逃亡生活○年・・・いい加減疲れた(涙)
母殺しの罪で「WANTED」されている俺
身元を隠しているはずなのに、行く先々で何故かバレてしまう
ある所ではT大卒のヘンな女に「あの〜、犯人解かっちゃったんですけど」と言われ
またある所では金○一耕○の孫だというアホ面な高校生に「犯人は・・・」と名指しされ
またまたある所では自称・名探偵という男に居眠りしたまま推理され・・・
もう嫌・・・相当ブルーだ(涙)
いや、それよりも正体がバレた時が大変だった
精神分裂気味の女にハサミを突きつけられ
家政婦のオバサンに私生活を覗き見され
自称・天使だというおかしな男に「○○しなければ即死亡」なんて脅され・・・
あぁ・・・お肌も心もボロボロ
そんな俺の眼に映った建物・・・「吠登城」
もーいい! もう、どーにでもして〜♪
そんな生活に限界を感じていた俺は、捕まえられて罪を償おうと思ったのである
というワケでノコノコと城に出頭した俺
当然の如く城のヤツらに捕まえられ、「紅孩児」と呼ばれる男の前に突き出された
俺にはどんな処分が下るのであろうか・・・
・・・ところが、彼の口から出た言葉は
「問題です」
は・・・? 唐突に何を言い出すんだ?!
「俺が家族を守る為に真実を綴った自伝は次のうちどれ? A:楯 B:立て! C:縦 D:絶て・・・」
これが俺の処分と何の関係があるのだろーか? よく解からぬまま、しかし解答する俺
「Bの 『 立て! 』」
「ファイナルアンサー?」
「ふ、ふぁいなるあんさぁ・・・・」
沈黙が続く・・・彼はなかなか正解を言わない(汗)
俺の方をちらっと見ながら、時折苦虫を潰したような顔をしたり
かと思えば「ニヤリ」と笑ってみたり・・・なんだか相当怖い(涙)
「正解!!」
『 ウォ〜〜! 』
彼の言葉と同時に周りから歓声があがった・・・
何が起こっているのかよく解からないが・・・何だかいい気分?!
っていう余韻に浸っている暇もなく
「問題です」
こうして最後の問題まで正解しつづけた俺は
この男の側近として働くようになったのであった・・・
(この巻終了・・・)
