やっぱりオリンパス


CP+2012の展示会場で OLYMPUS OM-D を見てきました。
会社のごたごた(失礼!)とは別に技術陣は着々と新製品開発を続けていたのだと思うと喜ばしい限りです。OMユーザとしては今回の発表は気になるところです。PEN シリーズに続き、往年のモデルのイメージを踏襲する戦略にオリンパスのこだわりが感じられます。PEN はオリジナルがハーフサイズカメラだったのでコンパクトな現行のシリーズにうまくはまりましたがOM-Dの方はどうでしょうか。



OM-D ;メーカーの展示品



持参したOM-4(手前) と並べて撮影してみた。
OM-D の方が一回り小さい



ミラーレスなのになぜ頭が出っ張っているのか、、EVF をこの位置に持ってきたからとのことですが昔のデザインを意識しているのは間違いありません。サイズはオリジナルのOMより一回り小さく軽いです。山に持っていくので装備を100gでも軽くしたい、、と思っているときには良さそうです。仕様も相当なものです(オリンパスの宣伝ではないので詳細は省略)。防塵防滴ですし自然写真家がフィールドで使用することを相当考慮して設計したと想像できます。

といいつつも、自分が買うかどうかは現時点では微妙です。とりあえずEシリーズ(私はE-620)で満足しているので。Eシリーズでは役不足の状況は当然ありますが(高感度かつ高画質が要求される場合など)、そういう場合はOM-Dも役不足と思われるので他社のフルサイズを使うと思います。
かつて、カメラは小さいほどよいと考えていた時期がありましたがちょっと待てよという気もします。
何か微妙に小さすぎる気がするのですが、人間工学的に適当なサイズというのはあると思います(使い方にもよりますが)。そういう意味ではかつてのOMは手頃な大きさと重さだったように思います。

技術の進歩とともに撮影スタイル(手法も)は変わりますし仕様を見ると素晴らしいのでおそらくヒットすると思います。OM-D の実機体験コーナーはキヤノンやニコンに劣らず長蛇の列で1時間待ちの状態でした。技術の進歩と時代の流れを感じた展示会でした。 (2012年2月12日)


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