バトルフィッシャーズ
コナミオススメ度★★★★★

管理人大ハマリのバス釣りゲームです。ちなみにカラー専用ソフトです。

日本一の湖「ヒワ湖」に遊びに来た主人公のリョウは突然起こった嵐に巻き込まれ、ヒワ湖に浮かぶ島「ヒワ湖島」にあるアングラー養成学校「釣人(チョージン)学園」に流れつきます。この島から生きて出るには学園生活で釣りの腕を磨き、校長を釣りバトルで倒して卒業しなければなりません。

チョージン学園の掟は「欲しいモノは釣れ!!」。何でも釣りで片付けてしまうまさに釣りが全てを物語る世界です。リョウはここで一年間の学園生活を送るわけですが、クラスメート達がこれまた一癖も二癖もある奴ばっかりで、「優等生」とか「お嬢様」とか「番長」みたいな学園モノにお約束なキャラから「釣り忍者」とか「釣り戦隊」とか訳の分からんヤツまで続々と登場します。

学園生活はルーレットで日を進めて止まった日のイベントをこなしながら進んできます。しかしルーレットを回す回数が多くなるほど数字が「?」で伏せられて狙い通りの数字を出すのが難しくなっていきます。イベントは随所にギャグが散りばめられててなかなか面白いです。しかも特にイベントが無い日でも寸劇が見れるようになっています。他にも休日には釣りのトレーニングが出来たり、月末には釣りテクニックを評価される月末試験があったりします。

イベントでは釣りバトルを挑まれる事が多々あります。バトルでは竿を投げる「キャスティング」、ルアーを動かしてバスを誘う「リトリーブ」、ルアーに食いついたバスに針をかける「フッキング」、バスを釣り上げる「ファイティング」の4つの行程を繰り返してバスを釣っていきます。このゲームではバスがどの辺りにいるか見て分かるようになっていますが、リトリーブをして「アピールゲージ」を最高まで貯めないとバスはルアーに食いついてくれません。糸を巻き取りながらルアーを動かしてマーカーを集めていくとアピールゲージは貯まっていきますが、マーカーを取り損ねると減少してしまうので慣れるまでは結構難しいです。

音楽はキャラごとに固有のテーマを持っててキャラが登場する度に音楽がコロコロ変わります。釣りバトルの音楽はその曲がアレンジされたものになってますが、どの曲も釣りゲーらしからぬ曲ながら妙に釣りバトルにマッチしてます。

一度クリアすると一番仲が良かったクラスメートから手紙が届いたり、オープニングのチョージン学園校歌の続きを見れたりするなどのオマケがなかなか良いです。二回目以降のプレイではクラスの選択が出来るようになり、少し違ったイベントを楽しむ事が出来ます。メッセージはスタートボタンで高速スキップ出来るので一度見たイベントはガンガン飛ばせるのが良いです。

釣りの要素はかなりゲーム風にアレンジされてて釣りに詳しくない人でも遊びやすく、何と言ってもストーリーの暴走っぷりが最高です。実際のバス釣りが好きな人より、むしろバス釣りとかやった事なくて釣りゲームを敬遠してる人にオススメです。



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