720×128劇場 ななにーまるのいちにっぱげきじょう

■2005年 7月〜 ■


2005年 7月

地獄大使
「仮面ライダー」第79話「地獄大使!!恐怖の正体?」より地獄大使の断末魔。

ショッカーを裏切ったかと思われた地獄大使だがそれは作戦だった!
偽の裏切りをライダーが看破できぬのも無理は無い。
この偽裏切り作戦は地獄大使本人しか、首領ですら知らない、
自らの命を囮にライダーの信用を得る捨て身の作戦だったのだ。
自分の処刑を助けに来てくれると、ライダーを信頼しての狂言謀反。
なんと凄まじい。
罠だった事をあかし、ライダーに襲い掛かる地獄大使。



日本支部の放棄、ゲルダム団との結託、新怪人の投入…。
最高幹部であるはずの自分すら知らないところで次々決定される首領の意思。
度重なる失敗からの首領の不信、粛清の運命が待つ旧ショッカー残党。



しかし地獄大使は叫ぶ。
「ショッカーに裏切り者などはおらんのだ!」

ガラガランダへと姿を変え、命を賭した作戦でライダーに挑むも敗北。
その命果てる前に地獄大使の姿へと戻り、己の鉄の忠誠心を空高く叫ぶ。
「ショッカー軍団、万歳!」と。


2005年 8月

寺山修二
寺山修司さんの「墓場まで何マイル?」より。


そして1982年9月1日、朝日新聞夕刊に「懐かしの我が家を」発表。

寺山修司 懐かしのわが家

昭和十年十二月十日に
ぼくは不完全な死体として生まれ
何十年かゝって
完全な死体となるのである
そのときが来たら
ぼくは思いあたるだろう
青森市浦町字橋本の
小さな陽あたりのいゝ家の庭で
外に向かって育ちすぎた桜の木が
内部から成長をはじめるときが来たことを
子供の頃、ぼくは
汽車の口真似が上手かった
ぼくは
世界の涯てが
自分自身の夢のなかにしかないことを
知っていたのだ

その8ケ月後の1983年5月3日、
昭和十年十二月十日から
四十七年と一四四日かかゝって
『完全な死体』となられました。




2005年 9月

サルゲッチュ3

「サルゲッチュ3」の女の子主人公、サヤカちゃん。
アイドルでツインテールの小学四年生です。
アキエお姉さんの新発明、「バケルギア」で
ファンタジーナイト、ワイルドウエストキッド、ミラクルニンジャ、マジンダンサー、
ドラゴンカンフー、ゲッチュマン、ピポサルに変身!
それぞれの特技を生かした必殺技でピポサル達をゲッチュ!

個人的にはドラゴンカンフー好きですね〜。次いでミラクルニンジャ、ですかね。
いやいや、ファンタジーナイトの黒タイツもなかなか…。

ピポサル変身のばかでかい頭の口の中から覗いている顔と背中のチャックが素適です。
それで変身と言い切りますか!(笑)





2005年 10月

あそびにいくヨ!

神野オキナ氏の「あそびにいくヨ!」7巻より
『真っ平らの艦首になぜか日本語で「ぬこ」という巨大な浮き彫りが刻まれていて、
印鑑のようなのに、船体そのものは未来的なソリッドデザインに三門の三連砲塔、
ところが船尾になると大航海時代の帆船のキャビンを思わせる典雅な彫刻がほどこされた』
戦艦(?)に載っているアシストロイドです。

「顔にサンマ傷」とは一行も書かれていませんけれども、たぶん、まあ(笑)

ダジャレ好きな僕の脳にクリーンヒットしたのですけれど、
そろそろ北の湖をしらない世代も多いのでは、と若干不安に。
背景に浮世絵風の波飛沫を入れましたが、
右の方に浮世絵風の力士の絵をいれれば良かったなと今更ながら思います。

彩色は放電映像氏を目指しましたが、まあ、目指しただけです。(涙)
舵輪の作図に若干労力をつかってたり。




2005年 11月

仮面ライダー アマゾン

「仮面ライダー アマゾン」よりアマゾンとマサヒコ。

未開の地より、一人文明の都市の中に放り込まれた野生の青年「アマゾン」。
多くの人間が彼のその奇異な姿や言動に拒絶・排斥を示すのですが
純粋に「人間」を見ることが出来る少年はアマゾンが信頼するに値する存在であることを理解できます。

文明を拒絶するアマゾン、未開人を拒絶する文明社会。
その両者の架け橋となる文明の排他性に犯されていない文明人である子供によって、
(熱い血潮がその身に流れるおやっさんも忘れてはいけませんが(笑))
文明社会がアマゾンを、またアマゾンが文明社会を、お互いを認めるともに
アマゾンがヒーローとして成長していくドラマを作りたかったのかとも思います。

敵獣人との交流があるというのも面白かったですね。
お互いを外見や立場で判断せず、言葉でのコミュニケーションは難しくとも
「心が通えば解り合える」仲というのが、美しいですね。

なんだかんだいいつつ私がアマゾン好きな一番の理由は
「フォルムがカッコイイから」だったりするんですけども(笑)




2005年 12月

ツインビーパラダイス

ラジオドラマ、ツインビーパラダイスより
パステル as 椎名へきる  の
操縦桿(そうじゅうかん)を「そうじゅうさお」を読み間違える伝説的NG。

へっきーはこの頃が一番輝いていた気がする。
マリ姉もこの頃が一番輝いていた気がする。
コナミもこの頃が輝いていた気がする。

ちなみに下品なこと考えちゃう人は
自分が下品な証拠だぞ!

ところで下品な事って何?




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