ももさまがヒナヒナの頃のお話をちょっこと。
と言ってもこむさしくんがお世話していたのでこむさしくん談になります。
この頃はまだデジカメを持っていなかったので写真は無いです。
ゴメンナサイ。
 
プロローグ
ちぃのは小学生の頃、白文鳥を飼っていたし、こむさしくんは小学生の頃からずーっと白文鳥を飼っていた。だから2人共、結婚したら自分達でヒナから育てたいと思っていたの。私達は職場結婚だったのでどちらか辞めなければいけなかった。ちぃのなら何時でも辞めれそうだったので、こむさしくんに先に辞めてもらったのだ。そして結婚まで時間があったのでこむさしくんにヒナヒナを育ててもらうコトになったのだった。
 
1998年3月
ペットショップに行ってみたけどまだ白文鳥のヒナはいなかったので、白文鳥のヒナが来たらすぐに連絡をもらえるようにお願いする。
 
1998年4月15日
ついに念願のヒナ到着の連絡をもらって、こむさしくんと2人でペットショップに行く。産まれてから2週間くらいで羽が少しはえている程度のヒナヒナがいっぱいこっちを見てるの〜vv
いや〜ん、かわいぃぃぃ。
「どの子がイイ?」と2人で見ていたけど、どの子も元気だったので悩んだ。結局最初に捕まえたヒナヒナにした。その子がもも。ヒーターとわら、スポイド、エサなどを買って、まだツクツクだったももを箱に入れお家に帰った。
お家に着いたら早速ももを出してみる。寒かったのかプルプルしていた。手に乗せていたらコロコロ転がるので、虫かご(これでしばらくはイイと店員さんに言われた)に入れてエサをあげる。まだ慣れていないのかそんなに欲しがらなかったので、ムリヤリだったような気がする。
 
1998年4月16日
大分慣れてきたのか、もう緑色の『育て親』をチラッと見せるだけで「チュン、チュン、チュン、ヂュン、ヂュ〜ン!!」
やっと温めて持って来ると「ギャー!ギャー!ギャー!!(※ピーではない)」とメチャクチャうるさい。しかも2・3口食べるとあっちを向いて寝る。もういらないのかな?と思ってちょっとエサを遠ざけるとまた「ギャー!ギャー!ギャー!!」と騒ぐ。のでまたあげて見ると食べない。「?」で離すとまた怒る。それの繰り返し。大体エサを食べ終えるのに1時間くらいかかった。

もものしっぽの付け根をよく見てみると白く大きくな出来物みたいなモノが出来ていた。そんなモノは今まで見たことが無かったのでとりあえず明日医者に連れて行くことにした。
 
1998年4月17日
ももを病院に連れていって診てもらう。これはもともと鳥にある尾脂線(羽繕いの時に羽に塗り付ける油みたいなもの)だけど、それが膿を持っているみたいだと言われた。その病院の鳥専門の人が東京にいるので、良く分からないけど他のヒナか親からうつされたんじゃないかと言われた。少し膿を出してもらう。全部出すには手術しかないけど、ヒナは体力が無いので手術に耐えられないかもしれないから出来るだけしない方がイイと言っていた。もしするならまた来てねと言われた。

あまりにエサを欲しがって『育て親』の中に、頭(クチバシ)を突っ込んで一瞬取れなくなったりした。ようやく取れて見てみると、ももは顔中緑色(栄養剤(だったかな?)を入れていたので)になっていた・・・。
始めのうちは、夜に(辺りが暗く)なると静かに眠っていたがこの頃になるとなかなか寝床に入ってくれず、やっとの思いで捕まえて寝床に入れても、ず〜っと騒がしかったなぁ。
 
1998年4月20日
2人で考えた結果、膿を出してもらうことにした。ちょっと切って膿を出すんだけど、その時に少し血が出てしまった。小鳥にとって少量の出血でも命取りになるので、すごく心配だった。でも次の日ももは元気にご飯を食べていたので安心した。お医者さんがもしまた膿がたまったら診せにに来てねと言われた。
 
1998年4月26日
エサをあげる時に手に乗せておくと、欲しがって羽ばたくんだけどまだ飛べないからよく転がっていた。
バサバサゴロゴロ・・・バサバサゴロゴロ(笑)。
 
1998年4月27日
1週間経ってみると、やっぱり膿がたまっていた。それでもう1度診てもらったんだけど、これ以上の手術は大人になってからじゃないと出来ないのでそのまま帰ってきた。ももを見てると別に重そうにもしていないし、このまま様子を見ることにした。
※現在もあるけど別に何ともなさそうなので、そのままになっています。
 
1998年4月29日
ちょっと飛べるようになったももは、よくこむさしくんの顔に向かって飛んで行ってた。
 
1998年5月1日
ももも大分飛べるようになったので、本格的なももべやを用意することにした。ホームセンターで材料とか買ってきて作っていたら、ちょっと疲れたので横になったの。上を向いて休んでいたらももが飛んできて、ちぃのの顔の上に来たんだ。目を開けるとつつかれそうだったので、閉じていたら暖かくなった。
そう、ももはちぃのの顔の上で、気持ちよさそ〜に眠ってたのだ。動くに動けないので、その内ちぃのも一緒に寝てしまった。それと見ていたこむさしくんは「平和だなぁ〜」とつぶやいていたそうな・・・。
 
1998年5月3日
2人で買い物に行った。その日ももをうっかり出しっぱなしにして出掛けてしまった。帰ってももを呼んでも『うん』とも『ちゅん』とも言わない、部屋を見てもいない!! 2人で探してみると部屋の隅っこの方で日向ぼっこしてた。
 
そんなこんなで大きくなったももさまは今ではちぃののお家の主と化しておりマース。