
7月20日(日)成田12:40発 JL411便 アムステルダム着17:45
バスでハーグへ 19:00発 20:00着。
スキポル空港は船の墓場という意味だそうだ。オランダは海を干拓することによって国土を拡げた国。もともとはこの空港のあたりも海で、航海する船が沈みやすいところからの命名だそうだ。空港からハーグに向かうハイウエイの車窓から見るオランダの国土は、牧場や花の栽培をする農地が広がっている。東から西へと見渡す空の広さを久しぶりに感じた。ハーグ中央駅付近のレストランで一休み。夜になってもなかなか闇が降りてこない。午後9時でもまだ太陽の陽射しが残っている。明日から6日間、世界最大のマジックコンベンションが開催される。その会場は私たちの宿泊するベル・エアー・ホテルの2つ目のビルという至便さだ。

7月22日(火)
09:30-17:30ステージコンテスト(全日)Alexander Hall
この日、私たちはオプショナルツァーを申し込み、柏マジックのメンバーとアムステルダムの市内観光をを楽しんだ。午前中に予定されたアンネフランクの家の見学は、長蛇の列を作っていた。4〜50分はかかると添乗員の池野氏が言うと、中に入れなくてもいいという意見が主流になって、家の前の撮影のみで済ませた。広島の原爆資料館を訪れる人が絶えないように、ヨーロッパの人はアンネの家を訪れて、20世紀最悪の忌まわしい記憶を忘れないようにしているのだろう。結果的にこの省略で、コンテストは終わり近い瞳ななの演技から見ることができた。ことに峯村氏の演技には立ち会っておかないとわざわざオランダに来た意味が薄れてしまう。アナウンスでケンジミネムラと紹介されると、場内が期待でざわめいた。
マニプレーション部門で3位に入った峯村健二のニューアクトは、絵描きとカンバスのセッティング。はじめにスケッチブックに描くサングラスの色が変わったり、実物が出現したりし、それにレモンをあしらう。パレットと絵筆に持ち替え、ウォンド的なアクト。レモンがジュースに代わり、絵筆が花瓶と花に変化する。シルクで花瓶を消し、スケッチブックに絵となって出現。前作よりストーリー的な構成になっていた。
7月23日(水)
09:30-12:30クロースアップコンテスト Gogh
Hall
この日に見た、スペインのMagomigueのカードはカード部門で1位に、アルゼンチンのInakiはカード部門2位になった。Magomigueのカードは、客の引いたカードが、グラスに入れて置いたカードと入れ替わり、残りのデックが次々と変化し、最後に客のカードだったはずのグラスのカードも変化する。Inakiのカードは客によって選ばれて押し出されたカードがすべてクィーンになっていて、そのカードをどけると下からコインが出現する。次にポーカーゲームを行い、客の指定した位置にフルハウスが現れる。
14:00-17:30ステージコンテスト Alexander
Hall
今日のトップバッターは日本の山上兄弟。すでにおなじみの階段状にずれるジグザグ、ぺしゃんこになっ空気入れでふくらますイリュージョンなどをこなし、「ハイ!」のポーズ。とにかくよく受けていた。
また、スイスの二人組、Pat
Perry&Archbaldはゼネラル部門1位に輝いた演技。待ち合わせた二人が部屋の中に入っていき、ドアが倒れると、俯瞰図になっていて、二人がテーブルに差し向かいになってポーカー賭博をやっている。客席の私たちは屋根裏か天井から二人の賭博シーンを見下ろしたような恰好で、二人はテーブルにカードをスプレッドしたり、紙幣を賭けたり、ピストルで相手のカードをはじき飛ばしたり。カードなどはすべてマグネット仕込みで垂直のテーブルに広げていても床に落ちない。このアイディアに場内は大受け。マジック的な要素が少ないが表現の面白さをねらった作品。

この日は会場地下のホールでパーティが催された。美味しい料理を楽しめた。特にサバのオイルサーディンが絶品であった。
7月25日(金)
09:30-12:30クロースアップコンテスト Gogh
Hall
この日、柏のメンバーも八王子や羽村の方もオプショナルツァーでベルギーやロッテルダムに行ってしまった。私一人残ってこの日は重点的にディーラーブースを見て回った。約100店もの店が並ぶ。いくつか土産になりそうなものを物色したが、日本に帰ってからあれを買っておけば良かったと思わないように久しぶりに真剣に見た。
14:00-17:30ステージコンテスト Alexander
Hall
Robert
Jaggerhornは飛行機の中のセッティング。トイレの中の洗面台で歯ブラシとチューブの入れ替わり。ネクタイが伸びたり縮んだり。最後はトイレの便器に流されて衣装替えしてスポーツウェアに。この演技はパーラー部門の3位に入賞。
Arsene
Lupinは椅子に筒をかぶせて、全体をひっくり返して椅子を取り出すと向きが変わっている。次に鏡の前に椅子を置き、鏡の後ろから椅子を取り出す。新しく開発した道具が目についた。
20:00-23:00ガラショー2 Alexander
Hall
【出演者】MC:Topas Irina from Moscow Raymond Crowe Ger Copper Antje Pode Jan
Rouven the Great Tomsoni Sylvester the
Jester
この日のガラショーではトパースの演技が一段と目立っていた。子供部屋の中でいろいろな現象を引き起こす。扱う素材の新しさも目につく。取り出した模型飛行機が観客の頭上を飛び回る。MCも務めマルチタレントぶりも発揮した。
Antje
Podeは仰向けになって、カバンを足で扱う女性のジャグリングで沸かせた。
7月26日(土)
11:30-13:30表彰式 Alexander
Hall
この時間では以下の各賞が発表され、グランプリは太字のマジシャンの中から今夜決定されることになった。
Tha
Winners of FISM2003! Manipulation
1.Norbert Ferre
France
2.Eun-GyeoI Lee Korea
3.Kenji Minemura
Japan



General Magic
l.PatPerry+Archibald
Switserland
2.Simon Pierro Germany
3.Danny Cole America
3.Mirko
Argentina
Stage illusion
2.prince of Ilusions The
Netherlands
3.Doctor MarraX Germany
Parlour Magic
2.Ken Bardowicks
Germany
2.Chris Joker Germany
3.Robert Jagerhom
Finland
Menttal Magie
2.Aaron Belgium
3.Chris
Joker Germany
Micro Magic l.Jason Latimer
America
2.Nicholas Einhom United Kingdom
2.Shawn Farquhar
Canada
3.Feremc Galambos Hungary
Card Magic l.Magomigue Spain
2.Gregory
Wilson America
2.Inaki Argentina
3.Etienne United
Kingdom
Award Invention Jason Latimer America
Jam
Ditgen Germany
Arsene Lupin Poland
Price for ComedyPresentation
TheGreat
Nadeni Scotland
Price for MostOriginal
ACT
一PatPerry+Archbald Switserland
20:00-23:00ファイナルガラショー Alexander Hall
今日の午前に1位に選ばれたマジシャンが、この夜のガラショーを務めた。
そして、ステージ部門グランプリはフランスのノーベルトフェリ、クロースアップ部門はジェーソンラティマーが選ばれた。
7月27日(日)ホテル発17:00 アムス発20:15 JL410便
7月28日(月)成田着14:20