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【タイトル】はじめまして  投稿者: TMZさん  投稿日: 4月 3日(日)07時20分
常に力のこもったこのHPを拝見して、管理人さんの大村氏に対する情熱(?)がひしひしと伝わってくる思いです。
私の知っている数少ない大村氏情報を書きたいと思います。既にご存知の内容であればご容赦下さい。

80年代後半に読んだ音楽雑誌の編集後記に「アレンジャーの大村雅朗さんがアメリカへ旅立っていきました。「このままでは自分がダメになる」という言葉を残して。」と書かれていました。
また、同誌に連載を持っていた井上鑑氏の「向こうでやっていくのは大変だが頑張ってほしい。」という言葉も引用されていました。
数ヶ月後の同誌での清水信之氏の連載で「バク(大村氏)は今、UCLAのプロのミュージシャンばかりが集まるクラスに通っている。そこでは一日に1曲作らなくちゃいけないらしくて、あいつも毎日曲作ってるよ。」という風に清水氏は語っていました。当時、同じ事務所だったのかも知れません。

十数年前の私の記憶ですので一字一句は合っていませんが、内容はほぼ正しいと思います。




【タイトル】大村さんにお世話になりました 【 名前 】mairo-papaさん」【 日付 】2004/10/08

はじめまして。HP拝見致しました。大村さんが福岡にいらした時に、彼から音楽を教えていただきました。

1976年4月〜78年3月まで、福岡市にある西南(せいなん)学院大学応援指導部吹奏楽団の常任指揮をお願いし、指導していただきました。当時、大村さんはヤマハのアレンジャーで、既に本格的な音楽活動を始められていました。大学での指導は、吹奏楽コンクールや定期演奏会などで指揮をしていただき、お蔭様で団の音楽性も急伸しました。

77年12月の定期演奏会に、「VIVA! SEINAN」という、校歌をアレンジしたマーチを作曲していただき、この曲は現在でも吹奏楽団の定期演奏会や硬式野球部の応援の時に吹奏されています。都会的なセンスの良い香りのするアレンジで吹奏楽曲でも数曲作っていただきました。

大村さんが高校生の時は、オーボエではなくアルトサックスです。福岡大学付属大濠高校の吹奏楽部のキャプテンでした。その後ヤマハ合歓音の第一期生となられました。

私も学生指揮をしていた関係で、練習計画や選曲などで大村さんのご自宅でよく打ち合わせをしていました。

優しい、素晴らしいミュージシャンでした。



【 名前 】A.N. さん 【 日付 】2004/08/25
「櫻の園」について(私が大村さんが既に大まかなアレンジスコアは既に出来ていたと推測した発言に対しして・・・)

これについては、アルバム「永遠の少女」がリリースされた頃、当時聖子さんが所属していたマーキュリーのサイトにて、A.Guitar担当の佐橋佳幸さんとアレンジを担当した石川鉄男さんのコメントがありました。自分の記憶が確かなら、佐橋さんは「譜面を見て(涙で)眼が霞みそうだった・・・」と載っていて、石川さんはデモテープを聴いて「きっと大村さんだったらこういうアレンジを施すだろう・・・」ことをイメージして、サウンド作りをした・・・と載っていました。
佐橋佳幸さんや石川鉄男さんそして迫田到さんは、渡辺美里さんや大江千里さんとのレコーディングを通して大村さんと知り合い、80年代後半〜90年代半ば頃の大村さんアレンジのプロダクツには
演奏ミュージシャンのクレジットには殆ど載っていたと思います。

「櫻の園」の石川さんのアレンジは、大村さんに対する限りないオマージュでもあった訳ですね・・・



 【 名前 】A.N. さん 【 日付 】2004/08/24
大村雅朗さんへの追悼曲は、松田聖子さんの「櫻の園」、渡辺美里さんの結果的の追悼曲「ランナー」以外にも、以下の曲があります。

