〜Summer Breeze〜 BOSSA NOVA 特集

 

『Getz/Gilberto』
ボサ・ノヴァの名盤といったらまずこれ。この年グラミー賞を獲得したゲッツの柔らかいテナーのサウンド。ジョビンのまさに涼風のように刻まれるピアノ。そして、ジョアン・ジルベルトの歌を聴くと、遠くの方から波の音が・・・・・。
『Antonio Carlos"Tom"jobin e Convidados』
このアルバムには「Antonio Carlos "TOM"Jobim e Convidados」というタイトルが付けられている。友人などからトムという愛称で親しまれたジョビンと、彼をかこむゲストたちのアルバム。エリス・レジ−ナ、ガル・コスタ、ヴィニシス・ジ・モライスなどの個性的な音に溢れている。
『Lisa Wahlandt & Mulo Francel
/Plays Stan Getz & Astrud Gilberto』
ヨーロッパの香りのするボサ・ノヴァ。しっとりとした湿り気を帯びている、といった感じがの声がボサ・ノヴァの歌手には多いような気がするが彼女の声はとてもドライで透明感があってちょっと幼い。夜の海・・・・かな。
『Ramon Leal/Clube Da Chave』
カフェミュージックとしてのボサ、そんな感じの一枚。
ちょっとノスタルジックで陽の沈みかかった海辺のカフェといった感じだろうか。これもジョビンや、ヴィニシス・ジ・モライスなどの曲が中心なのだがエレピやクラリネット、フルートなどの音が絶妙なエッセンスとなって新鮮な感覚を与えてくれる。
『Harry Allen/Once Upon A Summertime』
スタン・ゲッツやズート・シムズらの影響を受けたテナーサックスプレイヤー、ハリー・アレンのボサばかりを集めたアルバム。ジャズのテイストがいたる所に感じられ洗練されたボサといった感じ。リズムの絡みやコード進行にもこっていて面白い。ほんのちょっとだけ高度なボサ・ノヴァ。
『Ono Lisa/Prettyworld』
スティービー・ワンダー、レオン・ラッセル、ビートルズ、スティング・・・etc達の名曲をカヴァーしたアルバム。耳になじんだスタンダードばかりなのでボサ・ノヴァをあまり聴いたことがない人でも入っていきやすいのではないだろうか。

 

ああ なぜ私は こんなにも一人なのか
なぜ すべてはこんなにも悲しいのか
そして 目の前を 
通り過ぎるあの美しさ
私のものだけでは ないにしても
少なくとも 彼女は一人
あの美しさ

もし 彼女が知っていたなら
歩いているだけで この世を
どんなに 楽しいものに してしまえるかを
彼女が歩いているだけで
この世は愛を知り 
すべてが美しく
光り輝くということを

                  『イパネマの娘』