シャトー・ムートン・ロートシルト 1988

百年以上変わらぬ、メドックの格付けを唯一覆したのがこのワイン!
1973年2級から1級へ昇進し、その後五大シャトーの1つとして現在
に至っています。

毎年著名画家によるラベルも話題になり、コレクターもいるほどです。
1948年はマリー・ローランサン、1958年はダリ、1970年はシャガール
1級に昇進した1973年はピカソ、1975年はアンディー・ウォーホールで
今回飲んだ1988年はキース・ヘリングです。

2ヶ月遅れのバースディーパーティーを友人がしてくれるというので・・・
長年ワインセラーで保存しておいた、この一本を飲む事にしました。

5年以内に飲めば、ただの葡萄ジュースと言われ、熟成に充分な時間
をかけなければいけないのです。
色は濃く、タンニンは豊富で男性的なワイン・・・・カベルネの比率が高い
味わいでヴァニラ、カラメルの甘い香りもとても心地よいものでした。
ただ、まだまだ、熟成しているという感じを受けて、やや、若さを感じた
のも事実です。