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TD-1001R ENGINE
 エンジンはB6を選びました。初代ユーノスロードスターから搭載されている、軽量で熟成されたユニットです。TD-1001Rに搭載するに当たって、性能だけでなく、官能的なフィールが得られるよう1台ずつ入念にチューニングを施しました。作業は熟練した職人によって進められ、レーシングカーレベルの高い精度で組み上げられています。目指したのは総合性能を高めるためのトルクの増大。それもピークだけではなく、常用回転域から高回転域までの広い範囲での増大を実現しました。また、アクセル操作に対する高いレスポンス、よどみのない回転フィールを得るためのチューンを行いました。
 これらのチューニングによりB6エンジンの潜在能力を存分に引き出しました。
 

<インターナル>
●圧縮比を高めました。
●フライホイールを15%軽減(7.2kgを6.1kg)。
●クランク周りのバランス取りを行い、スムーズなフィールを実現。クランクとフライホイールを組み付けてダイナミック・バランスを取りました。

<吸気系>
●吸気通路の短縮化による高回転域の出力向上と、フレッシュ・エアをダイレクトに吸引することによって高温時の出力低下を防止。
●フィルター・エレメントをK&N製に変更。またカーボン製の大型エア・ボックスを採用し、トルクの向上を図りました。
●ヘッドポートとマニホールドの合わせ段差を修正し、スムーズな吸気管径としました。

<排気系>
●排気脈動を活用してトルクアップを図るため、マキシムワークス製4-2-1型のマニホールドを採用しました。
●車検対応型スポーツ触媒の採用で高速域の出力向上を図りました。

排気ガス検査など、車検に関する検査は合格しています。