2006.08.10
2006年7月31日(月)から8月5日(土)にかけてスウェーデン・ストックホルムで開催されたFISM 2006鑑賞ツアーに参加してきました。柏マジッククラブからは7名(渋谷剛一顧問、吉田登美子、内山典子、榎本恵子、戸崎卓也、依岡真 & 勝枝) の参加で、初参加の戸崎君以外は皆2回目のFISM参加となります。他のグループからも、顔なじみの方々が大勢参加されておられ、なんとなく同窓会に集まったような気分でした。
《コンテストの結果》
ステージコンテストは約100名、クロースアップコンテストは約50名が参加して腕を競い合いました。 みんな自国で戦い抜いて来ただけあって、どの演技も洗練され魅力あるもので、審査員もさぞかし苦労したことと思います。
賞は7部門毎に1位から3位あり、その上の位置付けでグランプリ賞がステージ部門ではフランスのPilouに、クロースアップ部門ではRick Merrillに与えられました。(以下、各賞の詳細については、他の報告と重複すると思いますので省略させて頂きます。)
賞全体を見渡すと、ドイツ、フランスの獲得数が抜きん出ており、次に米国、オランダと続きます。 残念ながら、日本からの入賞はありませんでした。
《印象に残ったこと》
歳はとりたくないものです。記憶の揮発性が年々増していくようです。
連日朝から晩まで次から次とマジックを見ていると、余程強い印象でも与えられないかぎり、演技内容が思い出せなくなってしまいます。
そんな中で、衰えた脳に辛うじてこびり付いていた記憶をたよりに、今回感じたことをいくつか思いつくままに書いてみたいと思います。
前回の大会で評判の良かったFrank
Wilson(オランダ)が、今回もエレクトーンに美声をのせて、汗をかきかき幕間を繋いでいました。時にはアコーデオンやパンフルートを持ち出し、観客席まで降りてきてのパフォーマンスに、観客も惜しみない拍手を送っていました。毎日聞き続けた彼の歌声が、今でもどこからか聞こえてくるような気がします。
会場で、15年間FISMに参加し続けているという女性(翻訳業)とお知り合いになりました。その方はマジックは見るだけで、御自分では一切なさらないそうですが、一旦御覧になったマジックは驚くほど良く観察し記憶されておられ、その的確な意見には感心してしまいました。「15年前に、ひょんなことからFISMに参加したら、世界中の老若男女がマジックという共通の趣味のもとに楽しそうに集まり語らっている姿を目の当たりにして、すっかりハマッてしまいました」とのことです。彼女と話しながら、「マジックにも色々な楽しみ方がある。でも、まずは見て、驚いて、感動し、憧れることが原点ではないか」とあらためて思いました。
― 以上 ―