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1.砂漠
 北米の砂漠地帯、野生のサボテン、サボテン自生地、その他植物の原産地写真を紹介します。撮影地域は北米の四大砂漠地帯であるソノラ砂漠(Sonoran Desert)、モハベ砂漠(Mojave Desert)、グレートベースン砂漠(Great Basin Desert)、チワワ砂漠(Chihuahua Desert)です。砂漠という言葉からはいわゆる砂丘を連想する人が多いと思いますが北米の砂漠地帯は”desert”という単語で表現され、山岳地帯や川なども含む広大な領域を意味し、砂丘(Dune)とは別の概念です。

  これらの砂漠は気温と降水量において差があり、それゆえに明確に異なる生物共同体を形成しています。グレートベースン砂漠はもっとも北寄りに位置し、標高も高いので冬は相当寒くなります。植物は背の低い、葉の小さい低木が中心です。砂漠のイメージとは少々異なる環境です。
 モハベ砂漠の特徴としては冬が雨季になることがあげられます。グレートベースン程厳しくはありませんが冬場には氷点下になることはめずらしくありません。植物はやはり低木が中心になります。モハベ砂漠のシンボルであるジョシュアツリーが多く見られ、3,000フィート(900m)以上の高地では群落を形成します。
 ソノラ砂漠が北米の他の砂漠地帯と大きく異なるのは冬が温暖であることです。山間部を除いて氷点下になることはまれです。生物学的に見て約半分の種類は熱帯性の起源を有し、夏の短い雨季に合わせたライフサイクルを有するとされています。
 チワワ砂漠はもっとも南に位置しますが比較的高度が高いので北極気団の影響を直接受け、冬場の寒さは厳しくなります。植生は多種にわたる低木と多肉植物、小型のサボテンが多数分布します。

 ギャラリーページでDesertとして紹介している地域はユタ州、アリゾナ州に渡るグランドサークル(Grand Circle)と呼ばれるエリアを含んでいます。グランドサークルはグレートベースン砂漠に位置し、有名な国立公園、州立公園、自然保護区である、Grand Canyon National Park, Monument Valley, Canyonlands National Park, Arches Arches National Park, Zion National Park, Capitol Reef National Park などを含みます。
 本サイトで紹介する写真は主にソノラ砂漠、モハベ砂漠、グレートベースン砂漠で撮影したものです。チワワ砂漠にも多数のサボテンが分布していますがこの地域の写真はまだありません。今後の課題です。





2.夜景・星空
 当初砂漠中心の内容で作成したサイトでしたが自分の撮影対象が砂漠意外も含むため内容が多岐になりつつあります。今後分ける可能性はありますが現在は若干異質の内容も同居させています。



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