顕家様ってどんな人?


 歴史上の人物の性格は、記録として残っているその人の事跡から、後世に生まれた私たちが、勝手に想像するしかありません。
ですので、私たちが抱いている人物像と、実際の人物はもしかしたら、かなりかけ離れた性格なのかもしれません。
(中には、随筆や日記に人物評が書かれている方もいらっしゃいますが・・・)

 顕家様についても、もちろん同様で、あの昇進の早さや、陵王の華麗な舞い、16歳にして奥州を統治したことなどから、美しく、怜悧な天才・・・のイメージを持ちがちです。
 しかし、顕家様の上奏文の最後の方でに「もし、改められなければ、官を辞し、山林に隠棲する」と、脅しとも取れそうな文を書いていたり、おそらく自筆と思われる静岡県の三嶋神社への寄進状の太い字体を見ると、顕家様は“静”ではなく“動”の印象が湧いてくるんです。

 顕家様が、日々、日記を綴っていた方なら性格も想像がつきやすいと思うのですが、そんなものがあるなんて聞いたことがないし、せめて、顕家様が詠んだ歌が何首か残っていれば、少しは掴めそうなんですが、それも見たことが無い・・・残念だ。

 てなわけで、今、分かっているデータで顕家様の性格を勝手に想像してみよう!と言うのがこのページです。


さて、世の中には、血液型占い、星占いなど、いろんな占いがありますが、とりあえず名前と生年月日が分かっていますので、これらから想像してみましょう!