きっかけ

☆1980年代
私の女のコになるきっかけは小学校のときに妹のワンピをはしゃいで（ふざけて）着たことです。くしゅ、とした感じのかわいいワンピでした。ぴったりする感じ、裾がひらひら揺れる感じにきゅんとしたのを覚えています。でも、お袋に大目玉をくらってしまい、それきりでした。
☆1980年代後半
中学校に上がるか上がらないかの頃、お袋も働きにでることになり、妹は小学校のクラブ活動に熱中するようになると、たまに一人きりになることができたので、妹のスク水やマスゲームの衣装を着て楽しんでました。あ、自分の部屋とか無い平屋の貧乏家でした。スク水やパンストのぴたっ、ていう感触にとても興奮していつもそんなことで自慰していました。水着はお袋のも試したけど、やっぱりスク水のぴったり感には及びませんでした。クラスの女の子がプールから出るとき水抜きから水が抜けてぴったりするのを見て興奮してました。なぜか自分もそうしたい、という欲求に駆られ風呂の余り水に潜り込んだりしてました。水の中で目が開けられなかったので内緒でゴーグルとか買ったりしてました。（＾＾
☆1990年代初頭
妹が中学校に入ると制服も着ました。丸襟やリボンにきゅんとしました。当時はガリガリだったので楽に着られましたが、だんだん自分が女の子っぽくなくなっていき、きゅんとすることが少なくなっていくことにちょっと寂しさを感じたりしました。
☆1992年頃
部活でピンクレディーの出し物をする機会があり、女の子たちが用意した衣装をちょっと着ちゃいました。ぴたっとする衣装でやはりその場で興奮しイッてしまいました。チャイナドレスも置いてあったので同じことをして自慰をしてしまいました。もとにあったとおりにしたつもりですが、もしかしたら何人か気付いてたかも（＾＾；
ピンクレディの出し物について話しているうちに「そういうなら○○さん自分でやればいいじゃない」と、女の子たちから言われたとき内心ものすごく揺れました。今、考えればその時にカミングアウト（？）しておけば女装生活をもっと早く楽しめたかもしれません。それと前後して「○○さんって女装したら似合いそう」って別の女の子２・３人から言われたりしましたが、そのときも自分がどうかしてしまいそうなほど気持ちが揺れ動き、笑顔を見せるのがやっとの受け答えになっていたと思います。
その頃はちょうどフリルのついたかーいいキャミが流行っていて、彼女たちの着ていたキャミを見て自分の着た姿を想像してしまったのです。かーいくなりたかった。今思えばたくさんきっかけはあったのですね。たら、ればの後悔です。。。（書いて実感）
☆1997年頃
部活の最後のイベントでは私の同僚の（けっこうカワイイ）女の子が当時の彼氏にきちんとしたチャイナドレスを着せてあげているのをみて、ちょっとジェラシーみたいなものを感じちゃいました。彼氏のチャイナ姿かわいかったし、扇子まで持ってたし（＾＾
この頃には妹の捨てたパンストを穿いて自慰してました。後半は車で通学したので、もよおすと人目のつかないところに停めてオナニーしてました。パンストの肌触りとバイト先の女の子の制服を思い出しながら「自分がその格好をすることをイメージして」オナニーしてました。
☆1990年代（世紀末）
理系だったので研究が忙しく、女の子にはなれませんでした。東京の冷たさに打ちのめされた暗い時代でほとんど覚えてません。つらい恋愛とじゃんすま以外は。。。
☆世紀末〜2003年頃
　社会人になりました。居住環境・資金環境・インターネットが整ったことにより、小学校からの衝動が一気に高まり、通販でグッズを買いまくりました。手始めは「くい〜ん」。同じ境遇の人が私だけじゃないと知ったときの「目からうろこ。。。」は大変なものでした。
　その頃、社員旅行で稚内へ行き「サハリン村」なるところへ遊びに行きました。ロシアの人形「マトリョーシカ」を買いました。ちいちゃい人形から大きな人形まで５層になっていて、それぞれの人形に願いを込めて大きな人形の中に入れます。願いがかなう度に大きな人形から中の人形を取り出して、すべてかなうと４個の人形になります。あたしはその時大きな人形から順に

