カーブ・ドッチ カベルネソーヴィニヨン 1997
CAVE・DOCCI ワイナリー
カーブ・ドッチ カベルネソーヴィニヨン 1997

日本の常識は世界の非常識というオーナーの言葉にとても魅かれた。
外国から輸入して日本で瓶詰めして国産ワインで売られている。
新潟の海岸部の砂地で水はけの良い場所で、国産ワインにこだ
わって栽培している、ワイン造りは農業だという。
そのこだわりに、飲んでみたくなって注文!

まずは食材と思い、良い肉を求め単純にステーキに合わせた。
コルクは短く瓶熟しないワインなのかと思いつつコルクを抜いた。

香りはまさしく樽臭が強いという印象で、15分くらい置きグラスに
注いだのが左の写真。
ロゼかと思うような薄い赤だったが、レンガ色に近くなっていた。
まったりとした感じでとても期待がもてた。
グラスを少し動かしただけで甘い香りが広がっる、一口飲んだ・・
第一印象は「うん?」だった。
軽い、渋みがない、薄い・・・奥行きが無いと感じた。
でも、時間をおき飲んでいくうちにアルコールの強さがやや気に
なりつつもカベルネ.ソ.らしい香り、味わいを感じ日本のワイン
には珍しく長熟の可能性を深く感じた。
わたしにはこのワインが5年後が良いのか10年後が良いのか分
からないが今後とても楽しみだと心に強く残ったワインとなった。