メテオス | ||
NDS | バンダイ | 合成コンプリート |
メテオを揃えて打ち上げる打ち上げパズル。飛来するメテオ群から母星を守り、暴走する惑星メテオスをやっつけろ。 次々と降るメテオを上下に移動して、縦が横に3つ以上揃えると点火します。画面上まで打ち上げたメテオは消えます。 打ち上げるメテオの数が多いと重くて打ち上がりませんが、空中でさらに点火することで打ち上げる力を追加できます。 メテオの燃えカスが元に戻る前なら二次点火扱いなんで仕込みがあまり必要無いです。塊を大きくして全消しを狙おう。 メテオが上まで詰まっても浮いてる状態なら滅亡しません。全列打ち上げた状態を保てばいくら積もっても大丈夫です。 使える母星は数が多いけど、きちんと差別化されてます。当然ながら作戦も違ってくるんでお気に入りの母星を探そう。 打ち上げたメテオは資源になり、沢山集めると合成室で新しい母星やアイテム、サウンドテストの音楽などを作れます。 あと、パズルゲームにしてはムービーや音楽、背景設定など力が入ってます。特に母星や宇宙人の設定が面白いね。 気になった点はメテオが小さいんでペンの誤操作が結構多い。忙しい時ほど一つのミスが即滅亡に繋がるんでキツイ。 あと、3分過ぎると難易度が急上昇して露骨に潰しにくる。1プレイが短時間で終わるのは良いけど、ちとやり過ぎだな。 打ち上げて消すという感覚が凄く気持ち良く、死線際の攻防が物凄くアツイ。非常に中毒性のある傑作パズルです。 | ||
探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件 | ||
NDS | 元気 | エンディング(評価A) |
携帯アプリの推理AVG「癸生川凌介」シリーズがNDSに登場。NDSオリジナルの新作で、かなり気合が入ってます。 このゲームのシナリオライターである生王氏が、癸生川探偵事務所を取材して作ったゲームっていう設定が面白いです。 現実世界とネットゲーム「ミスティ・オンライン」の世界で同時に起きた殺人事件を二つの世界を捜査して解決に導きます。 ストーリーが凄く面白い。ショッキングな展開の連続でストーリーにグイグイ引き込まれます。キャラも個性的で楽しい。 見た目とは裏腹に少年犯罪やひきこもりなどかなり生々しい話題を扱ってます。感情表現がかなりリアルで結構堪える。 内容は総当りでほぼ一本道ですが、所々の選択肢は状況を把握してないと難しいです。最後にプレイの評価が出ます。 プレイ環境は非常に良好で、メッセージスキップ、バックログ、どこでもセーブなどAVGに欲しい機能は大体揃ってます。 DSの機能も効果的に使ってて、ペンで会話や捜査が直接出来たり、2画面で何時でも捜査メモが見れたり非常に便利。 2画面でパソコン画面を表示したり、人物を拡大縮小して遠近感を出したり演出がユニーク。音楽もクオリティ高いです。 ボリューム感も結構あって、久々に満足できるAVGを遊べたなぁという感じ。NDSでも是非シリーズ化して欲しいです。 | ||
エッグモンスターHERO | ||
NDS | スクウェアエニックス | エンディング |
半熟シリーズのNDS版はなんとRPG。ハードボイルド島に修行に出された若様が島を占領してる完熟軍を退治します。 ダンジョンをクリアしていくタイプのRPGで完熟軍の将軍を倒しながらボス城を目指します。下画面は客席になってます。 フィールドの完熟軍に接触すると「スクラッチバトル」での戦闘になります。ペンで味方部隊を敵部隊にぶつけて戦います。 エグモンを召喚すると「おさわりバトル」にチェンジ。自分の攻撃技や相手を攻撃する場所をエグモンを触って指定します。 今回の卵はEPを消費して使います。戦闘で卵を何度も使うとレベルを上がって強いエグモンを召喚できるようになります。 ダンジョンが作業的でツラい。鍵探して扉開けての繰り返しだし、落ちてる切り札は所持数の関係でほとんど拾えないし。 卵を使わない戦闘は全くする必要ありません。主人公の成長はアイテムだし、お金の要素も無いんで得る物がないです。 おさわりバトルはエグモンごとに弱点や逆ギレポイントが違うのは面白いけど、弱点を見つけたらそこしか狙わないよなぁ。 下画面の客席の使い方もイマイチ。せっかくボスが見物してるんだから、もっと色々とイベントとかあったら良かったのに。 ちなみに完熟軍のボスはSFC版に出てきたヤツばかり。キャラだけでなくイベント内容まで使い回してるのはツマランな。 なんか「半熟英雄をRPGにしてみました!」ってだけの作品。システムやネタなど全体的に投げやりな感じしまくりです。 |