「さよならいとしのBaby Blues」(作詩・作曲:安藤秀樹/編曲:大村雅朗)
この曲は1991年に収録された、アレンジャー違いの未発表テイク(オリジナルは有賀啓雄さんアレンジ)です。2000.3.8リリースのアルバム「BEST LOVE SONG ALBUM -MEDIUMSLOW-」に収録されています。このアルバムのこの曲の歌詞の下の欄に、「this song dedicate to Masaaki Ohmura」と書いてあったと思います。(間違っていたらスミマセン)

「青の蹉跌」(作詩・作曲・編曲:大江千里)
1998年リリースの「ROOM802」に収録。歌詞がとても切ない曲です。

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【タイトル】オーケストラ・ストリングスセクション 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2006/3月1日(水)
こんばんは。

私がストリングスグループに興味を持ったのは、TUBEのアルバム「Melodies&Memories」(1994年)という新録バラードベストアルバム。その中の曲に「REMEMBER ME」(1988年)という曲があります。知っている人はいると思いますが。その歌の生のストリングスそして弦グループ(この歌の弦は、金子飛鳥グループ)にはまりましたね。このアルバムの弦グループは、日本ではなく海外からでも参加してます。打ち込みと生のストリングスは臨場感によって違うんですが、クラシックや映画のサントラの曲や音楽のバラードや様様なジャンルにストリングスを加えるパターンは、涙を誘う感じがすると私は思います。ストリングスのアレンジャーさんの力にもよりますけどね。大村さんの場合は、自分でブラスやストリングスアレンジしてますからね。依頼するグループは、RUSH by 加藤高志(旧:加藤ジョーグループ)さんが殆どです。

私が選ぶ好きなストリングスチームベスト5

5.デヴィッド・キャンベル・オーケストラ
LAのストリングスセクション。日本では、中西圭三や松任谷由実、松 たか子等の作品にも参加してました。ユーミンの場合は「いちご白書をもう一度」(アルバム「Faces」に収録)のストリングスには鳥肌が立ちました。

4.金原千恵子ストリングス
90年代の後期は、このグループの依頼が多かった気がします。モー娘。やサザン、hitomi、TRF、浜崎あゆみ等多数。中でも、サザンの「ロックンロール・スーパーマン」(2005年のアルバム「キラー・ストリート」収録)という曲には、ちょっと感動しました。

3.篠崎正嗣ストリングス
胡弓やエレキバイオリンをこなす篠崎正嗣さんのストリングスチーム。この人のグループは、昔から多いです。参加アーティストも浜崎あゆみ、槇原敬之、長渕 剛、中島みゆき、工藤静香、B'z、DA PUMP などなど多数にわたります。

2.弦 一徹ストリングス
このグループは、若手やベテランのアーティストにもこのグループの名前が必ず載っていると思います。アーティストは、CHEMISTRY、平井 堅、ケツメイシ、相川七瀬、高橋真梨子、鈴木雅之 など数え切れないほど多数です。個人的には、ケツメイシの「さくら」のストリングスカルテットは涙ものです。

1.RUSH by 加藤高志(加藤ジョーグループ)
弦一徹さんのグループ対し、70年代〜90年代にわたってのグループはこのグループが多いでしょう。このグループを聴いたときには、鳥肌がたちました。私曰く綺麗な管弦グループだなと思いましたね。中でも、THE ALFEEの「恋人達のペイヴメント」や修二と彰「青春アミーゴ」、トラジ・ハイジ「ファンタスティポ」のストリングスはこのグループです。現在は、主にジャニーズ系の作品に参加することが多いです。

次回はストリングスやブラスアレンジャーさんについて書こうと思います。長くなりましたのでこれで失礼します。




【タイトル】ブラス・ホーンセクション 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2006/1月27日(金)
お久しぶりです。

