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銀の話
シルバーアクセサリーの取り扱いについてのご注意

 
金属アレルギーの方やお肌に異常を感じられた方は、ご使用を止めて専門医にご相談ください。
 
また、誤飲等の事故防止の為、お子様の手の届かない場所に保管をお願いします。
 重い物を持たれる時や運動時には怪我をされる恐れがありますので、外すなどしてご注意ください。
 ご自分の責任の範囲内でご使用、保管をお願いいたします。
ルバーアクセサリー手入れの方法

*普段使用後のシルバーアクセサリー手入れ方法
 眼鏡拭き等柔らかな布で乾拭きし、密封できる容器に入れてます。これは空気中の硫黄分等に触れさせないためです。
  (冷蔵庫に入れて置く人もいるようです。)

*全体が黒くなった場合のシルバーアクセサリー手入れ方法
 
・ いぶし銀が施されていない作品は液体クリーナーに数秒間浸けてすぐに水洗いし水分を拭き取るときれいになります。

 ・ いぶし銀が施されている場合は、クリーム状のクリーナーを柔らかい布につけ磨きその後洗剤で油分を洗い落とします。
  (液体クリーナーに浸けてしまうと、いい具合のいぶしが取れてしまいます。)

 ちなみに市販されている液体クリーナーに代わって重曹を使ってもいぶしがとれます。
 鉄製(ステンレス)の鍋にアルミホイルを敷き、水1Lあたり重曹大さじ1を入れ沸騰させその中に銀作品を入れると、
 アルミホイルにいぶしが移り作品の輝きが元に戻ります。

  以上、手入れをすれば気持ち良く使えるし、愛着も湧くと思います。
銀の品位

  1990年位までは、日本で銀はジュエリーの仲間に入っていませんでした。
  ジュエリーとはアクセサリーというくくりの中で宝石や貴金属(銀、金、プラチナ)を使用した宝飾品のことを示します。
  さて、銀の品位ですが、その表示は1000分比で表し純銀を1000として、次に950、925、900、800、と刻印されます。
  950を例にとれば、その重さの95%が純銀で残り5%は銅を混ぜてあります。
  銀のジュエリー制作では、純銀1000は非常に軟らかく銅を混ぜることにより硬くしてジュエリーに向く銀(合金
にします。
  彫金の世界では、1000、950、925位までは純銀と呼んでも差し支えないようです。
  世界では925が主流のようです、925は私の感じでは、K18と同じ位の硬さで少しハードな使用でも耐えますので
  リングも細めにできますが銅の含有量が多い分黄色味がかってしまい私は950を使っています。
  デザインも重要ですが長年の使用に耐えなければいけませんが、太くしたり厚くしたら重くなり使いにくい物になってしまいます。
  古くなればなるほど輝きが増し、末永く気軽に使っていただける作品作りを心掛けています。
すりだしリングの作り方
彫金(ジュエリーメーキング)の基本、すり出しリングを作ってみました。
銀950 35gを1000℃前後の炎で溶解して、アケ型に流し込みます。
銀が固まり、取り出したところです
出来た地金を、焼きなましを行いつつ何回もローラーをかけて序々に所定のサイズに仕上げます。
今回は、長さ:70mm 巾:13mm 厚さ:3mmのサイズにしました。
リングサイズは、18#ですので地金の長さは、(直径(18.6mm)+板の厚さ(3mm))×3.14(円周率)=67.82mmです。
次に、地金の長さの3分の1ほどのところにsilverの刻印を打ちます。ついでに自分のマーク(刻印)も入れておきます。
サイズ棒などを、利用してリングサイズ(直径18.6mm)の環を作ります
両端の合わせ面の隙間を無くし、継目にフラックス (ホウ砂)を塗り銀ロウを置いて、ガスバーナーで 銀ロウを溶かしてロウ付けしします。
最後に、汚れやフラックスを取るために希硫酸の液に10〜20分位浸け水洗いします。(これを「ハタシ」といいます。)
あらためて、リングを整形します。サイズ棒にリングを刺して、リングの周りを木槌でたたいて整形します。
この時、リングが所定のサイズよりも小さかった場合は、リングをたたいて延ばせば1#〜2#位は 大きくできます。
逆に、大きい場合は糸ノコで余分な長さをカットしてロウ付けします。
ここからは、本来の目的であるヤスリがけの工程です。まずは、リングの裏側の整形とデザインを考えます。
今回のデザインは、リングの円周を15等分、幅を3等分してヤスリですり出します。
写真のように必要な線に沿って荒目の三角ヤスリで 荒削りします。
荒削りする場合は、万力などでリングを保持しますと、力が入りやすく綺麗に早く削ることが出来ます。
荒目や中目の平ヤスリでザクザクと削ります。
形になってきましたら、油目ヤスリで形を整えながら
荒目ヤスリや中目ヤスリで出来た傷を形を整えながら削り取っていきます。
次にサンドペーパーを使って傷を取ります、ここで使用するサンドペーパーは、荒い方から600番、800番、1000番、1500番の順に使用しますが、
あまりサンドぺーパーに頼ると角があまく(ダレる)なってしまうので注意します。
リューターを使って最後の傷取りです。
表面をヘラで擦ります、擦ることによって光沢と表面が硬くなり傷がつきにくくなります。
銀みがきのクリームを柔らかな布につけ磨きます。後に洗剤で油分をとり水洗いしてください。
出来上がりです。
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