気厳禁」ということで、ピストルの火薬のためにルール違反と言うことらしい。
8,古郡護人(ふるごおりまもと)(神奈川)アラカルト
シルクからグラスの出現、消失。カードの演技は木の葉カード主体。ハットから噴水カード。最後はフラッグ2本。
9,新井憲一「ミラクルケーン」(埼玉)プロダクション
2005年、石和の「奇術を楽しむ集い」で入賞した、ケーンのプロダクション。赤白ケーンから鳩の出現。その後黒ケーンが分裂を続ける。2本ケーンのカラーの左右交換現象。ダンシングケーン。そして再度分裂し、大きなフラワーチューブで花を出現させる。
10,能勢祐里恵(のせゆりえ)(東京・スピリット企画)カード主体のアラカルト
前半は前作と似ている。90センチシルク3枚の結びが解け、その後結び目の消失と出現。次はダンシングケーン。最後にカード。ファン出しからサークルファンのカラーチェンジ(ファンカード)、その後両手のファン出し、ユニークな出し方。
11,松田雅彦「デジタルかアナログか」アラカルト
ブレークダンス・ロボット風の動きを演技に取り入れている。ケーンとシンブル、カード(木の葉カード)からプロダクション。
12,岡井泰彦「ジャパニーズマジシャン」(北見一門)アラカルト。
前作のように、カード主体の方がいいような気がする。和傘で登場、その後カードのファン出し、一枚出し。木の葉カードへと続く。カード裁きの丁寧さとなめらかさは抜群。その後、ジャンボコインの出現と消失、量産。ジャンボカードの演技から和傘を取り出して終わる。
コンテスト結果発表 一部記録が欠けており、不完全ですが紹介します。
<クロースアップ>
JCMA賞 あんぱんまん イムホンジン 来年3月18,19日のJCMAの招待
SAM優秀賞 武石匡央(まさお)
<ステージ部門>
SAM会長賞 西村峰龍(ほうりゅう)田代茂氏の奨励賞
SAM山口賞 原大樹(ひろき) 綿田氏の奨励賞
工藤賞 フォンジュンビョ(韓国)今年7月に他界された工藤武雄氏の奨励賞
ボブ・リトル賞 とりっと(前田真孝・高知) ボブ・リトル氏(米)の奨励賞
Be Point賞 梶原啓二 Be Point(吉祥寺)にゲスト出演招待
九州奇術連合会賞 能勢裕里恵 来年2月の熊本大会へのゲスト出演招待
とうはん企画賞 (ステージ)能勢裕里恵 (クロースアップ)松崎朝樹(あさき)
日本奇術会招聘状 戸崎拓也 来年2月熱海の大会へのゲスト出演招待
(社)日本奇術協会招聘状 戸崎拓也 今年12月の「奇術の日」パーティ・ゲスト出演招待
SAMジャパン賞 岡井泰彦
SAM本部賞 該当無し (過去の受賞者 カズ・カタヤマ セロ 幸条スガヤ 木元の4名のみ)
KMS賞 葉月美香 当日設けられた賞、韓国へのコンベンション招待
SAM埼玉大会「インターナショナル マジック ガラ」レポート 記:依岡真
(日時:2005.08.28 13:00〜15:00)
SAM 埼玉大会 クロースアップ部門コンテストの感想 H17,9,2 金子 直
8/27 9:15〜11:15 11名のコンテスタントが出場してその業を競った。内3名が韓国人、残8名は日1本人であった。いずれも若き男性であり女性はゼロ(女性には不向きなのかな?・・・)
クロースアップの演技内容は、殆どコインと、カードとカップアンドボール系である。
しかし単にコインやボールが出現、消失したり、単に客の選んだカードを当てたりするだけでは、高得点は期待できず、各自色々工夫を凝らしてきている。
最初に出場した森田悠一(愛知県)さんの演技が一捻りしてあって面白かった。
内容は空のペットボトルにキャップを押し込み、取り出し、驚かした後で実は底がないのですと笑いを誘ってからそのボトルとキャップでカップアンドボールの手順に移って行った。
そして最後には本物のジュース入りのペットボトルに変わってしまい拍手喝采。
この後カード当てを行い3人にカードを選ばせ、レモンやグラスの下から出現させるものであった。
(前日、採点方法についてのシンポジウムを聞いていたので、自分なりに採点し高得点の80点とし、これを基準とした。後10人の演技者がこれより上か下かで判断して行った。結果3人が更に高得点となった。
審査員による審査結果もこの3人が各々優勝、JCMA賞、コミカル賞を獲得。吾が採点もまんざらでないと・・・、ニンマリ自己満足)
以下印象に残った演技のみ記します。(記憶違いもあろうかと思いますがご容赦願います)
