小野寺あやの Ayano Onodera

岩手県盛岡市生まれ。4歳よりクラシックピアノを始める。クラシック音楽や映画音楽などに囲まれて育ち、ショパンとモーツァルトをこよなく愛する。1996年東京にて、日本を代表するギタリスト宮野弘紀氏との出会いから作曲、コンサート活動を始める。

2003年ファーストアルバム「水の響き」をUtoUto Musicよりリリース。「おくゆかしく凛とした響きに貫かれ、一度聴いたら忘れない」(Music Magazine 2003/12) など高い評価を得る。都内のライブハウスの他、築地本願寺、宮ヶ瀬ジャズフェスティバルなどで演奏。

2004年秋、セカンドアルバム「希望」を発表した後、より自由で開かれた音楽を求めてパリに渡る。声楽を学ぶ一方、ジャズ、ワールドミュージックなどの音楽家と交流を深め、アルフォンソ・パシン、ギエルモ・ベナヴィデスらとグループを結成。 Ayano Onodera Trio として パリの名門ジャズクラブ Sunset-Sunside に出演。ブルゴーニュ地方オータンでの弾き語りコンサート、パリ・コンランショップのイベント、パリ日本大使館主催によるコンサート "Résonance de l'eau" などで好評を博す。また、これまでの2作品がフランス全国で発売になる。

2006年夏、ロマンヴィルでサードアルバム「心から - En toute intimité」を録音し、2007年5月発表。帰国後は東京とパリを拠点に、都内のライブハウス出演、東京オペラシティ近江楽堂でアコースティック・コンサートなどを行う。

シンプルな中に美しいものを凝縮した「水のような音楽」を追求しながら、メロディと日本語にこだわったオリジナルの音楽を作り続けている。