メノラー


メノラー(七枝燭台)は、イスラエル国家の紋章として使われており、クネセト(国会議事堂)の前に大きなメノラー立っている。

メノラーは、いつの時代でもシナゴーグ(礼拝堂)だけではなく、各ユダヤ人家庭に置かれ、安息日(シャバット)やさまざまな祝祭日に使われてきた。

出エジプト記25章31節から40節に、メノラーの作り方が記されているが、ヘブライ語でメノラーは、燭台の意味である。

また、この記述の中で、アーモンドが登場する。

アーモンド(あめんどう)という言葉は、エレミヤ書1章11節12節で「 主の言葉がまたわたしに臨んで言う、『エレミヤよ、あなたは何を見るか』。わたしは答えた、『あめんどうの枝を見ます』。主はわたしに言われた、『あなたの見たとおりだ。わたしは自分の言葉を行おうとして見張っているのだ』。」とある。

ここで、「あめんどう」(アーモンド)ヘブル語で「シャーケード」といい、「見張る」とはヘブル語で「ショーケード」である。

イスラエルの人々は、このエレミヤ書からも、メノラーを置くことにより、常に神様に見張っていただいているという思いが深いのだと思う。

メノラー(七枝燭台、牧師所有銀製メノラー)

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