Brocken G9

タミヤ フルカウルミニ四駆 1/32「ブロッケンギガント」





 「ブロッケンG9」です。(『ブロッケン ゲー・ノイン』と読むべし!)
 いい年こいた僕をミニ四駆の世界に叩き込んだ憎いヤツ、ブロッケンギガント。出会いはTVチャンピオンのプロモデラー選手権でした。「最近またミニ四駆とかはやってるのかー」程度の感想しか持たなかったのですが、「フロントモーター」と言う新デザインには大きく心を惹かれるものがありました。今までのマシンデザインを大きく覆すマシンなんてカッコイイじゃないですか(僕は「異形」のモノに憧れる傾向がある)。デザインも直線的で多面体構造っぽく、無骨なデザインで好み。しかも名前が「ブロッケンギガント」。ドイツ機?(笑)
早速欲しくなりましたが、市場販売はまだ先だということ。当時僕の周囲でレッツ&ゴーが徐々に流行りだしてきてミニ四駆ブームも火が付き、「いっしいも何か買ったら?」とか進められ、「ブロッケンギガントが出たら買う」とか言っていました。
 で、いよいよ発売。異様に平べったく、IV号駆逐戦車とか連想してしまいます。「これはドイツ軍のマシンなんじゃあ〜」気付けばこんなマシンが完成してました(^^;
肉抜きだ軽量化だと周りでやってる中、サフ噴きの上から塗装、各種ウエザリング(退色、サビ、オイル等)を施し、挙句の果てがフロントカウル左前の「ダメージ表現」。ラッカーパテで盛り上げてます。
周りからは「何やってんの」とか言われまくりでした。
当然(?)仲間内では最遅マシンでしたね。






     ▲前から
アルミ製可動フロントローラーがこれまたフロントカウルにあたり、ライト部のシール剥げまくり。普通の人はフロントカウル外すようですね。えー、なんでー。もったいないじゃん。せっかくカッコイイのに。






    ▲後ろから
コーナーリングの際にリアウイング(?)がフェンスにこすれて塗料が剥げるのですが、剥げた所から真っ赤な下地が見え、血みたいで妙に気色悪いです。