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ギャラリー |
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すりだしリングの作り方 |
彫金(ジュエリーメーキング)の基本、すり出しリングを作ってみました。 |
銀950 35gを1000℃前後の炎で溶解して、アケ型に流し込みます。 |
銀が固まり、取り出したところです |
出来た地金を、焼きなましを行いつつ何回もローラーをかけて序々に所定のサイズに仕上げます。 |
今回は、長さ:70mm 巾:13mm 厚さ:3mmのサイズにしました。 |
リングサイズは、18#ですので地金の長さは、(直径(18.6mm)+板の厚さ(3mm))×3.14(円周率)=67.82mmです。 |
次に、地金の長さの3分の1ほどのところにsilverの刻印を打ちます。ついでに自分のマーク(刻印)も入れておきます。 |
サイズ棒などを、利用してリングサイズ(直径18.6mm)の環を作ります |
両端の合わせ面の隙間を無くし、継目にフラックス (ホウ砂)を塗り銀ロウを置いて、ガスバーナーで 銀ロウを溶かしてロウ付けしします。 最後に、汚れやフラックスを取るために希硫酸の液に10〜20分位浸け水洗いします。(これを「ハタシ」といいます。) |
あらためて、リングを整形します。サイズ棒にリングを刺して、リングの周りを木槌でたたいて整形します。 この時、リングが所定のサイズよりも小さかった場合は、リングをたたいて延ばせば1#〜2#位は 大きくできます。 逆に、大きい場合は糸ノコで余分な長さをカットしてロウ付けします。 |
ここからは、本来の目的であるヤスリがけの工程です。まずは、リングの裏側の整形とデザインを考えます。 |
今回のデザインは、リングの円周を15等分、幅を3等分してヤスリですり出します。 |
写真のように必要な線に沿って荒目の三角ヤスリで 荒削りします。 荒削りする場合は、万力などでリングを保持しますと、力が入りやすく綺麗に早く削ることが出来ます。 |
荒目や中目の平ヤスリでザクザクと削ります。 形になってきましたら、油目ヤスリで形を整えながら 荒目ヤスリや中目ヤスリで出来た傷を形を整えながら削り取っていきます。 |
次にサンドペーパーを使って傷を取ります、ここで使用するサンドペーパーは、荒い方から600番、800番、1000番、1500番の順に使用しますが、 あまりサンドぺーパーに頼ると角があまく(ダレる)なってしまうので注意します。 |
リューターを使って最後の傷取りです。 |
表面をヘラで擦ります、擦ることによって光沢と表面が硬くなり傷がつきにくくなります。 |
銀みがきのクリームを柔らかな布につけ磨きます。後に洗剤で油分をとり水洗いしてください。 |
出来上がりです。 |
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