人魚王子:許されぬエンディング


「あ・・・あの・・・だけど・・・ッ!」



オロオロとうろたえるエドワードをよそに、アルフォンスはその滑らかな素肌に遠慮なく掌をすべらせ、やがて恐らくは既に熱くなっているだろう中心へと伸ばしたのだが・・・・・・。



「・・・・・・・・・・・ウッ!?こ・・・・ッコレは!?」



閨では常に相手を翻弄するだけのアルフォンスが、この場にそぐわない呻き声をあげた。その双眸はカッと見開かれ、自分の下でしどけなく横たわる愛しい人の中心部分に釘付けになっていた。



「エド・・・・・いつの間に!?いや・・・・そんな馬鹿な・・・・まさか・・・!?」



今度はアルフォンスがオロオロとうろたえる番だった。頬を上気させていたエドワードは、目の前の男が一体何に驚愕しているのかが分からず、可愛らしく小首をかしげた。


「エ、エ、エ、エ、エエエドワードッ!!ココココココレッ!一体いつから着けてたの!?まさかとは思うけど・・・・!!」



二人がもつれ合っている寝台があるこの部屋は、僅かに差し込む月明かりのみに頼って物の輪郭を辛うじて確認できるだけの明るさしかなかった。だからてっきりアルフォンスは、この恋人が一糸纏わぬ姿であると始めから信じて疑わなかったのだ。



だがしかし、現実は悲しいまでに残酷だった。



そのエドワードの中心部分。つまり、彼の小振りな男性器には、既にコンドームが装着されていたのだ。しかもそれは『つぶつぶ付き』だった。



すっかり硬直して、その美貌から血の気さえ引かせている男に、エドワードは転じて誇らしげな笑顔を浮かべながら信じがたいセリフを言い放った。



「あ、コレか?俺がこの姿になるのに力を貸してもらった錬金術師に『セーフティセックスを心掛けろ』と言われて渡されたから、(海にある)宮殿の自分の部屋で早速着けておいたんだぜ。忘れたら一大事だかんな!」



何故か反応の無いアルフォンスにすっかり気を良くしたエドワードは、相手からの抵抗がないのを良い事に、悲願であった『想い人を貫く』儀式を無事遣り果せたのだった。




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おお〜〜〜〜出来た出来たwめでたしめでたしw
(以上、ばーいらくさん)

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めでたいと思うヤツが誰かおるんかい!!!!!!!!!!   いるんだったら名乗りでろー!!!! (ばーいKK)








                                                                   染さん、ゆかいさん








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