仏教用語について
十界 行の大系  
悟界 ほとけ 大乗仏教の悟りの世界  自他平等の状態
菩薩 ぼさつ 初めて自己を越えた状態
縁覚(独覚) えんがく 小乗仏教の悟りの世界   生活の中から独り悟りを見出した状態
声門 しょうもん 教えの中から真理を学んでいる状態
迷界
(六道 六趣)
三善道 天上界 五哀 前世で多くの善行を積んだ非常に優れた者だけが住める世界。望みが全て充たされ人間の最高の状態
人間界 私たちが住む世界、ここにだけ仏が現われ教えを聞くことが出来る世界。地獄と仏の間を行き来できる状態
四苦八苦 四苦-生・老・病・死
八苦-愛別離苦・・・愛する者と別れなければならない苦
    怨憎会苦・・・憎い者に会わなければならない苦
    求不得苦・・・欲しい物が手に入らない苦
    五陰盛苦・・・感覚と肉体との不均衡による苦
阿修羅道 人間より一ランク下の世界、人間の妄執に取付かれて人を許す慈悲心を失った者が転生する永遠の戦いの苦しみを味わい続ける。嫉妬心不安そして争いの耐えない状態 
三悪道 畜生道 畜生とはあらゆる生き物のこと、弱肉強食の厳しい世界に身を置き常に危険に身をさらし怯えて暮らす世界。自己のことしか見えない状態 
餓鬼道 前世で人一倍物欲や食欲が強く欲望を満足させるためにひてすら行動し自分の欲望が満足されないと人を恨んだり妬んだりする物が行く世界。欲求不満の状態 
無財餓鬼 何も食べる事ができない
少財餓鬼 少しだけもの(不浄な物のみ)を食べる事ができる
多財餓鬼 上等な物を食べる事ができるがけっして満足出来ない
地獄道(八大地獄)  前世で最も罪の重かった者が転生する世界。生きていること全てが苦である状態
等活地獄 生前殺生を行った者達が堕ちる地獄
黒縄地獄 生前盗みを働いたものが堕ちる地獄
衆合地獄 殺人や盗みの他淫乱の罪が加わった者が落ちる地獄
叫喚地獄 飲酒の罪を犯した者が堕ちる
大叫喚地獄 嘘をついた者が堕ちる
焦熱地獄 殺生や邪淫、窃盗の罪を犯した者が堕ちる
大焦熱地獄 尼を犯した罪を犯した者が堕ちる
無間(阿鼻)地獄 仏教での五戒を全て破った極悪人が堕ちる
此岸 しがん 私達が住む煩悩と迷いの世界
彼岸 ひがん 悟りの世界(涅槃の世界) 「倒彼岸」=解脱
十八界 感覚器官  眼界、耳界、鼻界、舌界、身界、意界
対象領域  色界、声界、香界、味界、蝕界、法界
認識世界  眼識界、耳識界、鼻識界、舌識界、身識界、意識界
四諦
(四つの真理)
 苦諦 くたい 生存は苦であるという真理
 集諦 じつたい 苦の原因は煩悩執着にあるとう真理
 滅諦 めつたい 原因を滅することによって理想の状態がえられる真理
 道諦 どうたい そのための方法に関する真理
八正道
(八っの正しい道)
正見  しょうけん 正しい物の見方
正思惟 しょうしゅい 正しい意見、意志
正語  しょうご 正しい言葉使い
正業  しょうごう 正しい行為
正命  しょうみょう 正しい生活
正精進 しょうしょうじん 正しい努力
正念  しょうねん 正しい意識、注意力
正定  しょうじょう 正しい精神統一
六波羅蜜
-パーラミター
悟りの彼岸に到るための六っの道
布施 ふせ 布施をすること。三輪清浄の布施(施者、受者、施物)
持戒 じかい 戒律を持って生きる事
忍辱 にんにく 耐え忍ぶこと
精進 しょうじん 努力すること
禅定 ぜんじょう ジャーナ、座禅すること
智慧 ちえ パンニャー、般若。以上5つの波羅蜜の実戦により得られる智慧のこと
無財の七施 眼施     げせ やさしいまなざしをもって他人と接する
和顔施 わげんせ 柔和なほほえみをもって他人と接する。「和顔悦色施」ともいう
愛語施 あいごせ  思いやりを持ったことばで他人と接する。「言辞施」ともいう
身施 しんせ  身を持って思いやりを示すこと
心施 しんせ  形だけでなくまごころを示すこと
牀座施 しょうざせ  他人に座る席を気持ちよく譲ること
房舎施 ぼうしゃぜ  宿泊や休憩の場所を気持ちよく提供する
持戒
(戒律を持って暮らすこと)
五戒
不殺生戒 ふせっしょうかい 殺生をするな 
不愉盗戒 ふちゅうとうかい  盗みをするな 
不邪淫戒 ふじゃいんかい  邪淫に溺れるな 
不妄語戒 ふもうごかい  嘘をつくな 
不飲酒戒 ふおんじゅかい  酒を飲むな