”あぶりゃんせ”に挑戦!
ある友人(私のことを悪友といっている。失礼な!)HPのBBSにて掲載されていた、インクジェットのインクを果汁に変えて、あぶり出しにしようというアイデア(名付けて”あぶりゃんせ”)が出ていたので、面白そうなので、やってみた。
準備するもの。
1、使用済みインクカードリッジ。(ヘッド一体型)今回は、BJC−455J用のBC−20を使用。
2、割り箸
3、ティッシュペーパー
4、カッターナイフ(よく切れるもの)
5、作業用に下に敷くもの。(何でもいい)
6、優秀な頭脳、健康な体。あと作業帽(笑)
7、何かの果汁。今回は、レモン。
8、印刷するテキスト
ほとんどの、プリンターメーカーでは、ヘッドが、交換できないため、果汁を充填し、印刷するのはかなりのハイリスクである。しかし、CANONは、ヘッドと、カードリッジが、一体になっている構造を持つ。インク交換時に、ヘッドを新品に交換するので、印刷の品質はかなり、保てるようになっている。しかし、インクカードリッジの単価は高いのはいうまでもない。そこに目をつけた、本人は、インクがなくなったところで、使用済みカードリッジを失敬し、早速、分解に入った。
インクカードリッジを削っているところ。
どんどんと、トップカバーのふちをカッターにて削っていく。内部に達したとたん、中から、少量のインクが出てくるので、注意する。
ぐるっと、削った後、ふたを取って、内部のスポンジを取り出す。削る所要時間は20分程度かかる。内部の、スポンジを取り出しているところ。かなりの大きいのが入っていて、出すのに苦労した。決して、生手ではやめよう!手が黒くなる。
スポンジを取り出した後は、きれいに清掃する。はしを使って、手が汚れないようにする。
今回は”1個¥50のレモン”を使用して、印刷する。果汁を搾り出すため、20秒(半分)ほど電子レンジにて加熱する。(絞りやすくするため。)あんまり加熱すると、レモンの香りがなくなってしまうので、注意!そして、一気にインクカードリッジ内に搾り出す。種は入ってもOK。あんまり入れると、印刷時の往復運動で、あふれるので、これまた注意。(ティッシュを入れるとOKかも?)
インクカードリッジをプリンターにセットする。(インクセンサーにひかかるか?)セーフ。
印刷中。印刷後は、少し、湿っているため、よく見ると、印刷内容が分かってしまう。
乾燥すれば、この通り。紙のゆがみもわからない。
あぶってみる。あっ!あぶりすぎたーーー。
以上で、あぶりゃんせ終了!
結果。
あまり小さい文字はだめだけど、20pnt以上ならOK。
予想以上に出来はよかった。一応OK?