♪ イメージソング? ♪
北畠顕家 編
別冊歴史読本 『日本史の名言・名セリフ224』(新人物往来社)に顕家様が載っていました。
顕家様の名言として挙げられていたのは、北畠顕家奏状からの抜粋で、『書は言を尽くさず』でした!
う〜ん、この選択は、顕家様ファンの管理人としては、いまいちです。
確かに顕家様は、この上奏文で、建武の親政の欠陥を批判し、顕家様の政治思想に基いた改善策を7ヶ条にわたって述べられています。
その最後に“書は言を尽くさず”と書かれていますので、「この上奏文が自分の言いたいことの全てではない」という顕家様の心情をよく表しているとは言えます。そういう意味では、この一文は適切な選択だったかもしれません。
しかし、“書は言を尽くさず”は、顕家様自身の言葉というより、『易経』の“書は言を尽くさず、言は意を尽くさず”を引用したものと私は思っていますので、顕家様の名言もしくは名台詞として掲載するのでしたら、顕家様自身の言葉を選んで欲しかったですね。
そんなことを考えていた時に、『茨の海』(鬼束ちひろ)を入手しました。
初めは、曲の盛り上がりに欠ける感じがしたので、「期待はずれ〜」と思っておりましたが、サビの部分の
〜貴方の放り投げた祈りで 私は茨の海さえ歩いてる 正しくなど無くても〜
(『茨の海』より)
この、“祈り”を後醍醐天皇からの“綸旨”または“命令”に置き換えてみると、あ〜ら不思議!(笑)
歌詞全体が顕家様の気持ちを代弁しているように聞こえるではありませんか!
更には、「おお!これは、顕家様が上奏文を書く決意をするに至るまでの気持ちに合うのでは!?」
と思うようになり、顕家様イメージソングに決定いたしました!(笑)
今では、顕家様に感情移入するあまり、涙するほど、すっかりハマっております(笑)