SENA 1996

セーニャは、1996年に、カリフォルニアのロバート・モンダヴィと
チリのチャドウィック氏率いるエラスリスのジョイント・ベンチャーに
より生まれたワイン。

セーニャが生まれた、ヴィーニャ・エスリスは、険しいアンデス山脈
の麓に広がる斜面の畑で、ここから産される葡萄は複雑で強烈な
果実味があり、アコンカグア・ヴァレイのユニークさを表現している。
そこから収穫される葡萄を選別、さらにキュヴェを選んで最高のワ
インがセーニャになる。

バラのドライフラワー、カスミ草といった草花の香り。
とても個性的でインパクトの強い香りがあり、コルク
を抜いたとたん部屋に香りがただよってきた。
甘味が少なくドライな印象で、ボルドー的な仕上がりでタンニンは土臭
い感じがあるが、豊かで堅くしまっているのと、キメ細かさも味わえる。

もう一本のワインが、 オー・バタイエを用意していたので、このセーニャ
から味わうことにしました。

オー・バタイエ’95
色は濃い紫色。
すばらしく甘く、普通は軽くて優雅でしなやかな感じを受けるのですが、こ
れはとても力強い果実味を持ち、ミディアムからフルボディで、熟したタン
ニンがあり、古典的な、さすがフランスといった感じのワインですね。
こちらを後に飲んだのは正解だったような気がします、それはセーニャが
軽めな感じで、先にフランスワインの深みを見せられると少し霞んでしま
ったかもしれません。
ワインを目の前に嬉しそうなじゅんちゃん! お誕生日のお祝いにシェフ手作りのケーキ!