優勝したのは武石匡央さん。
コインのマジックは飽きたでしょう、私はこれでやりますとか言ってキシリトールガムの箱を持って登場。オ!何だろうなと期待していると中からコインを取り出し笑いを誘った。
そのコインを同じ大きさ位の煎餅(クッキー)に変え、出現、消失を繰り返し大きな煎餅に変えたり、マーブルチョコの筒箱から出したり面白かった。
JCMA賞は韓国のアンパンマン(芸名)
休暇中との設定で休暇先のリゾートの絵を掲げる。そこに浜辺の風景、砂浜、椰子の木、浮き輪、ビーチパラソル等が描かれている。
カップアンドボールの手法でそこに描かれているものを、次々鮮やかに出して行く。
一言も喋らずゼスチャーで物語を進めていったのは見事。
(他の二人の韓国人は通訳つき、この為演技の流れが途切れてしまい不利だったと思う)
コミカル賞は松崎朝樹さん
お喋りのテンポが良かった。
圧巻はカードを床にばら撒き3人の客に1枚づつ踏ませ、それを予言してあると言って、両足をテーブの上に投げ出し靴底を見せた。
そこに一人の選んだカードのマークと数が記されていた。更に靴を脱ぐと靴下に2人目の選んだカードが記されていた。
そこで3人目のカードは素足に記されているナと思わせ・・・靴下をおもむろに脱ぐと素足には水虫云々と記されており、爆笑をさそってその瞬間靴下から折りたたみ傘を取り出し、広げたらそこに予言のカードが記されていた。
その他の演技として、「4枚のカードとコイン」、「選んだカードの裏面の色が変わる」、「小さなコインが大きなコインに変化、そのコインが割れてまた復元」、「選んだカードがペットボトルの中のレモンから出現」「小麦粉がクッキーに変化」等等あった。
クロースアップマジックをたっぷり堪能した2時間でした(お疲れさま)。
以上
SAM横浜大会(2003.8.1-3)報告 GOSHIBUYA
第13回世界マジックシンポジウム横浜大会(主催S.A.Mジャパン)が8月1日(金)〜3日(日)、横浜にぎわい座で開催された。
1日は「明日を占うシンポジウム」において渋谷剛一、浅井精二、スピリット百瀬、佐藤元一の4人がパネラーになって、初心者に何を教えるか討論を行った。
2日のコンテストは、ステージ部門が総勢26組、クロースアップ部門は4組の挑戦者が腕を競い合った。ここ数年、SAMのコンテストは若年層に傾きつつあり、今回も18組がいわゆる若者組。そして、国際色も豊かになりアメリカ、韓国、台湾からの参加者が激増した。実質世界大会になっているのが特徴だ。柏マジッククラブの戸崎拓也は、できたばかりの新演技で挑戦し、2回目の入賞を果たした。
以下、入賞者と演技内容を紹介する。
*連夜、素晴らしい演技を見せてくれた出演者たち
【1日】クリストファー・ハート(US)/ドリームかずよし/林太一&笑太夢マジック/和田奈月/藤山新太郎/リー・ウンギョル(韓国)
【2日】ケン正木/和田義太郎ジミー菊池/瞳ナナ/ナポレオンズ/ジョージ本田/セロ&ジェーン(US)
【3日】渋谷慶太/ジョナサン・ニール(US)/ブラボー中谷/ナッツ淳/マーカ・テンドー/亜羅仁&有加
【2日】クロースアップショー
マイケル・アマー(US)/前田知洋/沙門零/チョイ・ヒョン・ウー(韓国)
開催期間8月3日〜5日(新宿 京王プラザホテル)
SAMジャパン主催、第11回世界マジックシンポジウム東京大会が京王プラザホテルにおいて開催された。
参加者250名。パベル、サルバノの大御所をメインゲストに、熱気をはらんだシンポジウムが開催された。
☆ステージマジック
広沢利旺(城西支部)4本リングからイリュージョン(剣の上に寝た美女が、回転して串刺しにされる)
中村栄吉(城北支部)リングの造形手順(6本) 形の説明で言い違えなどがあって、楽しい。
鴨志田耐樹(清水支部)昨年の国民文化祭以来、2回目の演技を見た。手順が昨年と比べてかなりシンプルに再構成されていた。4つ玉 5枚カード ファンカード ミリオンカード 手さばきの華麗さは際だっていた。
小宮行雄(城東支部)仮面をかぶって登場、最後までかぶっていた。マント、ダンシングケーン、ゾンビ、リング、ユニバーサルポットと手順の内容量がすさまじい。どれかにメインをしぼったほうがすっきりするかもしれない。以前、この方の「カンフー」による味付けの手順を見たことがあるが、基本的な味は変わっていないように感じた。