最近では、大村さんの作品も聞いてますが、国吉良一さん(長渕 剛さんのライブサポート・アレンジ、映画「鉄道員」の音楽を担当)のアレンジの曲を聴いてます。国吉さんは、大村さんより年上ですが、私の好きなダンスミュージックやポップス系統の曲を作るので結構気に入ってます。私が生前の70年代、80年代初頭は打ち込みの時代がまだなかった時、オーケストラやホーンセクションは生だったんですよね。
私はジャズの曲はあんまり好きではないんですが、生や打ち込みのダンスやファンク、ディスコサウンド、ラテンのナンバーに生ブラスが入っているのが好きなんです。

そんな私がホーンセクションにハマったのは、高校2年生のとき、レンタルで借りた鈴木雅之さんのアルバム「FAIR AFFAIR」(1992年)で、この作品には、大村さんも3曲参加してますが、中でも当時ハマっていたアレンジャー松本晃彦さんの作品(こちらは4曲参加。1曲だけ松本さんと松本さんのお姉さんの共作です)に3曲が生ブラスの曲があったんです。当時、キーボードとギターとシンセサイザーだけの曲が好きで、打ち込み+生のブラスはどうなのかなと思ったんです。そしたら、意外とあっててそれでハマっちゃいましたね。その曲が「No Control」という曲で、曲が来生たかおさん。来生さんといえば、バラードのイメージがあると思いますが、予想を裏切るような哀愁のダンスビートにトランペットとフルートがスパイスされているのが個人的にはいいなと思ったんです。
この歌のクレジットに書いてあったのが数原 晋さんという「必殺仕事人」や「金曜ロードショー」(昔の水野晴郎さんの頃)、「いい日旅立ち」のイントロのトランペットなどを手がける大ベテランの方ですが、あの人の歯切れの良いトランペットには痺れましたね。そして、フルートにJake.H.Concepcionさんというこちらも大ベテラン。SPEEDや藤井 隆、山下達郎、角松敏生、松任谷由実などなど様々なレコーディングに参加してました。Jakeさんのサックスソロも意外と好きなんです。数原さんとJakeさんのこのコンビが良いんです。数原さんと参加しているブラス隊のメンバーが好きなんです。最近だと、数原さんと平原まことさんのコンビは合うんです。それにつられて、海外ではJerry HeyやTower of power、国内のトランペット・トロンボーン・サックスのプレイヤーにもハマるんです。

日本でのベテランミュージシャンの好きな人を挙げますと、
Trumpet: 数原 晋・横山 均・菅坂雅彦・小林正弘・エリック宮城・荒木敏男・河東伸夫 など
Trombone: 清岡太郎・中川英二郎・広原正典・村田陽一・Fred Simmons・松本 治・西山健治 など
Saxophone: Jake.H.Concepcion・Bob Zung・金城寛文・高野正幹・平原まこと(平原綾香さんのお父さん)・竹野昌邦・山本拓夫・本田雅人・小池 修・近藤和彦・土岐英史・淵野繁雄・渡辺貞夫・MALTA・Yukarie など

たくさんいます。皆さんが持っているアーティストのアルバムに、上に挙げた名うてのプレイヤーが載っていると思います。そして、上を挙げた中でも知っている人はいると思います。

文章が長くなりましたが、大村さんとは一寸関係ないんですが、これで失礼します。
大村さんの作品が見つかりましたので、近日またここで書きたいと思います





【タイトル】大村アレンジ作品 パート2 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2005/5月22日(日)
どうも、こんばんは。
まだまだ大村作品があるのでどんどん紹介していきます。

今回は、Birthday Suitというアーティストのアルバム2作品。一つは、アルバム「Home and Away」(1994年リリース)11曲中2曲参加。「抱きしめるほど君がいない」と「信頼」いう曲です。「抱きしめるほど〜」は、アンビエントな感じのバラード。本田さんの吹くサックスソロもスパイスとなってます。「信頼」は、4つ打ち(ダンスミュージックにある一種)による6分超のミディアムナンバー。大人の雰囲気。
他のアレンジャーさんに小西貴雄さんや小林信吾さんらも参加しています。
※Birthday Suit(バースデー・スーツ)とは、松崎真人と佐木伸誘からなる2人組のユニットです。現在は、活動休止中とのこと。

