OTHERS

Chris Minh Doky / Cinematique

Chris Minh Doky (b)
Larry Goldings (p)
Bill Stewart (dr)
Joey Calderazzo (p)
Jeff 'Tain' Watts (dr)
Makoto Ozone (p)
Clarence Penn (dr)
Bireli Lagrene (gt)
Toots Thielemans (hca)

曲目
1,James Bond
2,Goldfinger
3,Nothing to Lose
4,Tossed Salad & Scrambled Eggs
5,Merry Christmas Mr.Lawrence
6,My Favorite Things
7,Sleepless Dream
8,Rue Hautefeuille
9,Godfather
10,One Day I'll Fly Away

映画音楽を集めたアルバム。
このアルバムを聴き終わった時、まるでいくつかの短編小説を読み終えた時のような不思議な感覚にとらわれた。曲自体が物語りに聴こえる。
映画と音楽とは切っても切り離す事の出来ないものであり常に互いの存在を認めながら確かめながら表現される。しかし一度映画音楽として定着してしまった物は退屈だ。小曽根 真の演奏する(かつてコルトレーンの演奏した)「My Favorite Things」が有名なように音楽は流動的でなければいけない。Toots Thielemansの演奏する「Goldfinger」意外な組み合わせだが、可能性とは無限にあるのだということを知る事ができる。
Tootsの「Goldfinger」、Joeyの「Sleepless Dream」。泣けます。ホント。イイ。

8/15/2002

Hancock Brecker Hargrove/ Directions in music

Herbie Hancock (p)
Michael Brecker (ts)
Roy Hargrove (tp)
John Patitucc (b)
Brian Blade (dr)

曲目
1,The Sorcerer
2,The Poet
3,So What/Impressions
4,Misstery
5,Naima
6,Transition
7,My Ship
8,D Trane

Celebrating Miles Davis & John Coltraneのサブタイトルからも内容は想像できるだろう。数々の名演が繰り広げられたMassey Hallでのライブレコーディング。同じMassey HallでレコーディングされたCharlie ParkerのThe Quintet'と同じような空気を感じる。曲目からしてもそうだが全体的に静か。

夢のユニットと言っても過言ではない今回のメンバー。今のJAZZ界で最も技術のあるメンバーがそろいにそろっている。MilesやColtraneのような危うさはないが、時代によって変化するJAZZのメインストリームがここにあるのかもしれない。

7/30/2002

soulive / Next

Neal Evans (keys)
Eric Krasno (gt)
Alan Evans (dr)
Sam Kininger (as)

曲目
1,Tuesday Night's Squad
2,Flurries
3,Liquid
4,Kalen
5,Clap!
6,Interlude
7,Ne- Ne
8,I Don't Know
9,Whatever
10,Alkime
11,E.D.Hambone

アルトサックスのSam Kiningerが加わり、オルガントリオからクァルテットへと生まれ変わった新生soulive。トリオの時とは違いメロウな部分がかなりプラスされた感じだが、あのザラザラとしたジャムバンド的なサウンドは健在だ。
メイシオを彷彿させるSam Kiningerのサックスは時折バップっぽいフレーズも聞こえてきてジャズ的なエッセンスも感じる事ができる。
日本版には12曲目にBlueNoteTokyoでのライブ「Doin' Something〜Chameleon」が収録されていてる。これこそボーナストラック。やっぱライヴでしょう!

4/3/2002

KUDU

Sylvia Gordon(vo.b)
Nick Kasper(key)
Deantoni Parks(ds)
Peter Stoltzman(key)

曲目
1,Tenptation(video mix)
2.Suger
3.Surprise
4.Cannibal
5,Tell Me A Bedtime Story
6.Cinemajik
7.Restless
8.Relax
9.Force Of Nature
10.I've Been Hit
11.Temptation

最近New Yorkのジャズクラブ「トニック」を中心としたジャムバンド・ムーヴメントが話題を集めている。ソウル、R&B、テクノ・・・etcさまざまな音楽をジュースミキサーにでもかけたような、そのサウンドが新しい音楽に飢えたニューヨーカーを刺激したのだろう。フューチャー・ソウルと称された彼らの音楽にはしがらみがなくどこまでも自由だ。

