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撮影 いがりまさし

(植物写真家)

aster@plantsindex.com
撮れたてWeb図鑑

http://www.plantsindex.com

 

朝 倉 義 子(あさくら よしこ)

1960年愛知県豊橋市生まれ。看護師。

民間のデイサービス「ヤモリクラブ」の女将・事務代表。
大学病院の小児科、未熟児センター、重症心身障害児施設,診療所での訪問看護などの経験を経て、1993年4月から,ボランティアで民間のデイサービス「豊橋生活リハビリクラブ」を始める。はじめのうちは障害者福祉会館などを借りて、仕事の休みの日に、家族・友人・知人に手伝いを頼み、月3〜4回、不定期に開くというような、まさに手づくりのミニ・デイサービスで、日時・場所も一定しないことから『さすらいのデイサービス』と呼ばれた。その活動ぶりは、「なんとかなるさ」という楽観的でおおらかな行動力と、
なによりも「これくらいなら自分たちにもできるんじゃないか」と思わせるメッセージで、全国のケアワーカーを力づけるアピールとなり、熱い共感と注目を集めた。


その後、1995年4月から、町の中心地にある古い一軒家を借りて、常設(毎日・年中無休)のデイサービスとなり、わが国における民間デイのパイオニアとして先駆的活動を続けて現在に至る。この民家にヤモリが住み着いていたことから、通称を「ヤモリクラブ」という。

「ヤモリクラブ」では「型どおりではないこと」と「普通の暮らしを支えること」を

モットーに、痴呆・徘徊・寝たきり・難病などの病名・症状・障害レベルや年齢を問わず、乳幼児から障害児・老人まで受け入れて、それぞれが「その人らしい生活」を送れるような個別ケアを実践している。
このような「その人一人のための具体的なサービス」を積み上げる中で、今では介護・福祉分野だけでなく、行政・財界・マスコミ・一般市民などの幅広い理解と支援を得るようになったが、行政や市民に民間デイサービスの意義や役割を認知させたパワーは全国的に評価されている。

最近は、ケアの新しいスキルとして,介護スタッフのカウンセリングや心理トレーニングにも取り組み,ユニークな「ZIZIBABA体験」(寝たきりや障害などの実態を疑似体験するトレーニング)を考案・実践するなど、介護の実力と技術を高める研修プログラムに力を入れている。


(編集部の人物寸評)
彼女はかつて「民間デイを始めた私たちのプランを『無計画の中の計画性』と言った人がいたが、無計画というより冒険的事業(ベンチャー・ビジネス)であり、私たちはその起業家なのかもしれない」といささかの自負を込めて言ったことがある。

彼女は、一見するといかにも『ネアカな肝っ玉姐さん』風であるが、彼女自身の自己像はまた違うようで、『モーツアルトとクレーと自然をこよなく愛する普通の人』
などと自称している。そんなシャイで繊細な感性の持ち主でもあるらしい意外な素顔の一端は、本書『アディクションアプローチ』に寄せた書評である本稿の中に垣間見られる辛く苦しい体験に根ざしているのかもしれない。(はま)

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