Musicians are
抱きしめるほど君がいない 作詞:松井五郎 作曲:Saki-Matsuzaki
Keyboards:大村雅朗 Organ:西本 明 Guitars:松原正樹・佐木伸誘 Bass:美久月千晴
Synth.Programming:石川鉄男・浦田恵司 Saxophone:本田雅人

信頼 作詞・作曲:Saki-Matsuzaki
Keyboards:大村雅朗 Guitars:松原正樹 Synth.Programming:石川鉄男・浦田恵司 Saxophone:本田雅人

もう一つは、アルバム「R.」(1995年)というアルバム。11曲中3曲参加。「情熱よ静かに降りつもれ」と「天使について」と「限りない時の中で」という曲です。3曲ともそんなに派手ではなく、アコースティックを意識してます。

Musicians are
情熱よ静かに降りつもれ 作詞・作曲:Saki-Matsuzaki
Synth.Operation:浦田恵司・石川鉄男 Keyboard:大村雅朗 A.Piano:西本 明 Guitar:小倉博和

天使について 作詞・作曲:Matsuzaki
Synth.Operation:浦田恵司・石川鉄男 Keyboard:大村雅朗 A.Guitar:松崎真人 G.Guitar:佐木伸誘

限りない時の中で 作詞・作曲:Matsuzaki
Synth.Operation:浦田恵司 Keyboard:大村雅朗 Guitar:松原正樹 A.Guitar:稲葉政裕 Bass:根岸孝旨 Drums:小田原 豊




【タイトル】大村アレンジ作品 パート1 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2005/3月20日(日)

二つ紹介します。
篠原利佳のアルバム「Hurry Love」(1993年リリース)があります。10曲中2曲が大村さんのアレンジ。その2曲は「ふたりで行こうよ」「自然の微笑み」です。2曲ともアップテンポの打ち込みナンバー。「ふたり〜」は松原正樹さんと佐橋佳幸さんがギターで参加。作曲は伊豆田洋之さんです。「自然の〜」は中村 哲さんがサックスで参加。現在、中村さんは夏川りみさんのアレンジャーとして活躍中です。

Musicians are
ふたりで行こうよ
Programming,Synthesizers:大村雅朗 E.Guitars:松原正樹
E&A.Guitars:佐橋佳幸 Manipulation:石川鉄男、迫田 到
Chorus:棚橋“UNA”信仁、篠原利佳

自然の微笑み
Programming,Synthesizers:大村雅朗 E.Guitars:松原正樹 Saxophone:中村 哲
Manipulation:石川鉄男、迫田 到 Chorus:棚橋“UNA”信仁、篠原利佳

もう一つは、西脇 唯さんのアルバムから2つ。一つは、アルバム「いちばんやさしい風はあなたが持っている」(1994年リリース)10曲中1曲参加。「あの場所から」という曲です。松原さんが弾くシタールの音色が印象的なナンバーです。

Musicians are
あの場所から 作詞・作曲:西脇 唯
Computer Manipulator:石川鉄男、浦田恵司 Bass:高水健司 Guitar&Sitar:松原正樹

もう一つは、アルバム「恋していた時間が忘れるための時間」(1995年)というアルバム。10曲中1曲参加。「遠い5月の真昼の海」という曲で、シンプルで静かなバラードです。

Musicians are
遠い5月の真昼の海 作詞・作曲:西脇 唯
Computer Manipulator:藤井丈司 Piano:斎藤有太 Guitar:今 剛です。
いつでもいいので更新して下さい。




【タイトル】新たな大村さんのアレンジの作品 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2005/02/19