One For All / The End Of A Love Affair

Jim Rotondi(tp)
Steve Davis(tb)
Eric Alexander(ts)
David Hazeltine(p)
Peter Washington(b)
Joe Farnsworth(ds)

1,The End Of A Love Affair
2,Stolen Moments
3,Corcovado
4,How Are you?
5,Shinjuku Waltz
6,Skylark
7,The Eyes Have It
8,Street Of Dreams

若手ジャズミュージシャンを集め結成されたこのバンドはジャズの流れをもっとも自然な形で捉え新しいサウンドを求めているのではないだろうか。特定のリーダーを前面に出すのではなくひとつのバンドとしての形は、かつてのMJQのようにその時代を位置付けるには重要な存在だ。
このバンドは3管の編成ということで聴きどころはやはりなんといってもアンサンブルだろう。6人のバランスがとても良く「Corcovado」みたいなしっとりとした曲でも、全体のバランスが保たれていて、バンドとして1つにまとまっているので落ち着いて聴くことができる。とうぜんアップテンポ曲になると厚みのある強力なサウンドがとても心地いい。
今回が日本での最初のアルバムということだがこの先もチェックしておきたいユニットだ。

pieces of a draem sensual embrace : the soul ballads

Various Artist

1,Took So Long
2,The Cool Side
3,How Do You Keep The Music Playing?
4,Have A Little Faith
5,Sittin' Up In My Room
6,Pieces
7,My Love
8, It's You That I Want
9,Goodbye Manhattan
10,You And I
11,Knikki's Smile
12,Club Jazz

都会の夜といった感じだが、ここはあえて冬の晴れた昼下がりにコーヒーでも飲みながら聴きたい1枚。Blue NoteからのSmooth Jazzのコンピレーション・アルバム。たまにはこういう軽い感じの音楽もいいかな。
5.はfeaturing Grover Washington, Jrで6.はfeaturing Maxi Priest。その他にもEva Cassidy、 Maysaなどが参加している。米国では人気の高いスムースジャズだけに、たくさんのコンピが出ているが、このアルバムはBNだけあって洗練されていてなかなかクオリティーが高い。

Buena Vista Social Club

brahim Ferrer (vo)
Compay Segundo (g,vo)
Omara Portuondo (vo)
Ruben Gozalez (p)

その他多数

曲目
1,Chan Chan
2,De Camino a La Vereda
3,El Cuarto de Tula
4,Pueblo Nuevo
5.Dos Gardenias

実は2年以上も前にリリースされたアルバム。99年夏に世界で公開されたドキュメンタリー映画「Buena Vista Social Club」によって今では世界各国のヒットチャートにランクインしている。日本では今年の1月中旬にロードショー公開されたので日本各地で見る事が出来るだろう。
キューバ音楽というとどうしてもブラスアンサンブルを想像しがちだが、このアルバムではライ・クーダー,コンパイ・セグンドのギター、イブライム・フェレール、オマーラ・ポルトゥオンド哀愁漂うヴォーカルとキューバが生んだ最高の音楽を堪能させてくれる。
まだ映像でしか見た事は無いがハバナの街並みがそこに見える。
レコードショップに行くと「Buena Vista」のコーナーが設けられている。がしかしそれは店の奥まったところだ。これほど世界を熱狂させているものはもう少し目立つ所において欲しいものだが・・・。

Blue Note New Directions

Greg Osby (as)
Jonson Moran (p)
Stefon Harris (vib)
Mark Shim (ts)
Tarus Mateen (b)
Nasheet Waits (ds)

曲目
1,Theme Form Blow Up
2,The Sidewinder
3,No From For Squares
4,Ping Pong
5,Song For My Fother
6,Tom Thumb
7,Big Bertha
8,Recorda Me
9,20 Questions

「Blue Note創立60周年」の特別企画としてBlue Noteに在籍する若手のミュージシャンによって組まれたユニット。一部では発展の限界とも言われているこのJAZZ界においてこの若いミュージシャンたちのクリエイティヴなサウンドはJAZZに限界なんて無い事を提示しているようだ。