トカ&ゲー

ノンスケール フルスクラッチ
00年 7月 製作



「ゆくぞゲー君、友情クロスだっ!」 「ゲッ、ゲ〜」

 荒野とジーパンのよく似合う、英雄と怪獣のどんなときでもひとりじゃない世界観をキレイさっぱり見事にブチ壊す、「WILD ARMS 2nd IGNITION」の影の主人公か、はたまたWA2の存在意義そのものかッ!イカした言語センスとのっぴきならないその頭脳でボクらの心をわしづかむ、心優しい科学の申し子、トカ博士とその助手ゲー君、人呼んで「トカ&ゲー」のお二人であるッ!

 JAF-CON IXの模型コンテスト参加作品です。WA2は非常に好きな作品です。が、僕としてはマリアベル様の召使い希望であるし、カノンの姐さんも好きなのですが、なぜに立体化するのがこのお二方なのか。
 立体化欲が騒いだんだよう。騒いじまったんだよう。



見捨てるのですか?万人に愛されておる我輩ですぞゲーッ、ゲッ、ゲツ、ゲゲ、ゲー
トカ ゲー

WA2は全体的に特撮の匂いが強いネタが多いのですが、登場する敵キャラが「怪獣」と呼称されている上、デザインが着ぐるみ風デザイン(中に人が入れそうなデザイン)だったり、有名な怪獣系デザイナーの人を使ったりしています。そこで、ゲーム中で唯一その世界観に属していないトカ&ゲーを「WA2が特撮作品だったら」というIfのもとに「特撮怪獣の着ぐるみ」っぽく作ることにしました。一応、偉大なるブルコギドンも製作していたのですが、7月も2週目が終わったあたりで「こりゃ間に合わん」となり、トカ&ゲーの完成のみを優先させました。その後ブルコギドンは完成させたのかといえば、それっきり手をつけていません。作ったほうがいいのだろうか?
 素材はほぼファンドで、ツメやトゲの類にエポパテを使用しています。ゲーの方が大きいのですが、ゲーが猫背であることと(一番高い位置は頭の付け根)トカの眉(?)が大きいため、どちらも人形の全高は約10cmです。僕はこのぐらいのサイズのフィギアが好きみたいですね。