大村アレンジの作品

松岡英明さんのアルバム「シェリーと夏と僕」(1992年リリース)があります。これまでのアルバムは松岡さん本人がアレンジでやってましたが。
このアルバムは歌うことだけに徹したアルバムです。つまり作曲も違う人です。アレンジャーは大村さんのほかに、奈良部匠平さん、白井良明さん、西平 彰さん、ZAKI(野崎昌利)さん、山ア 透さん(当時の松岡さんのサポートキーボーディスト。現在は元ジュディマリのYUKIやCHARAの作品に参加)など。

10曲中2曲が大村さんのアレンジ。その2曲が「ときめきの居場所」「トウモロコシ畑の旧式列車」です。どちらもミディアムなテンポのナンバーです。派手ではないです。
「ときめき〜」はオルガンが印象的のナンバー。サンプルで録ったのか、大村さんがオルガンを弾いたのかは解りませんが。「トウモロコシ畑〜」は、6分を越えるナンバー。シンプルな感じ。

Musicians are
ときめきの居場所 作詞:松本一起 作曲:結城義広
Guitar:佐橋佳幸 Bass:美久月千晴 Keyboards:大村雅朗
Syn.Manipulation:石川鉄男、迫田 到 Harmonica:八木のぶお

トウモロコシ畑の旧式列車 作詞:西尾佐栄子 作曲:根本一文
Guitar:小倉博和 Bass:美久月千晴
Keyboards:大村雅朗 Syn.Manipulation:石川鉄男、迫田 到

どちらもギターが山弦なんですよね。これは中古屋さんとかではあります。



【タイトル】大村アレンジの作品 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2005/02/15


僕が持っているCDラックによる大村アレンジの作品

eye's(※)のアルバム「Fish&Bird」(1994年リリース)があります。
※仁科かおりさんと水野幸代さんによるデュオ。
仁科さんは浜崎あゆみや平井堅のサポートコーラスを担当し、水野さんはLe Coupleの「ひだまりの詩」(1997年のヒット曲。♪逢えなくなって どれくらい経つのでしょう〜)を作詞した人です。11曲中2曲が大村さんのアレンジ。その2曲は「ずっと真夏でいたい」「通り過ぎた風」です。「ずっと〜」は夏爽快の打ち込みナンバー。この曲の松原正樹さんのギターソロはエレキではなくアコギでプレイしています。「通り過ぎた風」は、「ずっと〜」とは正反対の静かなバラード。管理人さん好みだと思います。そんなに派手ではなく、アコギとストリングスとパーカッションによる鳥肌モンのバラードです。

Musicians are
ずっと真夏でいたい 作詞:並河祥太・eye's 作曲:eye's
All Synthesizers:大村雅朗 Programming:石川鉄男・中山信彦
A&E.Guitar,A.Guitar Solo:松原正樹 Male Chorus:Tim Jensen
Vocals&Chorus:eye's Chorus Arrangement:uni,eye's

通り過ぎた風 作詞・作曲:水野幸代
All Synthesizers:大村雅朗 Programming:中山信彦 A.Guitar:吉川忠英
Percussion:浜口茂外也 Strings:加藤ジョーストリングス
Vocals&Chorus:eye's Chorus Arrangement:uni,eye's

中山信彦さんは、CHAGE&ASKA・Do As Infinity・椎名林檎・徳永英明・宇多田ヒカル などを手がけたベテランシンセプログラマーです。
この時期から大村さんの闘病生活が始まったそうです。アレンジャーとしてまともに最後に活動していた時期だったと思います。



【タイトル】浜地さんのサウンド面+大村アレンジ作品 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2005/01/21


浜地さんのサウンド面は、「COMPLEX JUNGLE」は、名の通りジャングルビート。バリトンのサックスがアクセントです。「きっと愛があれば」は、ループから始まる軽快なポップナンバー。「神様がくれた夜」は、ミディアムなバラードです。

僕が持っているCDラックによる大村アレンジの作品
奥井亜紀さんのアルバム「You're the only melody」(1996年リリース)がありますが、実はもっとあります。3枚あります。どれも全作詞・作曲:奥井亜紀/編曲:大村雅朗さんです。