　　１．完全女装
　　２．エ○ザベ○○館入店
　　３．女装外出
　　４．女装旅行
　　５．エッチなこと

の順に願掛けをして大きな人形の中にしまいました。
　2003年くらいまではウィッグもつけない自慰のためだけの女装でした。そんなことはず〜っと隠したまま男友達と付き合ってましたが、2001年末、私の虚言から絶交の破目になりました。10年の付き合いが一瞬にしてなくなったとき、その空間を女の子になることで埋めていた気がします。無性に楽しかったのです。
☆2002年の出会い
　そんな頃、ひょんなことで一人の女性と運命的な出会いをしました。（普通に生活していたらまず出会わない）主に仕事・向上心の面でお互い惹きあい「友達」と限定されたものの深く付き合いました。初めて自己をコントロールできた恋愛でした。温泉まで行ってしまいましたし。
　その温泉で彼女が過去の男性遍歴を打ち明けてくれたので、この子なら信頼できると私の「女装」をカミングアウトしました。結果的にこれが別れの一つの原因になりました。他にもたくさん理由があったのですけど・・・。「呼びつけておいて時間に遅れる」「人の話を聞いていない」「周囲の話し声に気をとられる」などなど・・・（><。）これは今でもあたしが悩んでいる欠点です。根幹には「自信のなさ」「強迫観念」があるようです。
　別れた後の最初の１年は何もかもから回り、焦りばかりで仕事も手につかず最悪でした。大分、荒れました。女性を見るといらつくようになってしまいました。彼女への最後のE-mailで女装は辞めます、と宣言したのに心の奥からの欲求はそれを許してくれませんでした。
　「たとえ辞めるといったって、アナタの中にはそういう面があることに変わりは無い。アナタも認めているように女装を毛嫌いしない女性は少数派でしょ」彼女は本当に私のことを分かって言ってくれた気がします。だから悔しさもひとしおだったのでしょう。
（2005.08.04被害妄想的な部分を削除。カウンセリングから分かったことも踏まえて訂正）
☆ハマる（2002年〜）
　私の女の子への変身願望は「完全女装」へ急成長します。ウィッグ・シューズ・化粧品を通販で揃え、さらにかづきれいこさんのメイク方法を手に入れてから変わりました。普段は使わないコンタクトレンズも買いました。2003年の夏から本格的に完全女装で写真を撮るようになりました。部屋でデジカメで撮るのです。自分の自慰のために。

これで一つ目のマトリョーシカを取り出しました。

　最初はアウトレットで安いもの、見た目のかわいいものを買っていました。そのうちコスプレもするようになりました。過去のイメージが強かったのか、やはりチャイナから始めました。
　偶然、鋼鉄天使くるみの喫茶店ウェイトレスコスを見かけてかわい〜、だけで即買いしてしまってからは怒涛の勢いで買ってしまいました。
　後にDVDで松居彩ちゃん演じる実写版を見たのですが「くるみになりたい」という感情の方が強くなっていました。14歳の彩ちゃんはいかにもpureって感じで彩ちゃんの「くるみ」にきゅんとしました。腕・足・胸、みんな白くてキレイ、肌のキメが細かくて真っ白なハイソやくるみのコスがやわらかくフィットするさまは、さすがに純少女！あたしが到底なり得ない完璧な姿に萌えたのでした。ホント、思い出すだけでかわいいっ（きゅん）。自分があまりにもかわいくないのでできませんが。。。純女さんがうらやましく思えます。
　気付いてみればコスはメイドが３種、バドが１種、チャイナ、レオタ、学園系４種、ちゃっちい制服２種・・・。メイドコスはちゃっちいものしかありませんが、とっても気に入ってしまいました。かわいく見える魔法ですね。
　ベランダとかに出るようになったのも、この頃です。
☆外出（2004年10月）
　コスのイベントに行こうかとも思いましたが、女装制限のものしか（私は）見当たらなかったので、いっそのこと血迷って街にでることにしました。
　メイクは独学でしたし、よくもまあ決心したなぁ、と、今は思います。10月30日に以前の部活のかわいい後輩のイベントがあったので、それをお泊りの本格女装外出にしようと思ったからです。１回目の女装以降は「日記」に詳しく書いてあります。。

順番がはなはだ逆でしたが先に「女装外出」をしたので二つ目のマトリョーシカを取り出しました。この後、30日には初めての「女装旅行」もしてしまいました。

げげ。マトリョーシカの数が合ってない＾＾；；；（2005.05.03 6:50）
☆初めての・・・（2004年12月）
　♂モードではチェリーでしたが、ひとみの外出３回目で、なんと！犯されてしまいました。あたし的にはちょっとしたお試しモードでしたが。実は、この日に初めて「女装サロン」なるものに入店しました。理由は２回目の外出（お泊り）でバレまくり、悔しかったからです（爆）。これも日記に詳しく書いてあります。

この時点ではマトリョーシカを出すのを忘れていました。（笑）　あまりにもたくさんのことに手を出しすぎて、いっぱいいっぱい、まさに「ひとみになった自分」にハマっていました。

先日、相方から「マトリョーシカのお話し、あまりにも実感がこもっていて切なくなったよ」と言われ、はたと思い出しまして、三つ目、四つ目（つまり、全部）のマトリョーシカを取り出しました。（爆）

この記録は2004年11月23日にハッピー７さんの掲示板「女装子体験報告」に記載したものを訂補したものです。
今後もきちんと伝わるように内容を充実したいと思います。

最終更新：2007.01.07