加藤潮(東京)この方の演技は、昨秋「両国マジッククラブ」の発表会で始めて見た。「水と新聞紙」の手順を「お話」で美しくまとめて、構成として優れたものを感じた。(ストーリーは水の世界一周)バネ付きの蝶をとばすなど、素材の選び方、使い方も面白い。
酒井義幸(埼玉)和妻演技「傘のプロダクション」。演技の評判は以前から聞いていたが、フル手順を見るのは初めて。取り出した傘の量がかなりなものになるので、舞台と同じ条件で練習するのは大変だろうなと感じた。
野原初美(埼玉)上尾マジッククラブの会長さん。この方の和妻演技は定評がある。今回は藤山師の和セイローの手順を取り入れていた。トリネタは、和傘2本。
高橋愛佳(東京)「サンタが街にやってくる」の曲に乗って、キャンドル、サンタの衣装変え、光るショール、火のついたクリスマスケーキの出現、カード投げ、ふんすいカードと構成演出が新しく、オリジナリティに富んでいた。
周代祥(台湾)台湾風の扇の取り出しをメインにした手順。すっきりしたセットと演技で、見事な取り出し演技であった。
横山和範(広島支部)広島県、福山奇術クラブ所属のマジシャン。今回はゾンビボールをメインにした演技。ケーン、フィックルファイヤー、アルミホイルのボールの浮揚、シルバーボール、トミーワンダーのゾンビと構成に凝った作品であった。
クリスティ戸口(ハワイ)「リンキングシルク」でおなじみ、ジェームス吉田師のお孫さんに当たる方。レコードのカラーチェンジ、ジュークボックスに入れると曲が変わってダンスが入る楽しい動きのある手順。構成のアイデアが素晴らしい。
藤本明義(多摩支部)カードのマニプレーション手順からフローティングテーブル。演技に余裕が見られ、表情の作り方など抜群の演技力をみせた。
ミラ狂美(東京)珍しいSMマジック。初めて見た。
鶴岡協子(東京)いくつもの賞をもらっているおなじみミリオンカッププロダクションから、コップタンバリンの演技。舞台構成、演技の大きさ、道具の扱いの華麗さは群を抜いている。今回、舞台が悪く、コップがテーブルから落ちて割れるというアクシデントがあったが、最後まで動揺を感じさせないで終わったのは経験の豊富さによるものだろう。
戸崎拓也(千葉)「柏マジッククラブ」所属。フローティングローズとウォンド、ボールの手順。テクニック的に安定を感じさせた演技。
カルビン陳(ハワイ支部)パラソルからロープ、チェンジングバッグ、バルーンとバラエティ手順。
池田秀一(招待 日本奇術会優勝者)シンブル、カード、ケーンからシルク、振り出し旗。
五十嵐笑子(東京)鳩だし手順、アシスタントの女性と2人のポーズのスタイルが印象的な演出になっている。構成も学生らしくみずみずしい感性。最後は鳥かごでバニッシュ。
荒井洋輔(東京中央支部)ウォンドと薔薇の出現、シンブルを絡めた演技。素材的に戸崎拓也のものと重なっていた。表現も若々しい感性に彩られている。
上谷美樹子(札幌支部)薔薇花の手順。道具も手作り風。フローティングローズ、トリネタはテーブル上に花を花壇のように出現させる。
Be Pint賞 山本弘晃(東京)
日本奇術会賞 戸崎拓也(柏)
(社)日本奇術協会賞 高橋愛佳(東京)
九州奇術連合会賞 荒井洋輔(東京)
日本マジックサークル賞 クロースアップ 池田俊秀(東京)
日本マジックサークル賞 ステージ 野原初美(上尾)
工藤武雄賞 クリスティ戸口(ハワイ)
ボブリトル賞 周代祥(台湾)
SAMクロースアップ部門優秀賞 池田俊秀
SAMステージ部門優秀賞 周代祥
SAMジャパン会長賞 藤本明義(東京八王子)
グランプリ 該当なし
SAMのコンテストは、若い新手のマジシャン発掘という傾向の強いコンテストだと感じた。完成度の高い鶴岡協子さん(東京 羽村)の演技も、華麗な演技の鴨志田耐樹さん(静岡)も入賞しなかったのは予想外だった。
ステージ部門には20名、台湾、ハワイからの挑戦者が出るなど、国際コンテストの様相を呈した。
全体的に見渡して、手順そのものがコンテスト向きでないもの、練習不足と思われるもの、など見られたが、まずは、横一線に並んだ演技者達であった。
柏マジッククラブの戸崎君は、黄色い薔薇とウォンドの手順でテクニックをアピールした演技で今回の受賞になった。来年2月熱海で開催される、日本奇術会の大会のゲストマジシャンとして招待される。
審査委員はスピリッド百瀬師 桔梗師ほか 計5名。
スピリッド百瀬師の講評は「どれも質の高い、テクニック的には今ひとつというところもあったが、すぐれたコンテストであった。」