ダイビング1日目

2002年9月21日

八重山諸島一人旅2日目


・起きたら。

  朝目が覚めた。6時過ぎ。枕もとには,チューハイの缶が、転がっていた。余り気にせず、のどが渇いたので、お茶(さんぴん茶)を飲む。朝食にはまだ時間がある。再び寝る。携帯の目覚ましで、起こされた。

 第一声。気持ち悪い。あっ!昨日飲み過ぎた。(重度の二日酔い)朝8時前朝食をとりに、本館へ行く。体がだるい。食事がのどを通らない!!。残したら非常に悪いと思い、ゆっくり時間を掛けてほとんど食べた。(無理した方が悪かったかも知れません。)

ちょっとTVを付ける。ちょうど天気図。???????熱帯低気圧が発生しているではないですか!!!全く知らなかった。昨日できたらしい。3日後に来るとして、波照間には行けるのか?心配です。

その後、熱帯低気圧発生のショック?と、二日酔いの中、何とか準備を済ませ、店に行く。(近くてよかった−。心から感じたときでした。)

当日潜る皆さんが、続々と集合する。

集合時間の8時50分。あっ!!ログブック(Cカードも入っている)を忘れた!。近いので,取りに戻る。ほんの数分。戻ってきたら、どこかで見た車が走り去る!!。置いてきぼりか!!と思った。3分位かな?車が来た。このときばかりは,焦った!。港(マンタ公園横)なので、比較的近いところだった。公園入り口にはマンタのモニュメント(撮影していなくてごめんなさい)がある。このツアーで,マンタに会えなかったら、この公園のモニュメントで,撮影しようと。(みんな苦笑い)

この店のいいところは,集合から、出港が早いということ。前日に店に機材を置いて行くように言われる。次の朝は,身の回りのものを持って,港に行くのみ。機材は,ある程度準備されている。(タンク装着。)出港前に、自分であらかじめ、チェックする。そして出港する。港到着後、ほんの10分程度で、出港出来るわけ。

今日は波があるので,1本目は、マンタ見れませんと言われ、出港。ポイントは,「石垣裸の大国」。


石垣ダイビング1本目(通算 83本)

「石垣裸の大国」

(潜水時間52min、透し15m、最大水深33.4m、水温29℃)

出港して、30分程度。ポイントに到着。アンカーを打つ。途中やはり少し波があった。体験の方がいたので,ファンダイビング組は、さっさとエントリーしてくださいとのこと。で、エントリー。しばらく船の下あたりを散策。やはりきれいだ!。15mの透しだけど。

早速発見。『ハタタテハゼ』。ピンピン背びれを動かしながらこちらを警戒?あんまり近付くと、すごい勢いで,穴に入る。ジワリジワリと接近。私のデジカメ「SONY P-1」では、性能上、あんまり寄れないので、適当なところで,撮影。液晶モニターでは、ピントが合っているかははっきり分からない。

ハタタテハゼ

 

そのうち、ガイド(イントラ)がエントリー。早速ついていく。発見!!『ニセゴイシロウツボ』。でかい!顔。

ニセゴイシロウツボ

 

続いて、きれいな瑠璃色?『クレナイニセスズメ』 赤紫がほんと?(被写体が小さいので,なかなかピントが合わない)

クレナイニセスズメ

 

次は,底にぽつんと,イソギンチャク。何かいっぱい群れている。なんと、『ミツボシクロスズメダイ』こんなにいっぱいいるなんて!。まぎれて、『クマノミ』が。

ミツボシクロスズメダイ      ミツボシクロスズメダイ+クマノミ

 

『ニチリンタテハゼ』

ニチリンタテハゼ

 

『サラサエビ』『ベンテンコモンエビ』『オトヒメエビ』がいた。

サラサエビ  オトヒメエビベンテンコモンエビ

 

『ハナヒゲウツボ(幼魚)』

ハナヒゲウツボ(幼魚)

 

『ミノカサゴ』たくさん。珍しいらしい。

 

ミノカサゴ(たくさん)

 

いろいろ回り、船の真下まで来て、フリー時間。水深は、6m。残タン(空気残量)30MPa(kg/cm2)まで、粘る。『クマノミ』発見。撮影する。

クマノミ

 

そうこうしているまに、残タン30。イグジットする。早々と、1本目が終了。バディーは?って、なんと、普通の人の倍潜れるくらい、空気の減りが遅いらしい。なかなか上がってこない・・・・・。ようやく上がってきた。なんと、1時間40分。まだ短いらしい。すごい!!!うらやましい限り。

ファンダイビング組が全員上がってきたので、次は、体験ダイビング組です。体験ダイビングが、石垣なんて、うらやましい!。その間は、しばしの休憩。(甲羅干しです)。昼食は、もちろん摂りません。船酔いで、気持ち悪くなるから。みんなは、何にも気にせず食べている・・・。ここでもうらやましいとおもいつつ・・・。すると、どこからか、船が集まっている。波が高いせいか、ポイントが限られているので、集まってくるみたい。その1隻に地元ダイビングShopの船があった。よく見るとそれらしき人が見えた。さっそくズーム撮影。間違いないらしい!。

分かりますか?

