ぬこのおっちゃん |
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二次元裏@ふたばちゃんねる | 初出:ワンダーフェスティバル 2006 夏 |
としあき達にはおなじみ、知らないは全く知らないと思われる、「ぬこのおっちゃん」です。 サイズは高さが約6cm。 初めて型取り・複製をした作品でもあります。 机部分はうまく複製できなかったたので木製です。 本物の猫は足先が細いのですが、モデルとなってるぬこのおっちゃんがクリームパンみたいな前足をしていたので、それを見ながら造ったので妙に足先がデカイです。 と、いいつつも全体的なモデルは普通の猫なので、顔のボリュームが(ぬこのおっちゃんとしては)横方向に足りないですね。立体的にバランスをとろうとするとどうしても普通の猫っぽくなってしまって…うう。 結果的に荒木風漫画のやつに近いかも。 |
こねていたのは…俺のはず…しかし…いつのまにか! こねられていたのは俺の方だったッ!!! ぬこのおっちゃんを造るなら、やっぱりこれもセットで造りませんとね〜。 いっしい・GDの作品の半分はネタで出来ています(笑) このうどん粉はあくまで「ぬこのおっちゃん」に付属する《オマケ》なのですが、キャストの量はおっちゃん本体よりも食ってます。ある意味こっちが本体でぬこのおッちゃんがオマケ? いつのまにかオマケになっていたのは俺の方だったッ!!! |
2体並んでますが、前述のとおり「おっちゃんをこねているうどん粉」はオマケなので、机は一個しか付属していません。 2体セットではなく、パーツ差し替え可能のコンパチキットと思ってください。 基本になる共通パーツは…机だ。(笑) |
造形に至る軌跡・完成に至る奇跡 |
2005年夏。オタクとしての意気が消沈仕掛かっていたオラはWFに行ってみることを思い立つ。 みんな、オラにちょっとずつオタク的元気を分けてくれ! WF上京の際、かねてよりネットで知り合いになり懇意にしていただいているゲル世界征服堂のG総帥さんにお世話になる。(おれさま様をはじめ、G総帥さんの知り合いの方々にもお世話になりましたが、とりあえずココでは〈立体造形での事〉についてのみ話を進めさせていただきます) WF会場で参加者からオタク元気を分けてもらった私は、自分もやってみたいなと思いながら帰途に着く。 2006年正月。休みに入るとなんとなーく何か造りたくなってくる。 版権モノはとりあえず面倒そうなので、版権ナシ、自分が好き、ウケをとれそう、可愛くつくらなくてはというプレッシャーがないことから「ぬこのおっちゃん」を選択。この時点でうどん粉も造るつもりでした。 とくに完成の予定も無いまま、以後スキを見てチマチマ作業。 2月。G総帥さんの造ったRIOが以後の版権取得は難しくなり、G総帥さんの「何か新作つくろうかな」という日記を目にする。 数々のとしあき達を悶絶させてきた虹裏ディーラー(?笑)、ゲル世界征服堂のG総帥さんが何か新作を造ると言うのだ。ネタ的にそろそろぬこのおっちゃんが来るかもしれない。いや私が造ろうかなと思ったほどだ。ネタ好きの(?笑)G総帥さんなら多分造るだろう。これはイカン。いや、イカンっつうことは全く無く、G総帥さんが造ることには全く問題が無いのだが、笑ってもらおうとこっそり造っていた私は、慌ててG総帥さんと連絡を取った。内容は「実は私はぬこのおっちゃん造っていたんですよ。だからG総帥さんは造らないでね♪」というもの。 馬鹿である。冷静に考えて、この場はネタがかぶっってしまったら引くのは私の方であるべきであるのに。 G総帥さんから返事が届く。 「あ、だ〜いじょうぶでぇす。かぶりませんよー。ええ。(伊集院風にw)」 どうも全くの杞憂だったみたいで。 3月。4月馬鹿祭りの為に忙しくなる。粘土出していると絵が描けないので全部片付ける。 4月。某プロレスゲームのエディットを利用して某猫耳宇宙人のMADビデオを作ることに傾倒。 5月。ハルヒに傾倒しつつ、造形再開。このころはまだ長門萌えではなかった。 6月。左手親指のデキモノを治療。圧迫、外傷厳禁のため造形中断。 7月。長門萌え。ぬこのおっちゃんは冬フェスまでに完成させればいいかな、とか思い始める。 G総帥さんに贈り物があったので連絡を取る。その際、今年の夏はまたWF来るんですか?という話になった際に「そういえばぬこのおっちゃんどうなりました?」と突っ込まれる。 ヤロウ、まだ覚えていやがった!と、まあそんな訳でございます(笑) 期待に応えるべく7月中盤からぶっとばしまして、なんとかWF当日までには完成に漕ぎ着けました。 本当に「なんとか」ってレベルですが。 型取・複製に関しては何分初めてのことだったので色々と勉強することだらけでした。 立体物をは実に5年ぶりだったのですが、その出来がどれだけ稚拙であっても、やはり目の前に質量をもった物質として形を作り出す、ってのは楽しいですね〜。 それがクオリティの高いものを作れるようになれば尚更だと思います。 (締切りが無く、部屋が散らからず、体に悪影響が無く、コストもかからなければ尚更なんですが(笑)) これを機にちょっと造形の方にふみこんでみようかな、とも思ってみたり。 なんて、例によって迂闊なことはあまり口走らないほうがいいよなぁ…。(笑) 2006.09 |
■参考資料・元ネタ■ |