一刻者
薩摩本格芋焼酎 一刻者(いっこもん)
「頑固な蔵のこだわり焼酎」

芋の味や風味を活かすために、芋と芋麹のみを使用し、手造りで仕込んだ芋原料100%の風味豊かな純芋焼酎です。芋を知り抜いた一刻者(頑固者)が、その名の通り頑固なまでに芋にこだわりました。

深みのあるトロリとした飲み口。まろやかでソフトな芳香と味わいの「なつい(飲みやすい)」焼酎です。

純芋焼酎「一刻者」
25度/720mL/1,386円
(税込み)

原料へのこだわり
一般的な芋焼酎は米麹を使用しますが、『一刻者』は、米麹のかわりに芋麹を使っています。芋麹は米麹に比べてβ-グルコシダーゼ酵素活性が高いという性質があり、これにより、芋麹を使った焼酎は、特徴香である甘い香りのテルペン類を多く含んだ焼酎になります。しかし従来の蒸し芋では、水分が多くつぶれやすい等の理由で、麹菌が根付きにくく、よい芋麹をつくることが困難でした。そこでこれを解決するために、芋を細かく切るなど独自の技術を駆使することによって、芋焼酎造りに最適の芋麹をつくることに成功し、従来の芋焼酎とは一味違う100%芋の焼酎を造りあげたのです。
『一刻者』(「頑固者」の意)は、その名が表す通り、本物の芋焼酎を造り出すために、原料にも頑固にこだわっています。


生産地へのこだわり
『一刻者』の蔵元、小牧醸造は、鹿児島県の北西部に位置する宮之城町にあります。
宮之城町は、北側には紫尾山をはじめとした山々が連なり、町の中を貫くように、川内川が流れるという自然に恵まれた立地で、その自然の恩恵である竹をはじめとする特産品と、江戸時代の島津氏統治時代からの数々の歴史史跡、そして湯の香り優しい温泉と、本格焼酎ファンならずとも一度は訪れてみたくなるような魅力たっぷりの町です。
そのような大自然に育まれて生まれたのが本格芋焼酎『一刻者』なのです。

造りへのこだわり
〜家族で造るこだわりの味〜
明治42年から続く小牧醸造は、使い込まれたかめを使用しての仕込み、そして常圧蒸留と、創業以来の製法にこだわっています。
現在は、杜氏役のお父さん・伊勢吉会長さんと、造りはもちろん、企画営業を担当されるお母さん・世津子社長さんを中心として、家族で蔵を守りつづけています。そんな小牧家の人びとが愛情を込めて造りあげた『一刻者』は、ほんのり甘味を感じることができ、やわらかい香りと喉ごしが特徴の飲みやすい本格焼酎なのです。

〜匠の技と大自然の恵みから生まれる焼酎〜
『一刻者』の深みのある、まろやかな美味しさの秘密。それは昔から蔵とともに生きてきた菌、シラス大地で育った芋を使い、鹿児島の大地の自然の力を借りて、造ること、つまり、受け継がれた杜氏の技と、自然の恩恵の融合によって造られているところにあるのでしょう。