 


石垣ダイビング2本目(通算 84本)

「石崎マンタスクランブル」

(潜水時間66min、透し20m、最大水深13.3m、水温29℃)

 

次2本目の場所をどこにするか話をし始めた・・・。海の状況は、今日より明日のほうが悪いらしく、マンタは明日見れないらしい。そこで、とりあえず、ポイントに行ってみて状況判断するということで、ポイントに向かい出発。もう1隻船が付いて来た。(みんな考えは同じで、行くかどうか迷っていたらしく、他の船の様子をうかがっていたらしい。)途中はすごい波だった。3m以上はある。風は、北から。波に向かい航行する。つかまっていないと、船の上で、はねて、転がってしまうほど。辛かった。(船酔いしかけ・・・。)ゆっくり航行していたので、結構時間がかかった。1時間ほど。

ポイントに到着。止まったとたんに吐き気が・・・・。さっさと準備する。すごくゆれるので、準備が辛い・・・・。周りには船はいない。一番乗りか!?そしてアンカーをセット。すぐにエントリー。そして潜行。5mくらいで、待機。波があるせいか、透しは20mくらい。でもきれいだ!。水中から水面を見る。船が木の葉のように揺れている。船に上がれるかなー?と思いつつ・・・。皆さん集合したので、ポイントまで移動。よく雑誌で、掲載されている、場所が出現。まだマンタはいない。水中でも揺れているので、岩にへばりつく。5分・10分待っても出てこない。無理かと思ったとき、肩をたたかれた。振り向くと、指をさしていた。その先には・・・・。なんと『マンタ』が!!!初めてみるマンタ。嬉しかった。大きさは、2畳あるかないかっという大きさ。写真を撮影しまっくた。15秒の動画も撮影できるので、2回撮影した。優雅に泳いでいる。感動!!。

遠くから接近。目の前。手が届くくらい。

 

なん枚かマンタが泳いでいる(飛んでいるよう)。4枚以上いたような・・・。その場所をぐるぐる回っているらしく。何回か同じマンタを見た。時間にして45分。楽しかった。その場所を去り、船の下まで移動。そして、自由時間。なにかマクロ系の魚はいないかなって探していたら、なんと!後ろから1枚こちらに向かって来ていた。驚いた。すかさず撮影。下からしか撮影できないって聞いていたので、上から撮影できて嬉しかった。

突然後ろから。

 

嬉しいつかの間。イグジットとなる。波に揺られて、気持ち悪くなるので、最後に、イグジットする。じわりじわりと上昇。波に次第に揺られる。はしごをつかんで、カメラを渡し、フィンを渡してすぐ船の上に。周りを見ると、なんと、他に5隻ほどの船がアンカーを打っていた。他の船もかなり迷っていたのでしょう。私たちの船が封切りをしたらしい。

帰りは楽ちん。波が後ろからくるので、ぜんぜん揺れない。波に乗っているのが分かる。(波と同じスピードで、進行していた)港に到着し、身の回りのものを持って陸に上がる。重たい機材を車に積み、店に向かう。店程近い交差点では、なにか取り締まりをしていた。シートベルト、二輪ヘルメットであろう。店に到着したら早速機材の塩抜き。ログ付けは、19時30分といわれた。

民宿にもどり、シャワーを浴びて体の塩を流す。少し時間があるので、デジカメで撮影した写真を整理する。何せ1日で、60枚も撮影した。カメラのメモリーは128MB写真にして100枚しか撮影できない(保存できない)。今回の旅は、5日間。300枚以上になってしまう。まだ1日目なので、メモリーを交換。明日からが問題。パソコンを今回持参しているので、HDDに保存ということを考えていた。(パソコンも古いので、信頼性が・・・)そうこう考えていたら睡魔に襲われ睡眠!!。   その前に。

暑いのでクーラーを付ける。1時間100円のコイン式。でも旅館の人が800円も置いていったので、ほとんどただではないか。一泊素泊まりで、3000円なのにいいんでしょうか?せっかくなので、使わせていただく。快適。快適。

またもや、携帯の目覚ましで起きる。ログを持って、店に行く。地元Shopとの夕食の話を携帯にて調整する。皆さん疲れているらしく、向こうのホテルにて取るとのこと。で、私は、こちらの店で、行くことにした。

1本、2本目のログをさっさと記録していく。マンタは5枚だったらしい。♀2枚・♂3枚とのこと。事前に見分け方を聞いとけばよかった!!

皆さんにサインをもらい、夕食の場所を決める。昨日、行った店の途中によさそうな店があったらしいので、そこに行くことに。

ここの二階。

2階にある。

 

いろいろ頼んだが、結構いけるので、行ってみては?って場所は1階のANKを参考にしてください。すぐ分かるかと。定休日見てこなかったので、注意してください。

今日は、昨日の教訓から、そそくさと帰ることにしました。他の人は行ったみたいですけど。ここでですが、他のみなさん ごめんなさい。

今日は早く(健全に)就寝です。


続いて、22日へ。