日本の作曲家・演奏家作品   アコーディオン作品
<早坂文雄>管弦楽選集 御喜美江 アコーディオン・バッハ
現代日本の音楽名盤1500シリーズU Enrique Ugarte
<Accordion Champion>
<早坂文雄>管弦楽選集2  
「Concert:20-21」
日本の作曲・21世紀へのあゆみ
 



早坂文雄というと「七人の侍」が映画音楽の代表作とされがちです。しかしこの『羅生門』こそ代表作といわれるべき秀作でしょう。
『古代の舞曲』のワインガルトナー賞受賞は、この曲の音楽評論を酷評から絶賛へと急変させた話題作でもあります。
このアルバムは各作品ごとに作曲者(早坂文雄)のノートが掲載されています。各曲の聴き方の大きな参考、ヒントとなることでしょう。秋山邦晴氏による解説は中身のある、作品をよくとらえたすばらしい内容です。       
タイトル  早坂文雄管弦楽選集
指 揮  芥川 也寸志
演 奏  新交響楽団
録 音  1979年4月6日(金)
会 場  東京文化会館大ホール
発売元  株式会社フォンテック (FONTEC RECORDS) [レコード録音]
バック  FONC-5041 STEREO
内 容
[60’24”]
 映画「羅生門」から(1950) [19’20”]
 T、タイトル音楽
 U、杣売(きこり)の証言の場面の音楽
 V、多襄丸の証言の場面の音楽
 W、ラスト・シーンの音楽
 X、真砂の証言の場面のボレロ

 「古代の舞曲」 (
1937) [12’50”]
 「管弦楽のための変容」 (1953) [28’14”]
備 考  ・「羅生門」 :1951年9月ヴェニス国際映画祭金獅子賞受賞
 ・「古代の舞曲」:1938年9月ワインガルトナー賞特等賞受賞



早坂、清瀬、箕作の作品が一枚に収められたこのアルバムは大変貴重といえるでしょう。今更ながら廃盤なのが悔やまれます。特に清瀬→早坂の順に音楽の流れを意識して聴いてみて下さい。そして武満徹、黛敏郎、芥川也寸志等にこの流れは引き継がれているのです。
「左方の舞と右方の舞」は、早坂作品の中では最もきらびやかさを感じさせる管弦楽曲ではないでしょうか。このような優れた作品が演奏会で発表される機会が増えてほしいものです。
タイトル  現代日本の音楽名盤1500シリーズ―U[管弦楽曲]
指 揮  山岡重信
演 奏  読売日本交響楽団                                
作曲者
録音会場
 伊福部昭 :「土俗的三連画」     / 川口市民会館  (1972・02・01)
 早坂文雄 :「左方の舞と右方の舞」 / 郵便貯金ホール (1971・12・14)
 清瀬保二 :「日本祭礼舞曲」     / 杉並公会堂    (1972・04・17)
 箕作秋吉 :「芭蕉紀行集」       / 郵便貯金ホール (1971・12・13) 
発売元  ビクター音楽産業株式会社 P:1979 [レコード録音]
バック  Victor KVX-5504
内 容
[54’06”]
 「土俗的三連画」 (10’57”) <1937>
  第1楽章 : 「同郷の女達」 
  第2楽章 : 「ティンベ」
  第3楽章 : 「パッカイ」

 「左方の舞と右方の舞」 (15’40”) <
1941
 「日本祭礼舞曲」 (20’16”) <1940>
  第1楽章 : Moderato rustico e piacevole
  第2楽章 : Lento tranquillo
  第3楽章 : Allegro
 
 「芭蕉紀行集」 (7’13”) <1947年版> 
備 考 ・ 「日本祭礼舞曲」は、1981年福井謙一博士がノーベル化学賞を授賞のおり会場に流されたという曲です
  * 「日本祭礼舞曲」は「日本舞踏組曲」(1940)全5楽章のうち、4,5楽章を除いて3つの楽章のみにまと    めたものです。
・ 「芭蕉紀行集」のオーケストラ版は1937年版と1947年版がある。  


この作品は、日本的、東洋的純音楽の進むべき方向性を確立した作品といえるでしょう。音の無駄を削ぎ落とし、音数を減らし、なおかつ最大限の表現を引き出した早坂音楽の集大成がこの「ユーカラ」でしょう。
タイトル  早坂文雄:交響的組曲「ユーカラ」 早坂文雄管弦楽選集(2)
指 揮  山田一雄
演 奏  日本フィルハーモニー交響楽団
録 音  1986年4月11日
会 場  東京文化会館(ライブ録音)
発売元  fontec [CD]
バック  FOCD9082
内 容
[49’56”]
交響的組曲「ユーカラ」  <1955
 1、プロローグ    (3’36”)
 2、ハンロッカ    (7’16”)
 3、サンタトリパイナ (7’27”)
 4、ハンチキキー   (7’57”)
 5、ノーペー     (13’34”)
 6、ケネペツイツイ  (9’25”)
備 考 ・このアルバムの解説も秋山氏によるもので、後世に残すに値する「音楽解説」とも言える素晴らしいも のです。他のアルバムの音楽解説も読んでみて下さい。