「LOST MELODIES」(1994年リリース)10曲中4曲が大村さんのアレンジです。その4曲は「Close to the sky」「TAKE OFF」「はじめの一歩」「Lost Melodies」です。中でも、「TAKE〜」は、松原正樹さんのギターソロが響くバラード。「Lost Melodies」は、8分を越えるスケールのでかいバラード。最初は静かに、序盤からハードに変わります。今剛さんの力強いギターソロはすごいです。

「WIND CLIMBING」(1995年リリース)11曲中3曲が大村さんアレンジ。その3曲は「泣くもんか」「風になりたい」「三日月夜」です。「泣くもんか」は、カントリー風のロックナンバー。「風になりたい」「三日月夜」はスケールのでかいナンバーです。6分ぐらいです。

「Voice of Hallelujah」(1995年リリース)11曲中3曲が大村さんのアレンジ。「強くなりたい」「ゆきうさぎ」「friends」です。「強くなりたい」は、4つ打ちによるダンスナンバー。こちらも松原さんのギターソロが冴えます。「ゆきうさぎ」「friends」は、落ち着く感じの静かなバラードです。

どれもバラードが多いですね。



【タイトル】Re:Re: 90年代の大村さん(ドラム・ギター編) 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2004/09/12

江口さんはアルバムの参加曲のミュージシャンクレジットを見ると得しますね。ライブでもそうですが。へぇ〜この人が参加してるんだとか。中でもベースの美久月千晴さんのコンビでのアルバムCDの作品だと大事に重宝しちゃいますね。このコンビは好きかも。大村作品だとこのコンビではあると思いますけどね。

実は書ききれなかった人でもう1人ドラマーがいました。
それは青山純さん。江口さんと並ぶトップのドラマーです。江口さんも好きですけど、青山さんも結構好きですね。僕の場合は5本指に入るドラマーです。この人の参加作品も皆さんの持ってるアルバムを探すとこの人の名前はあると思います。サビへ行くところの重い感じのシンバル(?)のクラッシュ(パシャ〜ン)は青山さんだと思って下さい。バラード系の作品には多いミュージシャンです。主なアーティストは、TM NETWORK・山下達郎(ライブバンドでも参加)・B'z・今美樹・MISIA(ライブツアー)などなど数知れず。現在も山下達郎さんのレギュラーメンバーをつとめながら、スタジオワークを中心に幅広く活躍。この人の場合はベーシスト・伊藤広規さんのコンビでの作品が多いです。余談ですが、平原綾香さんの「Jupiter」のドラムを叩いてるのはこの人です。



【タイトル】90年代の大村さん(ドラム・ギター編)  【 名前 】hirokazさん  【 日付 】2004/09/11


この前は、プログラマー・ベーシスト編をお送りしましたが、今回はドラマー・ギタリスト編です。

ドラム 70年代や80年代は、山木秀夫さんや島村英二さんといった大ベテランが多かったですね。この2人は、今でも引っ張りだこのミュージシャンです。
1人目は小田原 豊さん:元レベッカ(注1)ですね。レベッカ解散後は、桑田佳祐さんや当時、織田哲郎さんが組んでいたバンド「DON'T LOCK BACK( 注2)」のメンバーなどで活躍。最近は、ベースの伊藤広規さんと一緒にバンドで活躍中。大村作品としては、萩原慎太郎さんの作品、奥井亜紀さんの「泣くもんか」で参加。
  注1:NOKKOさん、土橋安騎夫さん、高橋教之さん、小田原 豊さんの4人
  注2:織田哲郎さん、美久月千晴さん、小田原 豊さん、古村敏比古さんの4人です。

2人目は江口信夫さん:この人は、最初は久保田利伸さんのバックバンドのメンバーだったと思います。その後、レコーディングとライブの参加は数知れず。CHAGE&ASKA、平原綾香、槇原敬之(どんなときも。でドラムを叩いているのは彼です。)、角松敏生、ユーミン などなど。最近では、浜崎あゆみさんのバックバンドなどでレコーディングも精力的に活躍中。大村作品では、80年代中期から90年代まで参加。

