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アンケートとか、お願い事、とかいろいろです

@レコード会社への「大村雅朗作品集」リリース働きかけのお願い。

現在、私の知る限り「大村雅朗」をキーワードにした作品集は発売されておりません。とても残念な事です。
このサイトを訪れて下さった皆様、是非各レコード会社に作品集のお願いをして下さい。おひとり、おひとりの声が力となって、レコード会社を動かすことができます。是非、心よりお願い致しますm()m。
  ※なお、各アーティストの廃盤複刻につきましては、LINKページをご参照下さい。




ちなみに私が考えた作品集案です

@大村さん作曲の、オリジナル作品集
A大村さんが関係したレコード会社毎の、各コンピレーション・アルバム。
Bあまりに参加したアーティストが多いので、大村さんが参加した「アーティストの代表曲+アーティストの思い入れの一曲」の一アーティスト2曲限定コンピレーション。
Cいっそ、編曲家らしく、壮大なで画期的な「オリジナルカラオケ作品集」も面白いと思う。でも買う人は少ないかも?ちなみにボーカル有りの元曲もやはり必要かな?
Dアーティストのお蔵入りになったアレンジ・バージョンの作品。個人的には、歌入れ前のものでもOKなので、百恵さんの「謝肉祭」があったら大感激です。
E大村さんがクレジットされた楽曲の、売上枚数orチャート順位のコンピレーション。

・・・以上、徒然なるままに書いてしまいました。でもどれでも良いから(個人的にはDがイチオシ)リリースして欲しい!


「レコード会社への提言(のようなもの)」04/09/02
「大村雅朗作品集」のCDが実現するには、余程の「トリガー」となる事がない限り難しいのかな・・・と正直思う。多岐に渡るレコード会社とその調整から始まり、素人でもハードルは沢山あると推測される・・・。そこで、だからこそ各レコード会社にお考え頂きたい事がある。それは、現在、業界的にサクセス・ビジネスモデルを模索しているはずの)「ネット配信」の件である。このシステムで、ニッチな(廃盤等)楽曲を扱うメリットについてである。
各レコード会社は、新譜やヒット曲を中心にネット配信楽曲数を増やそうとしているように私には見受けられる。でもそれは基本的に、どこでも手に入るような曲ばかり。それって発想が「逆」じゃないでしょうか?と私は思う。

今のレコード会社に対するユーザーの潜在的・普遍的な不満は、過去のカタログが「死蔵」されている事。それが入手できない事である。全く売れなかった作品でも、誰かにとって強い思い入れがあるであろう事は普通に想像できる。そんな曲が入手できないと諦めているユーザーは膨大な数のはず。これが集積されれば膨大なビジネスになると言える。

つまり現状では、レコード会社は大事な「財産」を最初からビジネスにせず、倉庫に埋もれさせて「死蔵品」としていると言うことであると私は思う。レコード会社の方、この矛盾に気がつきませんか?この「廃盤曲」は、「ネット配信」では最上の「コンテンツ」だと断言できます。ネット配信では、廃盤曲は大きな「財産」に変える事が出来ます。何故なら、「ここにしかない」商品なのだから。ネット配信においてこれ程強力な「コンテンツ」はないと言える。

今までの音楽ビジネスはメディア(CD等)を介した商売だったから無理だったかもしれない。でも、ネットであれば「多品種・少数販売」が可能。ネット・ビジネスの特長でもある。だから「死蔵曲」もビジネス=「財産」に変えられる可能性を秘めている。

もし「廃盤曲」が手に入るとなれば、大きなニュースになるであろう。膨大な潜在ユーザー(経済的に余裕がある中高年層中心)の掘り起こしと、その積み上げは膨大なビジネスに必ずなるはず。また、今までわざわざ「ネット配信」なんて意味が無いと思っていたユーザー(私もそうですが)も積極的に利用するでしょう。何故なら、繰り返しになるが「ここにしかない」ものなのだから・・・

(TOPページからの続き)
更に、これならネット配信と既存ショップとのバッティングもある程度解消される。華やかなセールス・プロモーションを伴う新譜は店頭で、購入曲がはっきりしているカタログ・アイテムはネット検索/配信でと「棲み分け」も可能だと思う。決定的な差別化で、「ネット配信」ならではの存在価値を大きくアピールできることになるはず。また現在中古店やオークションで右往左往しているコアなユーザーには大朗報となる。だから、これの実現にもっと知恵を使って欲しいと願う。インターネットというメディアだからこそできる事の発想がない事が、私には不思議でしょうがない。

今こそ、ネット配信は【廃盤になった曲があります】とまず宣言すべきだ(もちろんその事実は必要)。これで、ネット配信への注目は一気に高まる。

ネットビジネスに携わっているメインの若い方々は、この需要層である音楽好きエルダー世代の心境(探している曲がどこにもない)を慮る事が出来ないと思う。若い世代の弱点である。その辺が逆に「ビジネスの穴」になっているのだと思う。エルダー世代がネット利用しないと言う前に、使いたくなる状況と欲しいソフトを提供すべきなのだと思う。

また、これが実現すれば、「大村雅朗作品集」のように、特定の作曲家/作詞家/アレンジャー/プロデューサー毎の特集など、ネットならではの企画が生まれるはず。今の企画(mora等の)は、誰でも考え付く安易なコンピばかりで、全然参考にならない。


ちなみに私なら、先般大きなキャンペーンで多くの楽曲が複刻したとは言え、まだまだ半数以上の楽曲が埋もれている「筒美京平」作品をまず最初のキャンペーン・アイテムにします。「筒美京平作品」が全て揃えてあります、と。これは世代を超えて音楽ファンに強力なインパクトがあり、「ネット配信」のアピールとして非常に効果的です。


レコード会社の利益構造からすれば過去のカタログ商売も大きな柱であることは、先般の「山口百恵」さんの大ヒットが何よりの証左である。まぁ百恵さんは過去から大スターなので適当な例ではないかもしれないが、無名の楽曲をUp/提供することが「日本型ネット配信」の成功のキーワードだと私は確信します。多くの販売数を見込めないものや、作品が多岐の会社に渡る場合にネットは非常に有効で、ユーザーは「検索」すればいいのですから。即実現は困難かもしれないが、徐々に廃盤曲を集積していけばこのビジネスの実現が可能である。

またネット配信は、作品を後追いで「資料的に」聴く目的のユーザーにとってはあまり詳しい解説も要らない人も多いだろうから、このシステムで充分だという人も多いでしょう。価格も200円/曲前後ならばお安い買い物です。全然障害になりません、私なら500円/曲でもすぐに購入します(貴重な廃盤楽曲ならば)。

新譜/有名作品を中心に、レコード店とネット配信がバッティングし、お互いのマーケットや利益を食い合うという愚かな構造を生み出す前に、もっと知恵を出し合うべきだと一ユーザーとして素朴に思う。