早坂作品の中ではメロディックな時期の作品です。無調と有調の混在した作品ですが、日本人には違和感なく聴こえるところが、民族派と言われるゆえんなのでしょう。第一楽章のビオラがキーポイントとなる無限性の表現。第二楽章全編にわたるピチカートの四重奏の素晴らしさ。是非聴いてほしい作品です。
タイトル 「Concert:20-21」  日本の作曲・21世紀へのあゆみ
演 奏 ・「ニューアーツ弦楽四重奏団」 ヴァイオリン:小林健次、ヴァイオリン:平尾真伸
                     ヴィオラ   :江戸純子、チェロ    :苅田雅治
・ヴァイオリン:青木 調、 ピアノ:鷲宮美幸
・ピアノ:高橋アキ
録 音 1998年9月30日
会 場 紀尾井ホール                          
発売元 「日本の作曲・21世紀へのあゆみ」実行委員会
         <連絡先>東京コンサーツ内 :п@03-3226-9775
 [CD]
バック  20−21CD 003
内 容
[49’56”]
《早坂文雄》(1914〜1955)

 『弦楽四重奏曲』 (1950)
  [1] 第一楽章 (Adagio assai)     [9:32]
  [2] 第二楽章 (Allegro pizzicato)  [4:22]  
  [3] 第三楽章 (Allegro moderato)  [8:13]

 《吉田隆子》 (1910〜1956)

 『ソナタ-ヴァイオリンとピアノのために』 (1952)
  [4] 第一楽章     [5:14]
  [5] 第二楽章     [4:33]  
  [6] 第三楽章     [7:07] 

 《松平頼則》 まつだいら よりつね(1907〜) 

 『ピアノのためのソナチネ』 (1947)
  [7] 第一楽章     [7:01]
  [8] 第二楽章     [4:48]  
  [9] 第三楽章     [2:51]

 《清瀬保二》 きよせ やすじ (1900〜1981)

 『弦楽四重奏曲』 〈Strings quartette in B♭〉 (1951)
  [10] 第一楽章     [7:29]
  [11] 第二楽章     [6:07]  
  [12] 第三楽章     [6:24]
備 考 協力:日本近代音楽館、紀尾井ホール


美喜美江は世界のクラシックアコーディオンにおける頂点にあり、このアルバムでのバッハは、演奏者のバッハに込められた思いがアコーディオンを通し存分に発揮されています。バッハの素晴らしさ、アコーディオンの素晴らしさを紹介するに打って付けのアルバムです。
   *「CAMPANELLA:カンパネラ」 6月号(P16)に美喜美江さんの紹介記       事が掲載されています!!
タイトル 御喜美江 アコーディオン・バッハ <J・Sバッハ/A・Mバッハ>
演 奏 御喜美江 :クラシック・アコーディオン
録 音 1997年2月
発売元 AEOLUS [CD]
バック ACCD-S117
内 容 「フランス組曲第5番ト長調BWV.816」
 1、アルマンド  2、クーラント  3、サラバンド  4、ガヴォット
 5、ブーレ     6、エール    7、ジーグ

「フランス組曲第6番ホ長調BWV.817」
  8、アルマンド  9、クーラント  10、サラバンド  11、ガヴォット
 12、ポロネーズ 13、メヌエット   14、ブーレ     15、ジーグ

「フランス風序曲」(パルティータ)
 16、序曲     17、クーラント  18、ガヴォットT/ガヴォットU
 19、パスピエT/パスピエU   20、サラバンド  21、ブーレT/ブーレU
 22、ジーグ   23、エコー

「アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳
 [1725]から」
 24、ミュゼット(二調長)BWV Anh.126
 25、ポロネーズ(ト短調)BWV Anh.119
 26、メヌエットT(ト長調)BWV Anh.114
 27、メヌエットU(ト長調)BWV Anh.116
 28、メヌエットV(ト長調)BWV Anh.115
 29、マーチ(二調長)BWV Anh.122 
備 考 ・1973,74年「クリンゲンタール国際アコーディオンコンクール」青年の部連続優勝。
・同年、「アヌシー国際アコーディオンコンテスト」二重奏の部で第1位。
・現在フォルクヴァング音楽大学アコーディオン科教授。
・1990年、1989年度ドイツ州政府芸術奨励賞(音楽部門)をアコーディオン奏者として 初めて授賞                                              [1996・10・30現在]
 


数々の国際アコーディオンコンクールに優勝しているエンリケ・ウガルテ。このアルバムではその実力をフルに発揮し、クラシックの楽しさアコーディオンの素晴らしさを堪能できるアルバムです。
タイトル Enrique Ugarte 「Accordion Champion」
演 奏 Enrique Ugarte: Classic Accordion
録 音 1991年:Union Studios,Munich,Germany
発売元 ARC Music Production [CD]                       
バック EUCD 1151
内 容
[41’09”]
・剣の舞(A.ハチャトリアン) 2:22
・Schwarze Augen(Trad)   4:08
・アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク(W.A.モーツァルト/Arr.E.Ugarte) 4:01
・Der Bauernhof-プレリュード-Preludio de Caserio
         (J・Guridi/Arr.M.Vicondoa)  6:37
・プレリュード(A.Volpi) 4:38
・ボレロ(M.ラベル/Arr.E.Ugarte) 6:38
・ユーゴスラビア(Trad./Arr.E.Ugarte) 4:16
・アランフェス(J.ロドリーゴ/Arr.E.Ugarte) 5:21
・Alborada Gallega(Trad./Arr.E.Ugarte) 3:06
備 考 ・名前:エンリケ・ウガルテ
・生年:1957年
・出生:スペイン