6年生保健「砂糖は体も心もぼろぼろにする」

1.ねらい  砂糖の害について知り、砂糖をとりすぎないためには、どうすればよいのかを考えることができ る。

2.授業の展開
 いろいろなおやつの画像(ソフトクリーム、ケーキ、ドーナッツ、チョコレート、コーラ)を提示する。

指示1 この中で一番すきなものをノートに書きなさい。

 指名して答えさせる。

発問1 これらのおやつには、共通点があります。何ですか。

 ・甘い ・おいしい ・砂糖が入っている

説明1 砂糖が入っていることです。砂糖は人のエネルギーのもとになったり、熱を
    生み出したり、脳の働きを助けたりする、とても大切なものなのです。
     でも、とりすぎると、体に悪い影響が出ます。 


発問2 どんな悪い影響が出ますか。ノートに書きなさい。

 ・太る ・病気になる ・血液がどろどろになる ・虫歯になる

説明2 砂糖をとりとりすぎると、肥満になったり、カルシウムが不足して、骨がす
    かすかになっておれやすくなったりします。また、ひどい時には、糖尿病とい
    う病気にかかり、目の血管がやぶれ、目が見えなくなってしまいます。


発問3 小学生が一日にとってよい砂糖の量は、角砂糖何個分でしょうか。ノートに
    書きなさい。

(1個が5g) ・1個 ・5個 ・10個 ・100個

説明3 正解は4個です。さきほど見せたおやつには、どれほどの砂糖が入っている
    かを紹介します。

 画像で提示する。

説明4 1つ食べてしまえば、とってよい量をこしてしまうのです。

 砂糖をとりすぎるとどんな病気になってしまうのかを、再度、映像で確認する。

説明5 砂糖をとりすぎると、体の病気以外にも次のようなことが起こります。

イギリスに、「マイケル」という小学生がいました。この子は、すぐに喧嘩をする子
でした。兄弟や学校の友達をつねったりひっかいたりなぐったりしていました。勉強や
遊び等を集中してできず、落ち着かず手が震えていました。いつもイライラして怒りっ
ぽく、自分の爪をよくかんでいたそうです。
 お母さんが心配してお医者さんに相談しました。お医者さんは、その子が毎日食べて
いるものを調べました。
 すると、毎日、アイスクリーム、ケーキ、チョコレート、お菓子、甘い飲み物をご飯
代わりに食べていました。
 お医者さんは、お母さんと相談して「甘いもの」を全く食べさせないようにしました。
 数週間すると、マイケルは前とは全くちがった、穏やかな「よい子」になったそうで
す。(「砂糖は体も心も狂わせる」より)

説明6 イライラしたり、ちょっとしたことでキレルのは、カルシウムが砂糖によっ
    て壊されてしまったからなのです。

指示2 砂糖をとりすぎないためには、どうすればいいのかをノートに書きなさい。

説明7 これからも、砂糖をとりすぎないためには、どうすればいいのかを考えてい
    ってください。

〔引用文献〕
 ・「食の文化学習」の授業プラン 戸井和彦著(明治図書)
・ジュニア・ボランティア教育&総合的な学習 2005年7月号(東京教育技術研究  所) 薄井直央氏論文
・砂糖は体も心も狂わせる 高尾利数著(ペガサス)

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