第２話：ブラックガーデン

黒い巨大花を次々と作成して、とりあえず並べてみた。 左端のテーブルに載っているのが「チューリー（黒）」 上段は左から「チャットパンジー（黒）」「クイーンローズ（黒）」「ビジンユリ（黒）」「ナリヒマワリ（黒）」 下段は左から「スカブ（黒）」「カラースネイル（黒）」「クラウンダリア（黒）」。とにかく（黒）だらけ。 こうして並べてみると、同じ黒でも花によって微妙に赤っぽかったり青っぽかったりと色が違いますね。 なんか、思ってたイメージとあまりにもかけ離れた姿にガッカリ。なんというか………『お葬式会場』って感じ？

ここまで揃えて企画倒れになるのは勿体無い。こうなったら徹底的にお葬式会場にしてしまおう。 とりあえず棚の高さと花の高さを揃えて、全体的に整頓された感じを出してみる。 壁の飾り物は黒の額縁が遺影っぽいので採用。千の風を感じれるように黒の風見鶏を置いてみた。 白い棚は中に物が入っててなんかイマイチ。もうちょっと無機質な感じに出来ないものか……。

白い棚をレースのテーブルに変えたらグンとお葬式っぽい感じに。テーブルの隙間が花で隠れていい感じ。 飾り物は黒の薪ストーブに変更しました。これはあくまでも薪ストーブだよ。焼却炉じゃないよ。 これで、かなり目指していたものが出来た感じがします。最初の目的とは方向性が全然違うけどね！！

その後、庭の事情が逼迫してきたので、規模を縮小して『はじまりの庭』（最初に手に入る庭）にお引っ越し。 ５つしか置けないので、スカブ、チャットパンジー、クラウンダリア、クイーンローズ、チューリーを残す。 少々窮屈になりましたが、上の完全版とあまり変わらない雰囲気が出せていると思います。 しかし、庭を見に行くたびにこの庭が最初に表示されるのは、ちょっと心臓に悪いですね。

今回のＭＶＰは「チューリー（黒）」さんです。 黒い花の不気味さが、巨大花のテキトーな巨大化現象のせいで、これでもかという程に増幅されています。 これほど「オバケ」という言葉がしっくりくるアレンジはそうは無いでしょう。リアルで遭遇したら絶対逃げる。

【おまけ】 せっかくなので、すれちがい星雲に散った名悪役、ゴールドボーン、スカルボーン両氏を追悼しました。 もちろんコラージュです。額の絵をアレンジする機能とかあったら良かったなぁと思う。