普通ニ種(MT)取得記


はじめに

   普通ニ種(旅客運送法による旅客普通自動車が運転可能)を取得することになりました。もし取得できたら、次は、大型でも。

   取得できたら、タクシーの運転手が出来ます。

 

きっかけ

  この不景気。持っていても損はないと思い、取得を決断。(非常に単純明快!)

 

取得までの流れ

   1、自動車学校で,二種養成コース受講(実技試験免除校は県内には1箇所しかない。)

          ↓(卒業)

   2、免許センターで、筆記試験

          ↓(合格)

   3、二種Get!!

   

               となるのだが、実技免除ではないので,

   

   1、自動車学校で,二種養成向けに練習

          ↓

   2、免許センターで、筆記試験

          ↓(合格)

   3、免許センターで、実技試験

          ↓(合格)

   4、二種Get!!

 

               となる。

いざ開始。まず学科。 (平成14年9月〜)

  一種取得してから、かなり経つし、道路交通法の改正などで,学科、実技講習を受講しなければならない。

   9月ごろから、今後の進め方の説明や、運転の様子を確認し、本格的には11月から受講。

  学科受講時は、なにか学生に戻ったような気がした。でも周りは若い。

  応急救護は通しで、6時間受講。など。

  テキスト6冊

一種用テキスト、二種用テキスト、応急措置などなど。

 

それでは練習。

  一種免許を取得してから8年が経ち、いざ、初心に返って自動車学校での講習を受講すると,どれだけ,癖がついているのかがよく分かる。なんせ、今まで,自分ではしっかり,運転してきたと思っていたのだが、自身を無くすほど、注意される。

  まず最初から。

  ・運転前の周囲の確認。←ほとんどの人がしていないのでは?!

  ・運転席ドア開ける前の後方確認。

  ・ドアを開けて、すばやく左足・腰・右足の順で、乗車。

       (ある日友人との食事のとき、乗車の順番話したら,え!左足から?と言われ,”右足からでは乗車できないでしょっ”てマジで思いっきり突っ込んでしまいました。(ゴメンナサイ)       

  ・ドアは、閉める寸前で,一旦止めてから、閉める。ってな感じ。

  ・閉めたあとは、ドアロック・座席調整・ミラー調整・シフトのニュートラル確認・ハンドブレーキ確認→エンジン始動。

 

ひたすら練習。

  ひたすら,癖取りをするため,構内を走行する。

  二種は、一種にはない鋭角コースが加えられる。通過には切り返しが必要となる。

  弱い縦列駐車も克服のため,何回も繰り返し走行する。

 

やっと路上。

   昔で言う3段階かな?仮免がないので。市内を走行する。やはり,右左折時の確認のタイミングが悪い悪いらしい。右左折の手前30mで合図。その前に進路変更があったら、その行為の3秒前に合図を出さなければならない。もちろん目視の確認は怠らない。相当スピードを落とさないと確認が出来ない・・・。

 

試験コースを走る。

   本試験のコースを走行しに行く。ぶっつけで,本試験のコース走っても、当然合格するはずがないのである・・・。

   ということで,どんどん走行して、慣れていく。

 

今後の予定決まる。

  今後の予定が決まった。1月29日筆記試験。2月6日実技試験。本とは,筆記試験合格後、実技試験の日程が決まるのだが、特別?措置です。仕事の都合もあるので。

 

筆記試験受験。

   筆記試験当日がきた。なんと!!雪・雪・雪。急いで,試験場に向かう。しかし・・・・。23号は大渋滞。三渡川から先に進めない・・・。

   裏道を走行する。雲出川の右岸で、受け付け開始の8時30分。遅れるとの連絡を入れる。出発して50分経過。

   23号下手の橋上では、ノーマルタイヤのF−R車が、タイヤが空転し、欄干に左側こすりながら、四苦八苦し、ほんとに少しずつ進んでいく。

   15分くらい待ったかな。やっとのことで,雲出川横断。

   23号と、165号の交差点を目指し,裏道走行する。順調に進む。津方面は,全く動いていない・・・。それを見ながら23号を横断、試験場に到着したのは、受け付け締切りの3分前の8時57分でした。でも、気象状況が悪いので,これもまた特別?措置で、受験が遅延されていた。何とか筆記試験は受験できたが、問題結構難しい・・・・。でも何とか合格でした。

