第14回 Progressive Rock Live初体験 「King Crimson THE CONSTRUKCTION OF LIGHT TOUR 2000」

 時は108日、渋谷公会堂、どんな変わった服装の人が多くいるだろうとの予想は見事に外れた
普段着やスーツ姿の率が非常に多い、まるでクラシックの鑑賞に来てるような紳士まで。
年齢層は今までとは段違いに高い。開演は
5時、普通開場時間だぞ、その時間は!

 我々は
4時半頃会場に到着、早速グッズを買おうと思ったが、そこには長蛇の列、しかし、パンフが
高い(
2000円)、そして無意味な?グッズ、リトグラフなんて何にするんだ?しかも高いぞ
さすがプログレ
 席につくと既に
45分。流れるSEは幾分宗教的な環境音楽
 
50分に最初のアナウンス。え? on time? さすが

5時を少し過ぎた頃、メンバー登場、一度ステージ中央に皆が集まり、気合を入れている
立ち位置は中央にエイドリアン・ブリュー(
Gkey)、後ろにパット・マステロッソ(Dr
左にトレイ・ガン
(Stick)、そして右側にフィリップ翁(G)、そして始まったのはいきなり「RED」、これには会場が一気に沸く。

ブリューはプログレという言葉から受ける印象とは裏腹に、明るい表情、動きを見せ
ガンは仁王立ち、これがめっぽう格好良い、足が長いっていいなあ・・・
マステロッソは大きな動きでビートを刻む、今回、予想通り
V-DRUM(ROLANDの電子ドラム)を効果的に使い、ポリリズム等を形成していた
そしてフィリップ翁は高い椅子に座り、指揮者の如くステージ中央を向いて黙々と演奏する、ライトも殆ど当たる事なく
いまいち2階からは何をしているかは細かくは分からなかった。

 さて、演奏であるが、ガンのモチベーションがいまいち低い気がする、モニターの調子でもおかしいのか、やたらとアンプをいじったり
マステロッソのところに行って何やら呼びかけている様子だった、あと、ブリューの歌がCDに比べいまいちの気がした
ただ、これは自分の予想より、と言う事での中なので。
 
CromsonLive初体験の僕だが、前日かなり遅くまで友人と語っていたこともあり、寝不足であった上、最近の曲についてはそんなに知らない
静かな曲やインタープレイ中寝てしまうのでは?開演前は思っていた、案の定、2本のギターアルペジオが刻一刻パターンを変えていく部分では
眠気を覚えた、しかし、タイミングの良いところで展開ががらっと変わる。
これは
Live全体でも言え、緩急をつけた曲構成は僕を飽きさせる事無く進んで行った。
 あと、マステロッソのドラミングが特徴的であった、ビートが非常に「楽しい」という感情を与えてくれた、まるでダンス・ミュージックの如くである
但し緊張感を削ぐという風では無い。テクについては当然申し分無く変拍子等バシバシ気持ち良い所で決めてくれる。さすが元
Mr Mister
 演奏中で感じた事だが、Crimsonの音楽の情景は間違い無くフィリップ翁のギターによって変わると言う事である、今回はギターシンセもふんだんに使って
pianostringswind系のサウンドで情景に色を付け、時に突然の理解不能ギターリフで観客を混沌に落とし入れる。
そのリフが無ければ単なる
ROCKがそのリフ一つで混沌へと一瞬にして変わる様、そして単なるとはいえその中に非常に高い技量が備わっている事
これが
Crimsonの音楽の一つの鍵なのかも、そう思った

 曲順は調べて転載したため自分の記述ではないが、「
VROOOM」で終了、観客から大きな鳴り止まない拍手が起こり
そしてアンコール。だが、なぜかブリューが出てこない、結局、ブリューなしで
Deception of the Thrush」を終えてしまい、その後は「World Is My Oyster Soup Kitchen Floor Wax Museum」でLiveは終了した
結局、1時間50分ぐらいの構成だった

 総括してみれば、身構えて臨んだものの、非常に「楽しい」
Liveであった、曲を知らなくても十分楽しめるぜひぜひプログレが「怖い、よくわかんない」
と思っている方々にぜひぜひ一度見て欲しい内容だったと思う(「もっと緊張感が欲しい」と言う意見もあったが)
今週末、中野サンプラザで追加公演があるらしい、
Crimsonは常にメンバーが不安定な為、この面子が続くかどうかは神のみぞ知る、ぜひ体験してほしい


10月8日 渋谷公会堂 King Crimson 「THE CONSTRUKCTION OF LIGHT TOUR 2000」
01. Red
02. Frame by Frame
03. The ConstruKction Of Light
04. Into The Frying Pan
05. FraKctured
06. improvisation"Seizure"
07. One Time
08. Lark's Tongues in Aspic part IV
09. Coda: I Have a Dream
10. Cage
11. Elephant Talk
12. VROOOM
E-1 13. Deception of the Thrush (ProjeKct 3)・・・ブリュー抜き
E-2 14. World Is My Oyster Soup Kitchen Floor Wax Museum


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