ギタリスト 70年代から80年代は今剛さん、松原正樹さんなどが多く参加してましたね。
小倉博和さん:60年生まれ、香川県出身。大村さん作品では、90年代初頭に参加。奥井亜紀さんなど。元々はバンド「アイリーン・フォリーン」のメンバーとしてデビュー。その当時のアレンジを担当したのが武部聡志さん(一青窈さんのハナミズキを作ったのはこの人)で、その後Smile&Tearsというアコースティックライブで共に参加しました。武部さんのアレンジに小倉さんが参加することもしばしば。最近では、T.M.Revolution、槇原敬之、サザンオールスターズなど。また、同じギタリストの佐橋佳幸さんと山弦で活躍中。余談ですが、「世界に一つだけの花」のイントロでギターを弾いているのはこの人です。
佐橋佳幸さん:61年生まれ、東京都出身。バンド「UGISS(うぐいすと読みます)」のメンバーとしてデビュー。渡辺美里さんの高校の先輩でもあります。その関わりで、大村さんの作品では「夏が来た!」「さえない20代(こちらはコーラスアレンジを担当)」で参加。小田和正さんや山下達郎さん、桑田佳祐さん、福山雅治さんといった大物ミュージシャンには好評を得ているギタリスト・アレンジャーでもある。参加レコーディングも多数。今では、レコーディングやライブの他に山弦(前にも書いた小倉さんと)としても活躍中。




【タイトル】90年代の大村さん(プログラマー・ベース編) 【 名前 】hirokazさん 【 日付 】2004/09/07


僕が思うに90年代の大村さんは、デモをそのまま生かしたアレンジが多いですよね。そういうのが結構好きですが、もう一つはミュージシャンの人選も好きです。楽器ごとに割り振ってみました。

プログラマーは一人目が石川鉄男さん。石川さんは松田聖子さんの「Precious Moment」(89年リリース)で、当時事務所(スマイル)の先輩だった迫田到さんと一緒に作業し、10曲中9曲は2人で作った。渡辺美里さんと薬師丸ひろ子さんの作品もこの2人で作ったのもあります。石川さんは、大村さんが亡くなる97年まで担当してます。木下愛郎さんのもそうかな? 大村さんの作品には無くてはならないプログラマー(愛弟子?)だったと思います。最近ではアレンジャー中心ですかね。
二人目は浦田恵司さん。52年生まれ(大村さん・松武さんより1つ下。)、熊本県出身。参加したアーティストは数知れず。ユーミン、中島みゆき、徳永英明、SPEED、今井美樹、井上陽水 など。大村さんとの関わりは、初期のプログラマー松武さんつながり。松田聖子さんのアルバム「THE 9th WAVE」と「Strawberry Time」は、松武さんと浦田さんの二人で音作りをしています。2人の作品は中原めいこさんの作品まで参加。それから94年西脇唯さんのアルバムで参加し、石川さんと作業する作品が多くなります。この人も石川さんと同じく大村さんが亡くなるまで担当をしました。

ベーシスト。一人目は美久月千晴さん。皆さんが持ってるどのアルバムでもこの人がクレジットされてます。探すと結構ありますよ。57年生まれ、神奈川県出身。70年・80年代は、高水さんや後藤さんあたりが結構参加してましたが、美久月さんは80年代後期から90年代まで大村作品に参加。大村作品でギターリストで作品の多いのが松原正樹さんに対し、ベースではこの人が多い。参加したアーティストは数知れず。まさに、日本を代表するベーシストであります。
二人目は、荻原基文さん。通称:メッケン。大村作品では、薬師丸ひろ子さんの「PRIMARY」、松本伊代さんの「マリアージュ」、萩原慎太郎さんの「WALK THE TALK」で参加。主なアーティストは、CHAGE&ASKA、井上陽水、工藤静香、鈴木雅之、渡辺美里 など参加してます。