筆記試験練習のすべて。

自動車学校でした、筆記試験練習問題。かなりの量です。

 

 合格してしまいましたぁ。

何とか筆記試験合格です。

 

 

その後,路上試験に気合を入れるため,積極的に試験コースを走行していくのであった・・・。

  

実技試験受験。

   ・ついに来ました。2月6日。朝8:30分運転試験センターに集合する。そして,受け付け。順番と、コースが教えられる。

   私、構内は、Dコース(方向変換、鋭角)、路上は、3コースとなった。(各運転試験センターにより違います。)

   集合時間が来て,練習走行開始。(乗り込むところからは,練習と言いながら、採点対象)、100mくらいしかない。

   そして、構内コースへ出て行く・・・・・。最初に方向変換、左いっぱいに寄り、余裕で,方法変換クリアー。次は,鋭角。こちらも沈みコースで、圧迫感があるが、余裕で,クリアー。

   休憩まもなく、路上コースへ出て行く・・・。3番目なので,緊張が継続できるかどうか・・。そして,やってきた。路上の試験。

   いつもの通り,車の周囲を確認、後方確認し、車に乗り込む。エンジンを掛け,出発。曲がり角,は、巻き込みもなく、横断歩道の手前に路上駐車もなく、順調に進んでいた。しかし、修羅場はやってきた・・・。路肩をよろけながら,原付が走っている。年齢は20代後半。信号が続き、進路変更も出来ず20km/h程度のスピードが続く・・・。直線道路になり、進路変更し、事なきを得た,しばらく走行し,指定場所の停車だが,路上駐車車両により,passとなった。ラッキー。しかし、また修羅場がやってきた・・・。右折レーンから右折待ちをしていた、その先には,路上駐車車両が、一旦、走行車線に入って進路変更するか、そのまま、追い越し車線に入るか迷った。駐車車両までは,距離がありそう。で、後続車をやり過ごせるであろうと,走行車線に入った。失敗だった・・・。後続車両は2tダンプで、加速がなく、予想より,遅かった・・・。進路変更で、停車することとなってしまった。しまった・・・。次もすぐやってきた,左折から、5m程度で,進路変更右折というかなりの曲者が残っていた、何とか車線変更したとき、緊張の糸が切れたぁー。すぐ右折するところで、前車の車間距離が詰まってしまったぁ!!!!。規定では、1.5m以上とのこと。実際は・・・。しまった!!脱力感とともに、安全確認が、大雑把に・・。しかし、すぐ正気を取り戻し,何とか、終点にやってきた。車を駐車措置し、試験官と、運転を交代した・・・。

やってしまったと、くよくよしながら、試験センターへ帰る。その中で,話がでる。右折時の先の路上駐車の車が見えていたかどうか聞かれた。うすうす知っていたと,話す。あと、車間距離が縮まったところもしっかり,話が出る。説教されているようで、かなり辛かった・・・。

試験センターに到着し,試験結果がすぐ発表となる。今回3人受験したが、3人とも合格とのこと。”ありがとうございます。”と本当に心の底から出た言葉でした。

なんと!タクシーが出来るではないか!。

これが、証拠。↑15年2月6日に二種Get。

 

もう運転のプロとなってしまったので、事故はもちろん。交通違反に対して,プレッシャーが常にかかるようになってしまった・・。

しかし、自分にとっては、いいことなので,正直に受け止める。

 

もしかしたら大型も取っちゃおうかな?

       大型免許取得も考えています。費用18〜19万程度のこと。余裕が出来たら、取得します。

            この金額なら、日帰りダイビング10回(20本)、石垣ツアー1回行けるのでは?