マサカリ伝説金太郎RPG編 | |
トンキンハウス | オススメ度★★★ |
「マサカリ伝説金太郎アクション編」の続編で、金太郎が武士としてスカウトされた後の話が元になっています。 金太郎は武士となって「金時」と改名し、京の都で相変わらず人様に迷惑をかけつつ暮らしていました。 しかし都の周辺で様々な異変が起こったため、主君「頼光」の命により金時は頼光の部下の「綱」とともに異変の原因を探る旅に出発します。各地で暴れまわっている鬼たちを退治しながら旅を続けるに連れ、この異変の背後にかつて金太郎が倒したはずの「酒天童子」がいる事が分かってきます。 ストーリーは一本道なのでRPGとしては普通の部類に入ります。途中で前作に登場したお供の熊の「熊五郎」や、成長した金太郎の弟達、神様の使いの「りか様」などが仲間になる他にも、前作で登場したその他のメンツが密かに登場するので前作のファン(いるのか?)には嬉しい限りです。 また金太郎といえば熊ということで、熊五郎からもらえる「熊笛」を使うことで、沼地を渡れる「らいでぃんぐま」とか溶岩を渡れる「ばりあぐま」、空を飛べる「ふらいんぐま」など特殊な能力を持つ熊を呼び出すことが出来ます。ところがこれらの熊を呼び出すにはそれぞれの熊の住処へ行って、一度直接会っておかなければなりません。 戦闘のバランスがやや厳しめで、特に亡霊系の敵は金時のマサカリ攻撃と魔法以外はほとんど効かない割に結構頻繁に出現するので、武士だらけの金時のパーティーにはかなりつらかったりします。またアイテムの名前が結構凝ってるのは良いんですが、名前からその効果が全く分かりません。せめてアイテムの説明くらいは欲しかった所です。 前作の世界観をそのまま引き継いでるので、武士だらけの堅苦しいパーティーでも和やかさあるのが良いです。前作を遊んでいるとより楽しめるので、できれば前作の方から先にプレイすることをオススメします。 |